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ヨットで太平洋横断/世界一周
こんにちは たまに、一人でヨットで太平洋横断したり 世界一周したりする人がいますが、 夜間、眠っている間は、船は止めるのでしょうか? それとも外洋は風がすごく安定していて、 寝てても大丈夫なくらいなんでしょうか?
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ヨットは、風に対してセールがある一定の角度を保っていないと推進力が得られません。ですから、舵を放してしまうと風に吹き流されて止まってしまいます。実際には風に押されて(圧流)、風下へ流されるわけですが。 ヨットの自動操縦装置には、大きく分けてオートパイロットとウインドベーンとがあります。オートパイロットは、コンパスとモーターとで構成されており、あらかじめ設定した針路から進行方向が一定の角度以上ずれると、設定した針路に戻すよう、モーターの力で舵を切ります。 針路を修正する角度を小さく設定すると、こまめに舵を切って比較的まっすぐ進みますが、その分、バッテリーの消耗が大きくなります。逆に修正する角度を大きく取ると、バッテリーは持ちますが、大きく蛇行することになります。 一般的には、舵棒(ティラー)をロッドにより押したり引いたりしますが、舵輪(ラット)により舵を切るタイプのヨットでは、ギアなどを介して直接舵輪を回します。後者のタイプを、特にオートヘルムと呼びます。いずれにしても、バッテリーがなければ動きません。 これに対し、ウインドベーンは、空中で風を受ける風見の部分と、ギアを介して水中で風見と逆方向に動く舵翼の部分とで構成されます。風見に当たる風の向きが変わると、風見は風下に対して真っ直ぐになろうとするので、それと逆方向に舵が切れ、結果的に風に対して同じ角度を保つことになります。 オートパイロットはヨットの針路を一定に保ち、ウインドベーンは風に対するヨットの向きを一定に保つわけですね。また、ウインドベーンは風の力で動作するので、バッテリーなどの動力を必要とせず、より長期の航海に向いています。
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- mot3355
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外洋ヨットの自動操舵は、風等の作用で制御しています。 モーターボートのような機械船の自動操舵は、コンピュータに羅針盤と速度計を接続して演算した結果で舵を制御しています。 最新のモーターボートの自動操舵は、さらに潮流計・水深計・燃料計・レーダー・GPSも接続しています。 来月、大阪にてボートショーが開催されます。 このショーのなかで自動操舵装置を見ることができるかもしれませんよ。
お礼
>外洋ヨットの自動操舵は、風等の作用で制御しています。 風等の作用で制御する、ヨット用の自動操舵装置があるんですね。 ありがとうございます。
なんどもすみませんNo1のものです。なんだか気になって、、 自動操舵機 = ウインドベーン、オートパイロットっていうんだそうな。なるほど。ひとつ勉強しました。 考えてみたら、大型タンカーの航海士さんも、ジャンボジェットの飛行士さんも、おんなじような機械つかってるんでしょうねえ、、。
お礼
わざわざありがとうございます。 自動操舵機 = ウインドベーン、オートパイロットですか どういうものなのかよくわからないのですが 普通のエンジン船ならともかく ヨットでどうやって自動操縦ができるのか理解できないんですか・・・
面白い質問ですね。 私は海の男ではありませんが、以前なにかの番組で見た限りでは、ヨットマンたちは寝てましたね。その間船は動いていたみたいです。つまり、後の方の答えでしょうか。世界一周するくらいのヨットになると、自動操舵機か何かついてるみたいですね。風向きを見計らって、機械にまかせて一眠り、、で、起きたら、おっとっとこんなにずれちゃったよ、って方向修正、、、なんて具合じゃないかなぁと思います。 あとは、大洋横断した人からの回答が楽しみですね。
お礼
オートパイロットとウィンドベーンについてのイメージをもてました。 詳しくどうもありがとうございました。