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国内線のフライト時間
セントレア空港のページで フライトスケジュールを見ていて、疑問に思ったのですが、 セントレアから成田まで所要時間が1時間5分~20分、 ずっと遠い鹿児島まで、1時間20分~25分とほとんど同じなのは どういうわけなのなのでしょうか? 西に向かうと偏西風の影響で時間がかかるはずですし セントレアから成田まではたった350キロぐらい(?)なので そもそも1時間以上かかるのは遅すぎる気がするのですが どういう事情によるものなのでしょうか?
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飛行機の時刻表の出発時間、到着時間は空港のスポットを離れた時間から着いて停まった時間までです。 出発ですと大型のトラクターの様なトーイングカーで後ろへ押し出された時間になります。 到着ですとスポットに進入してきて停止位置で停まった時間です。 これから後ろへ下がりながらエンジンを掛けます。 所定の位置で一旦停まったらトーイングカーを切り離し飛行機は自力で走り出し向かい風の滑走路へ向かいます。 滑走路の端に来るまでに空港により5分から10分程度、ラッシュ時には順番待ちで20分を超えることも珍しくありません。 また離陸した飛行機は滑走路から離れたらすぐに目的地の方向へ向くことはまれで、出発コースが空港により予め定められています。 羽田空港では良く使う方角の北西へ離陸した飛行機は西行きでも全て右に旋回して目的地と反対方向に向かっていきます。 そして東京湾上空で高度を稼いで15分後くらいにまた羽田空港上空に戻ってきます。 これを羽田リバーサルディパーチャーと言い、他の空港でも良くあるパターンです。 成田空港でも離陸した飛行機は15分から20分は空港の周辺をうろうろしている事になります。 目的地の空港でも今度は進入コースへ入るためにまた15分から20分くらいうろうろ回り道をする事になります。 北海道方面から関西空港ですと関西を通り越して鳥取、岡山、高松、淡路島と大回りも珍しくありません。 成田国際空港から中部国際空港間を直線で20分から25分としても1時間5分~20分掛かると言う勘定になります。 成田空港は国内線が少ないですが、羽田空港の時刻表を見ると西行きより偏西風に乗る東行きが5分よけいに掛かる路線が多いですが、羽田空港に着陸進入の際、伊豆大島から東のほうへ大回りするためで、成田空港の場合はその更に東を大回りします。 各空港が直線で結べば燃料も少なくて時間も短いのですが、空域の問題、騒音、安全性の問題で現状が精一杯です。 昔、大阪空港離陸したボーイング727型機が26分で羽田空港に着地したと言う逸話が有名ですが、いまは不可能です。
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- yuji-takamatsu
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飛ぶ距離自体よりもその前後に時間がかかるからではないでしょうか? 飛行機って時速800kmくらいで飛ぶんですよ ということは飛んでる間は10分で130kmくらい進むんですよね 一方飛ぶ前後はかなり時間を要していませんか? たしかタイムテーブルの時刻は飛行機のドアを閉めて滑走路に向かうためにピットを離れた時間、到着もピットに着く時間だったと思いますので実際移動する距離に関係なく飛んでいる前後は同じくらいかかってる事になります。 説明が上手くありませんがNO.1の方とあわせ技で「一本」と言う事でどうでしょう
お礼
なるほど、そういうことですね。 ありがとうございます。
- asuca
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航空機は直線的に飛べるわけではなくてチェックポイントやマーカーをしっかりなぞりながら飛んでいきます。 つまり空の中にちゃんと道があってそこからはずれないようになって居るんです。 今回のケースではちょっと微妙ですが名古屋から鹿児島の場合四国上空を通って結構直線的に行けますが成田の場合はかなり房総半島の方から大回りしてアプローチする形になるためではないかと思います。
お礼
>名古屋から鹿児島の場合四国上空を通って結構直線的に行けますが成田の場合はかなり房総半島の方から大回りしてアプローチする形になるためではないかと思います。 なるほど。イメージが少し見えてきました。 ありがとうございます。
お礼
詳しく解説いただき、どうもありがとうございます。 なるほど最短距離をまっすぐ飛ぶのとは程遠い いろいろな制約の中を複雑に飛ばなくてはならないので 時間がかかってしまうということなんですね。 >大阪空港離陸したボーイング727型機が26分で羽田空港に着地した 本当はこんなに近いんですね。やっぱり日本のような狭くて過密な国は、飛行機向きではないですね。