いい方法は、残念ですが何もありません。
研修期間を設けておられるとの事ですので、そこそこの企業だと推察しますが、他の方も言われるとおり、面接官の責任は重大と言わざるを得ません。
結論として、このような使い物にならない社員は即刻解雇するしか方法はありませんが、そもそも面接の段階で不合格にしていれば、今回のような悩みも事前に回避できたし、また本人にとっても他のもっと自分に適した企業への就職が可能だったと思われ、この両面から見ても面接官の責任は大きいと思います。
私自身、今まで何十人もの人間を面接して実感するのですが、髭も剃らない、寝癖がついたままの髪形などというのは、能力とか以前の問題であり、人間性に起因するものです。
中には写真を貼っていなかったり、修正インクで白く塗った跡のある履歴書を送ってくる非常識な人もいましたが、即刻、中身の検討などせず返送した事もありました。 このような人には面接をする価値もなく、時間の無駄という判断なんです。
社会人として基本的な 「最低限の身だしなみ」 にも神経を使わない社員が、どうして会社の将来に神経を使う事ができるか、という事ですね。 一時が万事、この先、何をやらせても怠慢とグータラを繰り返すと思います。
そのくせ、口を開けば会社や上司の悪口や、給料が安いとか文句ばかり ・・・
おそらく学生のレベルでも、このような風貌や、人に接する態度であれば、かなり次元の低い人物だと思います。
因みに言うと、就職とは、企業への労働を提供する対価として賃金を受け取る、すなわちプロのサラリーマンとなる事を意味しますので、就職してから本人の素質を鍛えるとか、行儀作法を教えるとかは、企業がお金 (給与) を払ってまでする仕事ではないと思います。
昔と違って、そんな余裕のある企業なんて、もうないのではないでしょうか。