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タナ障害(たな障害、棚障害、滑膜ひだ障害)について
20代女性です。 昨年はじめにスノーボードのやりすぎにより膝を痛めてました。MRI検査の結果『タナ障害』との診断を受け、手術の必要はなく大腿四頭筋を鍛えていくほかないと言われました。 それからストレッチと筋トレに励み、膝に負担のかからない生活を心がけ、1年が経過しました。ピーク時よりは状態ははっきりと軽快していますが、いまだに症状(痛み、違和感やダルさ、ひっかかり)が常にあります。 しかし痛み止めを飲んだりするほどではなく、日常生活では我慢できる程度です。タナ障害は予後のよい怪我のはずなのに、私の場合はよくなりません。 先日もう一度同じ医師の診察を受けましたが先生の回答は同じで、手術の必要はなく、しても症状が全くなくなるとも言えず、トレーニングと対症療法(痛みに対し湿布を貼る等)しかなく、この先症状が自然になくなるかもしれないし、なくならないかもしれない、とのことです。 タナ障害のやったことのある方、手術をした方、またはそういった方が周りにいる方に伺いたいのです。 タナ障害で何年も症状があったけれど、手術もせずに治る場合はあるのでしょうか。手術をして症状はどの程度よくなりましたか?違和感などは残るのでしょうか?またリハビリ期間やスポーツ復帰はどの程度でしたか?傷跡はどの程度残りますか? 大げさですが、今も『もっと注意していれば怪我することもなかったのに。』と悔やまない日はありません。 このまま思い切り走ることもなく、膝に気を使い、激しいスポーツを避け、鈍い痛みと共存していくほかないのでしょうか。 どうぞ宜しくお願いします。
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タナは無症状なものから症状を有するものまでさまざまです。MRIでタナが見つかったからといって即症状と結びつくわけではありません。むしろ無症候性のタナが殆んどです。 私自身年間数十症例の膝の手術をしていますが、そのうち完全にタナ障害として手術に至ったものは1年に1例あるかないか程度です。主治医の先生が保存療法を勧められるのも、このあたりの不確実さがあるためであると思います。 ちなみにグルコサミンは軟骨に対するものであるので、タナ障害だとしたら無効でしょう。 鑑別診断としては、半月損傷や靱帯損傷(MRI撮っていてなにもいわれていないので、これらは除外できると思いますが)、膝蓋軟骨軟化症、関節軟骨損傷等が考えられます。 明らかに症状が軽快しているのなら、くじけずにこのまま筋トレを続けるのがいいと思います。膝関節の中に異常がないのなら(タナ程度なら)、必ず改善すると思います。ただし、適切に訓練が行われているか時折チェックしてもらうのがよいでしょう。 痛みが本当に困るのなら、診断的な意味合いで関節鏡手術を受けられるという手もあります。侵襲もごく少なくすみます。もしなんらかの異常が見つかればそれに対する処置も可能となろうかと思います。逆に関節鏡でも異常が認められなければ、訓練を続けていけば必ず改善すると考えられます。
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- karamisusaiki
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>貼り方は縦ではなく、膝のお皿の下をふくらはぎ側を通ってぐるぐるとテーピングを巻くような状態ということでしょうか?テーピングはキネシオテックスなどでも大丈夫ですか? キネシオは私は日常生活の補助的な物と考えてます 実践的ならテーピングかと思います。私は膝を、のばした状態で膝蓋骨腱に圧がかかるように巻いてました。
お礼
お返事ありがとうございます。 >巻いてました。 過去形をいうことはkaramisusaikiさんもかつて膝の痛みがあり、今は改善されたということですね。 良かったですね。 私も普通のテーピングで試してみたいと思います。
- karamisusaiki
- ベストアンサー率0% (0/2)
膝蓋骨の下を通る膝蓋腱を押さえ込む様にテーピングを1~2周巻き、四頭筋-膝蓋骨-脛骨のベクトルを変えてみるのも一つの手段かと。
お礼
ご回答ありがとうございます。 貼り方は縦ではなく、膝のお皿の下をふくらはぎ側を通ってぐるぐるとテーピングを巻くような状態ということでしょうか?テーピングはキネシオテックスなどでも大丈夫ですか? キネシオテーピングは一度テーピングと本を買って来て試しました。しかしいまいちコツを掴めなかったのと、肌がかぶれてしまい、一度きりで終わってしまいました…。 私はO脚ではないのですが、まっすぐ立った時に左右のふくらはぎがぴったりとはくっつきません。このあたりの足の歪み(大腿四頭筋から膝蓋骨~脛骨にかけて)も症状が取れないことと関係してくるのでしょうか。。。
- Dr-h
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>タナ障害はあまり手術適応にはならないケースが殆どなのですね。Dr-hさんが経験なさったタナ障害で手術まで至った方は症状が重かったのでしょうか?手術で症状はなくなったのでしょうか。 術前にタナと診断を確定して手術を行ったことはほとんどありません.関節鏡を行ったところタナしか所見がなく,切除後症状が軽減したので結果的にタナ障害であったと考えられるものがほとんどです.ただし,関節鏡で全く異常所見がなくても,関節鏡後リハビリをしているうちに症状が軽くなる方もおられますので,本当にタナ障害であったのか若干の疑問も残ります. >もしも膝蓋軟骨軟化症だとした場合、大腿四頭筋のストレッチや筋トレによる治療以外に、今後も激しいスポーツは避けたほうがよい、年を取ってから影響が出る、などはあるのでしょうか。これは高齢者が膝の軟骨の磨り減りで痛みが出るものとは別物なのでしょうか? 膝蓋軟骨軟化症の場合,膝蓋骨の位置が悪かったり,ずれかけたり,不安定であったりと,形態上の異常がある場合もありますが,原因がよくわからないものもあります.一つの病気というより,さまざまな病態であらわれる一つの症状であるともいえると思います.長期的にどうなっていくかもよくわかっていないのですが,当然長期的には老化の状態に移行していることが予測されます.しかしながら,老化による軟骨の磨耗とは別物で,むしろ若年者に生じるものです. 対処としては,筋トレやストレッチをしながら,痛みに応じて運動量を調節するというのが最も現実的であると思います. 不確実なことばかりで申し訳ありませんが,人間の体ってわからないことばかりです.もっともらしい説明をすることは可能ですが,本当に科学的に証明されていることはほんのわずかです.但し,逆に人間の体にはかなりの自然治癒能力または適応力があると実感します.かなりの重症な状態でも,なんとなく支障のない状態に落ち着くものです.そう思って,自分の膝と付き合ってあげてくださいね.
