過給器について

質問

過給器は、どのような役割をしているのですか。
それと、過給器は、なぜタービンを回しただけでパワーが出るようになるんですか。

回答No.5

kitisan25 · ベストアンサー

一般の乗用車につかわれている過給器はターボチャージャーとスーパーチャージャーがあります。（本当はスーパーチャージャーというのが過給器という意味で、ターボはターボ式スーパーチャージャーというのが正しいです)
どちらも目的は同じ、たくさんの空気をシリンダー内に強制的に送り込み強い爆発を起こしてより多くのパワーを得ることです。
それぞれ違うところは、ターボが排気ガスの圧力を利用してタービンを回すのに対して、スーパーチャージャーはエンジンの回転を利用して機械的にコンプレッサーを回すことです。
ターボの利点は、本来捨てるエネルギーを利用してますので効率がよくより大きなパワーが得られることで、難点はアクセルを踏んでもすぐに排気圧が立ち上がらず、パワーが上がるのがワンテンポ遅れるいわゆるターボラグがでやすいこと。
スーパーチャージャーの利点は、タイムラグのないパワーの立ち上がりが得られることで、難点はスーパーチャージャーを回すことにエンジンのパワーの一部を食われるので、エンジンの回転をあげた場合にパワーロスが馬鹿にならないことです。

回答No.6

hyt_ito

役割としては，無理やりエンジンに空気を送り込んでパワーを上げる，といったところでしょうかね．

仕組みとしては，タービンは2つの部屋に分かれてて，エンジンから出て行った排気ガスをタービンの片側の部屋に通し羽を高速回転させます（たしか10万rpmは越したような），これによってその羽と同軸にあるもう1つの部屋にある羽を回し空気をガンガン送り込む，といった感じでしょうかね．ちなみに，送り込む空気は冷たいほうがよいのでインタークーラーで冷やします．
これによって燃料と空気の混合気が格段に増えてパワーが出るようになります．おかげで燃費は悪くなってしまいますが．

同じように無理やり空気を送り込むものとして，スーパーチャージャーってのがあります．こちらはエンジンの回転を利用したものです．

回答No.4

fullahead

過給機には機械的に動かす物と排気ガスで駆動する物とが有ります、排気ガスでタービンを回し同じ軸に付いたブロワーを回し空気を圧縮する過給機に付いて言えば、あるシリンダー容積では完全燃焼させる燃料は一定です。　と言うよりそのシリンダーに吸入する空気の量によって燃料の量が決まり、したがって馬力も決まってしまいます。

そこで、シリンダーの容積以上に空気を詰め込めばそれに見合った燃料が燃やせ結局同じシリンダー容積でも大きな馬力を出す事が出来ます。

つまり過剰に空気を供給させる機械で、タービンを回しただけではパワーは出ません、タービンと同軸にあるブロワーで空気を圧縮してシリンダーに詰め込み燃料を多く入れて馬力を出してるのです。

過給機なしでも自然吸気で過給も出来ますが大変難しい理論と技術が必要です。

回答No.3

noname#17674

簡単に説明させてもらいますと、排気ガスでタービンを回し、その力を利用してエンジンに沢山の空気を送り込み、それによって爆発が大きくなりパワーが出るというような感じです。
簡単でスミマセン。

回答No.2

scon

過給器はエンジン内にガソリンと空気の混合気を通常よりも多量に入れる事を目的としています。

例えば、2,000ccのエンジンに3,000cc分の混合気を入れることが出来れば、実質3,000ccのエンジンと同程度のパワーが出る事になります。

タービンによる過給は、ドライヤーを思い出してください。
美容室で使っているような、巻貝のような形のやつです。
タービンで空気を送って、圧力を上げて、エンジン内に通常よりも多くの混合気を送り込んでいるのです。

回答No.1

noname#179956

負圧では空気の入る量がすくないので強制的にタービンで
短時間に密度の高い空気をおくるからだと思います。