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なんで書籍には印刷会社や製本会社の名前がのっているの?
書籍には、奥付に出版社以外に、印刷会社や製本会社の名前が印刷されています。これって必要ないんじゃないですか?一般の商品を考えた場合、最終的に責任を負う製造または販売会社の名前が記載されるだけで、下請で実際に作成している会社の名前はないですよね。印刷会社などはいわば下請に相当するとおもうのですがなぜ書籍に記載されるのですか?
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印刷所や製本所の表示は、用紙の配給統制の名残です。 米を買うときは「米穀通帳」を提示し、食堂では「外食券」を添えて 注文したように(現在の「健康保険証」のようなシステムです)。 発禁処分のような実力行使では、印刷物そのものの保管場所が重要で、 これらを表示しない出版物は闇の怪文書であり、ただしく表示した版元 だけが(のちの老舗出版社として)認知されたのです。 このような戦時中の生活体験をもつ旧世代(七十歳以上)の人々は、 いまでも言論統制について(ぎごちなく)両極端に反応します。 (多くはネットのプロバイダーを、出版社と混同しているようですが) 印税徴収を容易にするための認印や、個人情報であるべき自宅住所を 明示する慣習も(ステータスとして)ごく最近まで継承されています。 ネットの潮流は、たぶん知的所有権も、ご破算にする勢いなのです。 なお、非課税となる売残り在庫は、いまも製本所で確認されています。 ↓《知っていますか? ~ 本の奥付あれこれ ~ 》
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- dtp_tips
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回答No.1
昔の名残みたいですよ。 閑だったので、検索してみました。