happachanさん こんばんは
20代の薬剤師です。
本当に疥癬だとしたら、体内に疥癬虫と言うダニがいる事にになります。この疥癬虫とその卵を駆除しない限り治癒しません。(つまりボツボツが消えないと言う事です。)
皮膚科に行かれているのであれば、多分疥癬虫を殺虫できる外用剤が処方されていると思います。使い方ですが、症状のあるところだけではなくて、顔、頭をのぞいて耳の後ろから全身に、お股もふくめ、指の股、爪の先まで余すところなく塗るのです。中々治らない人は、塗り残しがあるためとさえいわれています。この様な薬の使い方をすれば、じきに良くなるはずです。
重症の疥癬の場合は、内服薬を使う場合があります。但しヨーロッパでは保険適応が取れているのですが、日本では疥癬に対しての保険適応が取れておらず、もし使うとしたら自費扱いになってしまいます。もし内服薬を希望なら、皮膚科医に相談と言う事になります。
疥癬は皮膚を接する事で感染します。したがって昔は性病の一種と言われていました。最近は高齢の寝たきりの患者さんから拡がることの方が多い様です。したがって家族に長いこと寝たきりのお年寄りがいる場合は、肌を触れる様な介護は避けるべきです。
疥癬単独の症状なら、特徴的な皮疹と痒みがありますから判別は簡単なのですが、その上に二次感染と言って違う皮膚病がプラスされている状態ですと判別が難しくなってきます。ですから、本当に疥癬であるのかどうか、違う皮膚科で判断されるのも方法かと思います。
お礼
詳しく教えて頂いて有難う 前途多難ですが頑張ってみます