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HD DVDとブルーレイDVD
HD DVDとブルーレイDVDの違いがよく分からないのですが、大きな違いはあるのでしょうか?またHD DVD又は、ブルーレイDVDを再生できないDVDプレーヤーはあるのでしょうか?両方とも再生できるプレーヤーはあるのでしょうか?
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Q/大きな違いはあるのでしょうか? A/技術上の違いがあるため、もちろん違います。 HD DVDはDVD Forumで策定されたDVDの後継規格となります。主に、NECと東芝が開発しておりDVDの後継であるため、DVDとの互換性があります。容量は、1層で15GB(書き換えのRWは20GBの予定)となりDVDの2層(8.5GB)のおよそ2倍弱となり、ハイビジョン放送をおよそ2時間強録画できるように、録画する方式をH.264/AVC(MPEG4 part10)という規格に対応させています。(2層は30GB超の予定) 記録は既存DVDと同じでディスクの記録面から深さ0.6mmの場所に記録されるのが特徴で、既存DVDと同じ要領でドライブやメディアを製造できるため製造コストが安いという利点があります。また、記録信頼性も高くなります。 容量が少ないが、コストパフォーマンスとDVD互換性に強みがあります。ただし、パッケージメディアでは、DVDが強い可能性がありますが、記録型は開発がBlu-rayより遅いため単価でよほどリードできない限りは記録型で主導権を握るのは厳しいかもしれません。 賛同メーカーには、NECと東芝、三洋電機、メモリテックなどが中心となり、現在のDVD Forumメンバーも賛同企業となります。 Blu-ray Discは、ブルーレイDVDではありません。DVDとは全く箱の違う規格で、互換性もありません。ソニーと松下電器が初めてタッグを組んだ規格で、当初はソニーとオランダのフィリップスのCD連合が共同開発を進めていたDVR-blueがベースとなっています。 大きな違いは、ディスクの記録場所の深さにあります。ディスクの記録面の表面から0.1mmの場所という浅い場所にデータを記録するのが特徴です。 そのため、傷や埃に弱いという欠点があり当初はカートリッジメディアで登場していましたが、賛同企業であるTDKなどの協力によってそれらに比較的強いメディアやドライブも開発されており、だいぶ改善の傾向があります。 強みはなんといってもその容量にあります。1層で最大28GBとなり、23、25、28GBの3規格があります。 2層では、その倍数の容量を記録できるという圧倒的な容量の多さが強みです。現在独で開催中のCeBIT2005では4層の200GB規格もロードマップに登場するなど、凄い容量が強みです。とにかく、これが大きなアドバンテージになっています。後は、次世代ゲーム機であるPS3(プレイステーション3)に採用される予定であることぐらいでしょう。DVD普及の立役者ですからね。 Blu-rayのメンバーは、ほとんどがDVD Forumにも属しており開発には参加していませんが、HD DVD関連のドライブやメディアを出すこともできます。 要は、とにかく容量が強みで、後はHD DVDには負けることが多いです。ただ、記録型では製品として魅力的な製品を出す可能性が高いのは、今の時点ではblu-rayでしょう。 Q/HD DVD又は、ブルーレイDiscを再生できないDVDプレーヤーはあるのでしょうか? A/現時点で再生できないドライブがほとんどです。Blu-rayDiscについては、一部のBlu-ray対応デッキがサポートしていますが、パッケージROMコンテンツの再生に現在フル対応した物は、Blu-rayでも世界中を探しても存在しません。 HDに関しては、まだ製品が登場していません。 両者ともROMメディアの再生に対応した物が出ないのは、現在著作権保護についての規格が策定されていないためです。これが、策定され次第HD DVDはすぐに投入予定。Blu-rayは既に記録型が投入されており、HDより遅れて来年早々までに登場予定です。 それまでの記録型Blu-rayドライブでは、アップグレードで対応できるならROMにも対応するでしょうが、可能性は低いでしょう。 Q/両方とも再生できるプレーヤーはあるのでしょうか? A/ないです。2006年から7年以降に登場するかもしれません。ただ、それだけの需要があればの話ですけどね。 何せ、家庭で本当にハイビジョンのテレビがそれだけ普及するか微妙ですし、DVDでも大画面でなければ十分綺麗ですからね。まあ、要は両方ともというより、そのディスク自体が今必要かどうかも問題になる。 さらに、録画で日本に限ればデジタル放送のほぼすべてにコピー制限であるCPRMがかかっておりダビングが原則できませんからね。録画機器に至ってはそれだけの必要性があるのかメリットがあるのかという点もあり、もっと厳しいでしょう。 以上です。 まあ、普及は速くて2006年の予定です。記録型は2007から8年とされますので、まだ考えなくて良いでしょう。
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- lesson
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SONYが出したブルーレイのレコーダーも現時点で、自社が出してきたDVD-RWもサポートしてないという、上位互換もなにも無視した汎用性の悪さと、売れてもないのにまだあの価格を維持する神経が理解不能なんですが、大手の映画会社がブルーレイを支持する方向に動くのは、現在のDVDよりも強力なプロテクト(コピーガード)をブルーレイは入れることができるからです。 HD DVDは現行のDVDの生産ラインを応用できてプレーヤーも両対応にしやすい分、ユーザーには受け入れやすいし、価格もそう高くはならないはずです。 どちらにしても、いかに高画質を自慢したところで家庭のTVで見る分には現在のDVDを含めてほとんど差はわからない程度でしょうから、せめて使い勝手がいいものを選びます。 ビデオディスクで、レーザーディスク対VHDディスクがシェアを争っていた当時はVHDを出していたビクターが自社が権利を持っていた映画をビデオで出す際に、LDは出さずにビデオソフトでは音声をモノラルで発売し、その後VHDでは音声をステレオにして出すという小細工も弄してくれましたが、結局時代の流れに負けてLDディスクもLDプレーヤーも発売するようになりました。 あのときは両者の性能差は最初から歴然だったので勝負は時間の問題でしたが…。
- miyatatu_2005
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簡単に答えると。 HD DVDは今のDVDと互換性があります。 しかし、ブルーレイは互換性がありません(たしか) たしか容量はブルーレイの方が多く、40~50GBだったと…(正確には覚えてません) >またHD DVD又は、ブルーレイDVDを再生できないDVDプレーヤーはあるのでしょうか? 今発売している主な商品は再生できないと思います。 まだ未対応だと…。 >両方とも再生できるプレーヤーはあるのでしょうか? まず無いと考えていいかと…。(あるかもしれませんが…) 今はどっちが世界標準にするか争ってますし
- ZENO888
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HD DVD http://e-words.jp/w/HD20DVD.html ブルーレイDISC http://e-words.jp/w/Blu-ray20Disc.html とりあえず、現状ではHD DVDとブルーレイDISCを両方サポートしてる機種は存在しないと思います。 なんせ、開発メーカーが異なりますので。 双方とも開発競争激化の真っ最中で、どちらが主導権を握るかはこれからですねぇ・・・