お礼
お礼が遅くなり申し訳ありません。お返事ありがとうございます。私の曖昧な質問にもお答え頂いて感謝しております。 タナ障害で手術をした方も、タナ障害だから手術をしたというわけではなく、関節鏡検査をしてその際に切除したといった感じなんですね。 主治医の先生も「タナがある=疾患」というわけではない、というようなことをおっしゃっていました。 毎日筋トレ&ストレッチに励み、スポーツは少しずつ楽しんでいけたらいいなと思っています。自らの治癒能力を信じて…。 ありがとうございました。とても参考になりました。
- 名取 法雄(@natori)
- ベストアンサー率27% (6/22)
natoriです。言葉が足りずにすみません。グルコサミン・コンドロイチンは、滑膜に直接影響するわけではありませんが、軟骨を丈夫にするため、間接的に痛みを緩和するはずです。整体院は評判を聞けば大体判ると思います。針灸の知識を併せ持ち、膝裏のコリと脚筋肉のハリを真っ先に調べるようなら、信頼できると思います。痛み止めと患部を冷やす事は避けてください。昔ながらの里芋パスタや生姜湿布(ネットで調べて)も良いと思います。いずれにしろ、滑膜を完全に治すわけではないので、今後も膝に気を使い、激しいスポーツを避ける事は必要かもしれません。でも、この膝の痛みのおかげで、全身を壊さずにすんだ、と前向きに考えて見てください。この痛みのおかげでずいぶん健康に気を使うようになったはずです。人生に必要ない事など起こらないと私は信じています。長くなってしまいました。最後まで読んで頂いてありがとうございます。
お礼
お礼が遅くなり申し訳ありません。お返事ありがとうございます。おっしゃるとおり、膝の怪我をしてから大分体には気を使うようになりました。今まで当たり前だと思ってしていたことが、とても大切に思えるようになりました。 生姜湿布、ネットで調べました。やはり暖めたほうが痛みにはよいのでしょうか。色々とアドバイスありがとうございました。
- 名取 法雄(@natori)
- ベストアンサー率27% (6/22)
整体士をしています。今の症状では手術は避けたほうが良いでしょう。サプリメント(グルコサミン・コンドロイチン)を摂り、腕の良い(評判の良い)整体士にかかってみては?冷湿布で患部を冷やす事は悪化させますのでやめてください。
お礼
お返事ありがとうございます。私自身もサプリメントについていくつか調べました。質問なのですが、グルコサミンやコンドロイチンは軟骨などに効く、と認識していますが、タナ障害のような滑膜が原因のものにも効果はあるのでしょうか?患部は冷やすよりも温めたほうがよいのですね。今まで整体院は考えたことがなかったです。整体院ではどのような治療を行うのでしょうか。また、腕のいい整体士さんの見極め方などありましたら、教えて下さい。質問ばかりで恐縮です…。
お礼
お礼が遅くなり申し訳ありません。お返事ありがとうございます。実際にタナ障害の手術をされている方にアドバイス頂けると心強いです。 タナ障害はあまり手術適応にはならないケースが殆どなのですね。Dr-hさんが経験なさったタナ障害で手術まで至った方は症状が重かったのでしょうか?手術で症状はなくなったのでしょうか。 半月板や靭帯はMRI検査の結果、問題なしと言われました。 >膝蓋軟骨軟化症、関節軟骨損傷 始めて聞く名前です。タナ障害と診断されたとき、先生に膝蓋骨不安定症とも言われました。運動時、膝のお皿の表面や中や脛よりの部分がズキズキと痛んだり、かーっと熱くなるようなことはありました。今は激しい運動はしていないのですが、よく動いた日はそのような症状が軽いですが出ることはあります。しかし、それもタナ障害のためだと思っていました。 もしも膝蓋軟骨軟化症だとした場合、大腿四頭筋のストレッチや筋トレによる治療以外に、今後も激しいスポーツは避けたほうがよい、年を取ってから影響が出る、などはあるのでしょうか。これは高齢者が膝の軟骨の磨り減りで痛みが出るものとは別物なのでしょうか?質問ばかりで申し訳ありません。 症状は波がありますが、明らかにピーク時よりも改善傾向にあります。なかなかすっきりと治らないことに焦ったり苛々してしまいますが、気長に筋トレ、ストレッチを続けていきます。これから半年や一年経っても、まだなお困るような症状が残っていたら、また診察に行こうと思います。