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無駄遣いが終わらない理由
えっとできれば詳しく分かる方は、詳しく教えて頂ければ幸いです^^ 今年金とか住民税とか税金の無駄遣いがたくさん報道されてますよね? 公共事業とかも途中で終わって数年ほったらかしの物もありますし… なぜ無駄遣いが終わらないのでしょう? というのも法的に問題がないからでしょうか。 法的に問題あるのならば即終わるはずですよね? ふと思ったので質問させて頂きました^^ よろしくお願いします_(。_。)_ あと、思いやり予算がどうなったか分かる方いたらそちらも教えて頂けませんか?
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#7のものです。究極的な理由は#7の通り「無駄遣いが存在するのはそれが可能だから」 ということですが、ではなぜ、無駄遣いが可能だからといって無駄遣いをするのか、という点をいきます。 具体的な例を見てみましょう。 特殊法人「年金福祉事業団」が公的年金を支払うための資金である年金財源で建設した大規模保養施設 「グリーンピア」は全国の13施設のうち、大半が多額の累積赤字を抱えています。 建設費八十億円の施設をわずか三億円で売却した施設もあります。 現在では無駄の代表のように言われていますよね。 しかし、これは野党の議員まで賛成してできた施設なのです。大多数の国民もよろこんだのです。どういうことか? 時は30年前、年金財政はまだ今ほど苦しくなっておらず、年金改正のたびに給付の引き上げが行われているような状況です。 もちろん日本もまだ高度成長を続けていますし、人口も増え続けています。 このころ年金積立金は大蔵省資金運用部が財政投融資の資金として運用していました。つまり年金積立金が年金と 全然関係の無い道路や空港の建設に使われていたのです。 年金というのは老後の福祉、国民の福祉のためのお金です。それが道路や空港の建設に使われるのは 納得がいかない!どうせ運用するのならば、年金積立金を使うのだから年金の被保険者のための 保養施設を作ろう!と考え、野党の民社党も賛成して年金福祉事業団法が成立。 目的は「厚生年金保険及び国民年金の受給者が生きがいのある 有意義な老後生活を送るための場を提供する とともに、これら年金制度の 加入者及びその家族等の健全、かつ、有効な余暇利用に資すること」。素晴らしいですね。 施設は、「ホテル、テニスコート、 ゲートボール場、プール、体育館のほか、多目的ホール、 会議・研修室等の保養施設及び教養文化施設が組み合わされた総合施設」。若者からお年寄りまで楽しめそうですね。 ホテルは海の眺められる部屋が1泊2食付で1万円で利用できる。 地元民は、雇用が生まれる、観光資源になる、土地の価格が上がると良いことづくめ。 年金の被保険者は年金積立金が自分たちのために使われてうれしい。 日本全国の風光明媚な地のリゾート施設(民間リゾート施設は一握りの金持ちのだけのものでした) が年金の被保険者が安い価格で利用できる。こんな良い公共事業はありませんね。 しかし、グリーンピアは当初の計画とは異なり利用者が伸び悩みました。 その原因はバブルの崩壊で民間が価格を下げたことや年金資金の減少で設備投資が進まなかったこともありますが、 一番の原因は交通が不便な場所に立地していることです。グリーンピアはいずれも厚生大臣経験者の地元に立てられました。 そして鹿児島県指宿市の「グリーンピア指宿」は施設は温泉街から離れた山の上にあり、駅から車で15分。 「グリーンピア土佐横浪」は2か所に分かれた「飛び地」になっています。これは誘致活動を活発に行った土佐、 須崎両市の顔を立てたため。まさに政治的配慮です。 このような立地が決まったとき厚生省の官僚は明らかにまずいと思ったそうです。計画、法案の細部を立案したのは彼ら。 官僚は基本的に優秀なのでこんな立地では採算が取れないことがすぐにわかるけれど、政治家が言った立地には逆らえない。 本来であれば一旦成立した法案の執行に政治家が裏から関与することは認められないが基本的に官僚は族議員を恐れている (彼らに睨まれたら昇進できない)ため、政治家の口出しによって政策がゆがめられることが多いのです。 