ショックと言う言葉の定義についてはNo.5サンのおっしゃるとうりです(下記URLを参考にしてみてくださ)。一般の方はやっぱりびっくりして死んじゃったというイメージが強いようですね。ショックという言葉よりも日本語で急性循環不全と言ったほうが誤解は少ないのにと前から思ってました。
ただショックの分類の1つに神経原性ショックというものがあり、これは一般の方が想像されている物に近いかもしれませんね。出血性ショックに関して言えばびっくりしたとかは全く関係ないです。
原因として多いのは消化管出血、交通外傷による臓器損傷など。そして意外に多いのが婦人科領域の出血、それも産後の大量出血ですね。私は職業がら2‐3日に1回は出血性ショックの患者さんを診てましたが、搬送されたときの状態によってはどんなに頑張っても助からないこともあります。
ちなみに、わたしは、この仕事をするようになって知人にはお産は大きい病院でしたほうがいいよと啓蒙するようになりました...。