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オペラ座の怪人のサルノオルゴールについて
オペラ座の怪人の中で,なんとも言えない情緒ある響きを奏でたサルのオルゴールが出てくると思います。 これは,どういう意義を持つものとされているんですか? 私は,ミュージカルしか見たことがないからかもしれませんが,ファントムとのそのオルゴールの関係もよく分からず,また,芝居中,どういう意義で登場しているのかもよく分かりません。 なお,最初のシーンのオークションに出ていることは知っています。
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♯1です。 黒いリボンがついたバラは、ファントムがクリスティーヌに贈るものなのです。 初の舞台(カルロッタの代役)が終わり楽屋に帰ると置いてあったのですが、その時は「Angel of music」の正体がわかる伏線として。 「ALL I ASK OF YOU」でクリスティーヌとラウルが愛を確かめ合っているうちにクリスティーヌの手からバラが落ちる。 2人が去ったあと物陰で聞いていたファントムがバラを拾い上げ、手で粉々に握りつぶす。その後「許せーん!」と言う感じでオペラ座の屋上で吼えるファントム(笑) 舞台にはないエピソードらしいのですが、オペラ座での過去の出来事がすべて終わり、オークションで落札したオルゴールをクリスティーヌの墓に持っていく老ラウル。 ふと見ると墓にはバラに黒いリボンと、指輪が通されたものが置いてある。 このバラの意味は、明確な答えはなく見ている私達があれこれ想像するのですが、これまでの一連の物語を見てきた人には涙涙の演出である事には間違いありません。 映画は舞台では中々表現できない細かい演出があるのですが、それがオルゴール・バラ・指輪なんですよ。 指輪もラウル→クリスティーヌ→ファントムが怒って取り上げる→クリスティーヌに返す→(左の指にはめながらファントムに近付きキスをする)→ラウルと去る前にクリスティーヌがファントムの手に握らせる。これも、3人の心の動きを表しているのです。 解釈の仕方は、人によって違う。見る人の想像力で補うと言う所は舞台よりは少な目ですが、オペラ座の怪人の魅力でしょう。 ちなみに私は映画を3回見て、サントラを2枚組(セリフや効果音入り、輸入版)と1枚のもの(主要な歌のみ、和訳解説付き)、パーフェクトガイド(DVD付き)とオペラ座には大分つぎ込みました(^^ゞ
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- azzaro
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ネタバレでいいんですよね? 映画でファントム(エリック)の幼少時代のエピソードが出ます。 そのときに唯一の愛用品と言うか心の友(笑)が、猿の人形だったのですが、それをモチーフとしてオルゴールを作ったようです。 曲は「マスカレード」 何もかもがぶち壊しになり、クリスティーヌをラウルの渡したあとに、一人取り残されたファントムがオルゴールのマスカレードに合わせて歌うシーンは、私は号泣でした。 ただオペラ座から消える時に、それを置いて行ってしまうので、オークションに出たのだと思います。 冒頭のオークションでラウルが落札して、手にしたときに「彼女に聞いたとおり」というくだりがあるので、クリスティーヌはオルゴールがファントムの大事なものだと知っていたのでしょう。 映画版「オペラ座の怪人」の中で、猿のオルゴールと黒いリボンついたバラはファントムの心を表す重要アイテムだと思います。
お礼
回答ありがとうございます!回答を読ませていただいて,ジーンときてしまいました・・・。そういう流れだったんですか!教えていただいて,本当にありがとうございます。 もしよろしかったら,黒いリボンついたバラについても,意味を教えていただけないでしょうか。勝手を申し上げてすみません。どうぞよろしくお願いいたします。
お礼
とても丁寧に教えてくださり,ありがとうございます!感謝感謝です。 私も,パーフェクトガイドを購入して,勉強することにします。色々と深そうですね。 本当にありがとうございました。