寺を継がなくてはならないのですが…
長男でして寺を継がなくてはなりません。しかしその寺と言うのがド田舎の小さい物でして、檀家の数も少なく兼職なしではやっていけないという物なのです。
親戚も檀家も母も皆継げというのですが、どうも私は何とも言いかねています。それというのも継ぐメリットがないからです。それだけでは生活できないのです。公務員と兼職すればと皆言いますし、実際前代はそうしていますが、私は理数力が崩壊しており教養科目を通過するのは恐らく不可能です。最近はコネ採用も淘汰されていますし、企業に入ったら継げない事など目に見えています。資格を得て事務所を開くというのも、こんな過疎地域では食いつなげません。
兼職は自分の考えられる範囲ではできませんし、継ぐメリットも考え付く限り無いです。
これはさっさと断ってはっきりさせた方がいいですよね?私も将来的に自分の利になるようなことがあって、継いで良かったと思えることが無いと辛い修行に赴く気も起きませんので。
親戚も檀家も母も恐らく世間体や、見知った人間が住職の方がいいという悪く言えば独り善がりな考え方で言っていますので(こちらのメリットが無い以上、善意でないと判断せざるを得ません)そこをどう納得させて断るか…。皆さんはどう断りますか?
また身近に企業にて兼職をしておられる住職さんが居る、或いはそういう住職さんが見ていらしたら状況やメリットをお教え願います。
寺の人間のくせに金ばかりかと思われるでしょうが、あのような厳しい修行を乗り越えてそれでも尚貧乏というのは絶対に嫌です。苦労してそこそこの大学に進学もしましたし、そう終わりたくはありませんので…。