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ジャイロ
専門的な質問ですみません。 ジャイロを通じて小口の順為替と逆為替が行われるとは どういうことでしょうか。
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前の回答で、「ジャイロとは、正確にはユーロジャイロと言います。」と書きましたが、間違いだったかもしれません。ユーロジャイロもありますが、gyro clearing system もあるようです。決済機構であることにはかわりなく、内容は同様です。 よくは知りませんが、旧ユーゴスラビア(ボスニア・ヘルツェゴヴィナやスロベニアなど)の決済制度でしょうか? ボスニア・ヘルツェゴヴィナの法貨はコンバーチブル・マルク(KM)となり、カレンシー・ボード・システムを通してユーロにペッグしています。こうした通貨の決済制度でしょうか? いずれにしろ、gyroシステムが決済機構であることは間違いないでしょうが、どこのシステムかは、わかりません。 質問が不十分なのに、うっかり、答えたのを後悔しています。
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- kent-goo
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ジャイロとは、正確にはユーロジャイロと言います。送金システムのことです。 日本国内で送金するときは、全銀データシステムというシステムが使われます。しかし、国内であなたが、誰かに送金するとき、全銀データシステムの存在を意識したことは全くないでしょう。同様に、海外にユーロジャイロを使って送金するときも、それは送金手続きをする銀行の問題であって、あなたは何も意識しなくていいでしょう。 では、何故、わざわざ「ユーロジャイロを通じて」と言うのかというと、国内には送金システムは全銀データシステムしかないのですが、海外ではその他にも種々の決済システムがあるからです。 さて、順為替とは、送金為替、又は、並為替とも言われます。要は、支払人から受取人にお金を送金する方法のことです。送金には、送金依頼書 (日本の郵便局では、国際郵便振替請求書)を使います。 「ジャイロを通じて小口の順為替が行われる」とは、ユーロジャイロのシステムを利用して、小口の送金をするということです。 小口と書いてありますが、大口の送金ができないということはありません。 参考まで、10万ドル相当以下を一般的に小口と言います。但し、小口の定義はありませんので、あくまで一般的にということです。 では、なぜ、小口と書いてあるかというと、理由は省略しますが、ユーロジャイロシステムは、送金日数が不安定なのです。受取人がいつまでに確実に入金されないと絶対困るというような大口の金額は扱いたくないのです。しかし、ユーロジャイロシステムでも、10日以上かかることはないでしょう。要は、小口とはお金が届けばよいくらいに思われるの金額のことです。企業にとって、いつまでに、確実に届かなければ絶対困るというような金額が大口なのです。 次に、逆為替ですが、これは取立為替とも言います。 お金を受け取る人が送る人から取り立ててもらう方法です。品物を売った人は、買った人からお金をもらう方法として、買った人から送金してもらう(順為替)のと、売った人の取引銀行に依頼して買った人の取引銀行に取り立ててもらう方法(逆為替)があります。これは、主に貿易金融で行われることで、一般にはあまり関係ないと思いますので、これ以上の説明は省略します。 ただし、ここで逆為替といっているのは、取立為替のことではなく、次のことかもしれません。つまり、品物を売った人は、買った人からお金をもらう方法として、買った人から小切手を送ってもらうという方法があります。この場合、その小切手を受け取った人は、自分の取引銀行にその小切手を持っていって、小切手を振り出した人からお金を取り立ててもらいます。これも、逆為替でしょう。
お礼
なるほど、ここでいう逆為替は手形みたいに時間的な猶予を与えてやるということでしょうか。順為替が通常な取引でしょうね。
お礼
ありがとうございます。この決済機構というのは、一種 の手形取引交換所みたいなところですね。