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演歌とポップス
下記の質問を見て気になりました。 http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=1245175 石原裕次郎は演歌だったんですね 演歌とポップスの線引きってあるんですか?
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演歌とポップスを分けるのはメロディーとリズムの違いであると思われます。 三部形式は演歌の特徴というより高度成長期以降の歌謡曲全般の特徴といったほうがよいかもしれないと思います。 おそらくカラオケの普及が絡んでいるだろうと思われます。
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- 安房 与太郎(@bilda)
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この設問は、なかなか即答しにくいのですが……。 裕次郎は、一見モダン・ボーイですが、兄の慎太郎とともに、戦前の 封建的な文化を受けつぐ、ふつうの良家のお坊ちゃん育ちです。 つまり、裕次郎自身は、小学唱歌やド演歌しか歌えなかったのです。 あいまいな音程と、間のびしたリズム感で、西洋風のポップスを唄う のは無理なのです。しかし、このことが不滅の人気を得る条件でした。 とりわけ、ジャズ・ドラマーに扮した《嵐を呼ぶ男》では、どうにも 格好がつかないので、怪我をしたことにして、でまかせの歌を唄わせる という奇想天外の脚本で、まんまとファンをあざむき熱狂させたのです。 <PRE> 19560712 独白風《狂った果実》石原 慎太郎・詞/佐藤 勝・曲&編曲 19571229 音頭風《嵐を呼ぶ男》井上 梅次・詞/大森 盛太郎・曲/河辺 公一・編曲 19640103 唱歌型《赤いハンカチ》萩原 四朗・作詞/上原 賢六・作曲/塩瀬 重雄・編曲 19670311 ド演歌《夜霧よ今夜も有難う》浜口 庫之助・詞&曲/山倉 たかし・編曲 </PRE> はじめは若かった初期のファンも、彼とともに年をとると、旧時代の 文化にもどります。だれもが歌えるような、自然な小学唱歌風の代表作 《赤いハンカチ》で、ファンの年代を一挙に拡大しました。 しかし、映画の宣伝イメージはモダン・ボーイのままなので、つねに 新鮮な要素を要求されます。歌い手と聴き手はそのままで、テコ入れを 迫られ、ポップスの作詞作曲者を起用することになりました。 その結果、フォークの第一人者であったハマクラこと浜口 庫之助が、 裕次郎に唄いやすいような“ド演歌”を作詞作曲することで、めでたく 起死回生の大ヒットが生れたのです(おそるべし、業界の知恵!)。 いわば「演歌とポップスの線引き」は、聴きての予想どおりに進むの が演歌で、ときどきハッと変化するのがポップス、ということでしょう。 (ロックで、聴き手が失神するのは、変化について行けないからです)
お礼
回答ありがとうございました。 演歌で○年ぶりとかって言うからには確かな線引きが出来ているのかと思いました。
お礼
回答ありがとうございました。 最近の音楽の細分化って結局はいいかげんなのかもしれませんね