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呪怨についての根本的な疑問(ネタバレ)
先日テレビで見ました。最後の意味するところや、時系列などは大体理解できたのですが、そもそもなぜ剛雄が伽椰子を殺したのか、そのシーンが冒頭に少ししかなかったので、よくわかりませんでした。 その後剛雄も死んだみたいですが、これは自殺なのでしょうか。それとも呪い? 伽椰子は、誰も助けてくれず、無惨に殺されてしまった事を呪って、その後も霊として出てきているのですよね。その怨念を広げたい!って心情はなんとなくわかるのですが、そもそもなぜ彼女が殺されてしまったのか、釈然としません。そんなに夫に恨まれるようなことをしてしまったのか? 小説では解説されているのでしょうか?ネタバレOKなので、教えてください。 男の子はすごく曖昧な存在ですね。生ともいえず、死ともいえず。母親が殺される場面を見ていたのなら、彼も父への怨念を抱いて(殺されたとしても)霊として出てきそうですが、どちらかというと案内人という立場にいるような気がします。この敏雄についての皆さんなりの考察も、できたらお聞かせください。 よろしくお願いします。
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小説、読みました。 うろ覚えなので間違ってたらゴメンなさい。 伽椰子は、剛雄との間に俊雄を身ごもりますが、その後2人目不妊になります。何度も不妊治療に通うものの、授からず、そのうち剛雄が検査に行きます。 すると、剛雄の精子はほとんど活動性がなく、妊娠する可能性は0に近いという結果でした。 そこで剛雄は、なぜ俊雄が生まれたのか疑問に思います。 ある日、伽椰子の日記を見つけ読むと、伽椰子が学生時代からずっと憧れていた男の事が延々と綴られていました。 剛雄は、てっきり俊雄は、その男との間に出来た子供だと思い、伽椰子も俊雄も殺してしまうのです。 実は俊雄は、本当に剛雄との子供だったのです。何%かの確率で出来たようです。 その理不尽な理由で殺された伽椰子は、この世を恨みながら死んでいったと思われます。その怨みがあまりにも強いため、次々に連鎖していくのだと・・・。 剛雄の死こそ、呪いだと思います。 俊雄は、伽椰子の分身のような存在で、この世を彷徨っているのではないでしょうか?
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- PEPSI
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補足です。 敏雄は小説では殺そうとする武雄から逃げて押入れに隠れます。そうするとかやこの声が天井から聞こえ、それに誘われるように闇の中に入っていく・・・というえことです。 なので敏雄君は生きたまま呪怨世界の住人になってしまった状態です。今の生死に関してはわざと不明にしているのだと思います。 ハリウッド映画版では「武雄にお風呂の水で水死させられた」であろうシーンがありますから武雄に殺されているようです。 その後に現れたかやこが先生をどうしたかは不明ですが先生が生きて帰っていないことだけははっきりしています。
お礼
なるほどー、俊雄についての解説、とても参考になりました。ハリウッド版は未見ですが、日本版だと謎のところが、結構ハッキリと描かれているようですね。日本版よりわかりやすそうです。いずれ見てみたいと思います。 先生はその後、帰ってこない・・・こわいですねぇ。疑問が解けてスッキリしました。補足、どうもありがとうございました。
- love_neko
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こんばんは~ 私は劇場版2本とリメイク(洋画)しか見てないんです。 ビデオ版は1番怖い(>_<)ということで1人で見る勇気がないです。まだ手元に買ったビデオがいつもテレビ横にありますです~。 洋画の方ですと伽椰子さんは結婚後も元担任の先生が大好きで、ある日、日記が発見され剛雄に階段で首を折られて殺されてしまいます。それを2階の手すりから俊雄くんが見ています。 日本の映画版2本だけですと俊雄くんを剛雄が殺した後、自殺という会話が刑事さんの話にあったのではないかと記憶しています。 しかし私も劇場版2本とリメイクだけなのでビデオ版2本もご覧になっている方がより正確な解答を書いてくださるのではないかと思います。 原作と映画が同じなのかというのも興味もありますが、まずは映画2本とビデオ版2本を制覇されてる方々のお話をお聞きしたいですね!
お礼
ありがとうございます。色々と謎のまま、語られていない部分はありますね。俊雄然り。ほんとうに、ただ呪いが蔓延していく様を取りたかったのかな。劇場版というより、ビデオっぽい雰囲気の作品だと思いました。
- PEPSI
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1さんの補足です。 ビデオ版のネタバレになってしまいますが 伽椰子の好きだった男は偶然敏雄の担任になります。 伽椰子は嬉しさのあまり日記に妄想を書き連ねます。それを読んだ剛雄は勘違いして伽椰子、敏雄を殺害した後先生のマンションへと向かいます。 先生はその頃敏雄の家庭訪問へ。 天井裏の伽椰子の死体を見つけ「この家から逃げよう」と敏雄の手を取り玄関からでようとすると剛雄から「あなたの奥さんは殺害した」と言う電話が。 消沈する先生の前に伽椰子が登場・・・・ と言うような感じです。 剛雄はその電話をかけた後伽椰子(たぶん)によって殺害されます。
お礼
回答ありがとうございます。 剛雄も怖いですね。嫉妬にかられて、殺人なんて。勘違いが原因で、あんな事件が起きてしまったというのは、悲しいことです。映画では冒頭に少ししかその辺りが描写されていなかったので、よくわかりませんでした。もう少し説明してほしかったような気もします。 ビデオでは、俊雄も剛雄に殺害されているのですね。でも先生は俊雄を発見?やはり俊雄は、生と死の間を彷徨っているのでしょうか。その後、先生の前に現れた伽椰子は、先生を殺してしまうのですか?もしよろしければ、補足お願いしますm(_ _)m
お礼
なるほどー。つまり、勘違いが原因であのような惨劇が起こってしまったということですね。それは悲しいですねぇ。伽椰子が、死んでも死にきれないという思いに捉われるのも、わかるような気がします。 映画では、剛雄が狂気に蝕まれてしまったような断片的な描き方だったので、疑問だったのです。すっきりしました。 俊雄は分身ですか。彼、感情が読み取れなくてあまり生きているという感じがしませんが、かといって死んでしまったと言い切るのも、違うような。不思議な存在ですね。回答ありがとうございました。