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お墓参り
私は数年前にお墓を購入しました。 ですが、お墓に入っている人はいませんので、お墓参りと言えば実家の方で済ませていました。 自分のお墓はほったらかし状態です。 最近突然疑問に思ったのですが、お墓に入っている人がいなくても、自分でお墓を持っている以上自分のお墓にお参りする方が正しいのでは??と思いはじめました。 一応分家という形でのお墓の建造ですし、実家と宗教が違うのもお墓購入の動機でしたので実家のお墓とは全然違う所に建てています。 この場合はやはり自分のお墓を優先にするべきなのでしょうか?
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お墓参りというものが、世間の文明の変化とともに、変わってきましたので、歴史的背景を申しあげますので、ご自分で、お考えください。 歴史的には、昭和初期あたりまでは、土葬がほとんどでしたので、OO家の墓というお墓は、少なかったです。 物理的に、おじいさんが亡くなって、同じ場所におばあさんを埋葬することは、出来ない(つまり、埋葬後、30年以上たたないと、前に埋葬した、棺おけやお骨、遺体などが、再び、出てきてしまう。ので、墓守という人がいて、どこの土地に、誰をいつ埋葬したか、記録を取ったり、頭で覚えていて(経験的な代々の言い伝え)によって、次に埋葬する場所を決めていましたので、どこに埋められるか、その日でないと、決められないし、OO家をまとめて、埋葬する場合は、相当な広さの墓地を持っていて、予め、こどもが生まれたときに、この辺に遺体を埋める予定としてあけておいて、埋めたようです。 戦後、高度成長と共に、江戸時代の墓地による戸籍管理(過去帖)から、出生時の産婦人科医による戸籍管理(出生証明)に変わり、また、遺体を埋めた土壌が、伝染性病原菌で汚染され、近所の井戸、河川が、汚染されることを防ぐため、すべて火葬埋葬に変わってきました。 火葬斎場では、骨つぼの規格を決め、そこに入らない骨は、斎場にて合葬、合同祭祀処分となりました。 当初、材木、まき類で、1晩かけて焼却しておりましたが、だんだん、燃料が、重油、灯油、プロパンガス、天然ガスと変わり、現在は、早いところで30分で、1体を焼却し、骨つぼも、首からさらしで釣って持ち歩く、 0号の大きさから、5号より小さくなってきています。 (別な意味で、3つ程度に骨壷を分ける場合もありますが、ここでは省略) よって、石塔墓の内部に、数体のお骨を入れることができるようになり、都市部の土地不足と人口増に伴い、長兄相続の戸籍に従う、OO家の墓なる世論が一般的になってきました。よって、次男以降、新家は、新しく墓石を建立することになります。 ここで、本題ですが、農耕民族は、元から、先祖崇拝という信仰がベースにあり、そのベースの上に、仏教、神道、キリスト教などが、存在するのが日本人の民族思想なので、お墓にこだわる訳です。 これは、そこに、現に、祖父、祖母の遺体が埋葬されているのでなく、なにがしら、因縁のある土、遺骨、遺品等を埋葬することにより、太古よりの自己の家系の遺伝子が、保全され、末代にその遺伝子やOO家の家訓やルールを受け継ぎ、OO家が子孫繁栄、成功してほしいとの、意味で、OO家の墓を墓開きするのです。(これは開眼供養といってお祝いことです) よって、何も埋葬されていない、石塔も、先祖に供養し、子孫繁栄を祈る、家族繁栄思想のよりどころとして、お参りするわけです。 なお、今日は、家族、家庭の崩壊現象に伴い、嫁は、ご主人の墓には、入りたがらない、個人墓思想が、トレンドになり、***さんの墓とか、趣味のグループ合同墓、独身女性のグループ墓など、墓の設立の精神根拠が、変わりつつあります。 根源の墓とは、個人1人に対し、1人の、木柱墓と言うのが、基本でしょう。 江戸の時代劇の墓のシーンをみると、木の柱が立ち、OO**居士霊位とか木の柱が、建立される訳ですが、この木の柱が腐れば、埋めた遺体も土に帰って、無くなるという目安でもありました。 ************ 結論、生きている者の精神安定のため、先祖のおかげで、今日の自分があり、自分の頑張りで、未来の子孫があるという、本人の精神訓練場としての、墓石建立ですから、お骨の有無に係わらず、先祖代々供養としてお参りする対象でしょうね。 お参りされないなら、建立すべきでなく、未来の自分にお参りする考えもあり、生きているうちに墓石を立てる風習も太古よりあり、これを寿陵といいます。有名ところは、ピラミッドですね。
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- sango15sigo20
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NO3の者です。度々すみません。 下記の下部分 「宗教の違いやご家庭の事情などもあると思いますがあまり拘らなくていいのでは?」 は、質問者様にこういう事情があるという意味ではありません。 宗教や家族親族の違いでいろいろとお墓参りの仕方も違いますものね。 と、言いたかったんです。紛らわしくてすみません。
- sango15sigo20
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私の所にもまだ仏様がはいっていないお墓があります。 両親が所謂分家という形でつくったもので幸いにまだ健在ですがいずれは両親がはいり長男家族が続いていくと思います。 今はもちろん花とかお線香も供えていませんしお参りもしません。そのままです。 時々掃除はやっているようです。 お墓参りは本家代々のお墓とか他の分家さんの所に参るようにしています。 宗教の違いややご家庭の事情などもあると思いますがあまり拘らなくていいのでは?こういうのは気持ちですものね。
お礼
お返事有難うございます。 宗教の違いは、特別気にしていません。 実家のお墓も大事なので、このまま出来るだけ墓参りをして行きたいと思っています。 自分の墓は、せめて時々は掃除をするべきでした。 今後は、もっと大事にして行こうと思っています。
- ABWHITE
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こんにちは。私は、特別その方面に詳しいわけではなく、普通の主婦です。ほったらかしとはどの位の期間ですか?墓石もあるのですか? あれば、年に最低2回は墓石の掃除をしないと、汚れが落ちなくなります。 また雑草などの草むしりを管理費でやってもらえればよいですが、なかなかしてくれる所は少ない様です。 うちの場合、主人の母のお墓が東京の○○市に。私の父は都内にあります。 本来、嫁いだ後は、夫のお墓参りが優先となるのが一般的だと思いますが、お墓の場所柄・・主人のお墓は霊園の多い場所なので、春分の日・秋分の日は道路も大渋滞でまったく動かなくなり、子供連れで行くにはとても大変です。なので、いつもその一週前に行っています。 うちの実家のお墓は、都内で特にその時期も交通が変わらないので、いつでも行きやすいので日に拘っていません。 どのお墓を優先して、春分の日だからどちかにとかあまり深く悩まなくても良いのではないでしょうか。
お礼
お返事有難うございます。 お墓は購入した当初は数回見に行きましたが、掃除はしていませんでした・・ 草むしりなどの手入れは管理をして頂いているので、心配ないのですが、自分で建てたお墓を粗末にしていた様です。 今後は実家の分も含めて、もっと大事にして行きたいと思っています。
お礼
お返事有難うございます。 お墓についてのお話、大変興味深く読ませて頂きました。 今度からは、実家のお墓以上に私のお墓の方もお参りをして行こうと思っています。 有難うございました。