また、省庁の人事評価システムは財務省の主計局を説得して予算を取ってきた人間を優秀とみなす慣習があるため、 計画をやめるというのは言い出しにくいという理由もあります。 無駄遣いが無くならない理由は ・政策評価を絶えず行ない、見直す制度が無いこと。(一度立てた計画が見直されるのは難しい) ・政治家の官僚に対する影響力が強すぎること。(政策の細部は政治と独立して最適な執行をすべき) ・官僚の昇進のシステム。(予算を削減しても評価されない。技官が公共事業を握っている。縦割り行政。) ・政治家が地域エゴに走りやすいこと。(地域に利益を誘導した政治家が評価される。) 本来だったら国政選挙の公約に地域エゴな内容が存在することがおかしいのです。 国民が国家全体のことを考えずに自身の損得で投票するというのがもっとも根本的な原因だと思います。 つまり国民のエゴが政治家のエゴになってあらわれ、国政をゆがめているのです。 テレビなどで「我々の税金が」「私たちの年金が」という言い方がよくされますが これなどもエゴの表現ですね。無駄遣いをなくすためには、まず我々国民が自分自身の損得から離れて 国家財政、国際政治、経済の視野にたって国政選挙に参加することです。
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役所の無駄使いを、「平気で知らぬ顔をしている政治家」を当選させる、あなた方が阿呆なのだよ!! 橋本龍太郎は、その無駄使いをさせるための法律を作った兆本人だよ!! くそ野郎さ!!
役所の無駄使いを、「平気で知らぬ顔をしている政治家」を当選させる、あなた方が阿呆なのだよ!! 橋本龍太郎は、その無駄使いをさせるための法律を作った兆本人だよ!! くそ野郎さ!!
- terminal2
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究極的な理由は、無駄遣いしても困らないからです。 日本の80兆円の国家予算(+特別会計)の編成が可能なのは毎年40兆円の赤字国債を発行しているからですが 国債の格付けが下がったとか言われながらも、現実に価格が暴落しないので借金しつづけられているのです。 もし、日本国債が大暴落するような自体になる、もしくはすぐにでも予期される事態になれば 国家予算の編成が現実に不可能になるのですから無駄遣いは即座に無くなります。 具体的な例としては、お隣韓国は1997年のアジア通貨危機で対外債務が払えない、通貨ウォンも半値に暴落 という事態になり国家がIMF管理体制になりました。財政赤字をGDPの1%まで減らす、という条件で融資を受け 国家予算も縮小、公務員の雇用も縮小、財閥は解体を余儀なくされました。 日本は世界第1位の貿易黒字(10兆円)、対外資産(180兆円)、 外貨準備高(4000億ドル≒40兆円)を持っていて日本は個人金融資産も1500兆円で世界第2位。 アメリカ国債を政府・民間あわせて7000億ドル(≒70兆円)保有し、これも世界第1位。 かつアメリカ国債を毎年1000億ドルづつ買い足していってます。 通貨である円は、円安どころか円高で問題になってるんですよ。 お金というのはしょせん紙切れで、これに信用を持たせているのはそれを発行している国家です。 世界の政治、経済、軍事の最強国家であるアメリカ(=世界で一番信用がある国) に一番金を貸しているくらい金持ちである日本政府は借金してもそれほど困らないのです。 だから、徐々に借金を無くそうと努力はしていますが大きな改革をしなくてもやっていけているのです。
お礼
回答ありがとうございます! 確かに仰るとおり無駄遣いしても困らないみたいですね^^; 私たち国民が困っても関係ないですしね… うーんこういうのを本気で考えたかったら、勉強会のようなものやってないのかなぁってつくづく思います…
- fanfanpopo
- ベストアンサー率22% (38/172)
こんばんは。 最近の郵政民営化問題をみてて、なんとなく無駄使いがなくならない理由がわかりました。 国会議員は〇〇族っていますよね。俗に言う族議員です。これら、族議員が自分の支持基盤の為にせっせとお金をばらまくから無駄使いがなくならないのではないでしょうか? 郵政族、建設族、国防族、環境族、大蔵族とほかにもあったと思いますが、これらをみてもお金がそれにあわせて流れてますよね。この族議員はそれぞれの支持母体から献金やPT券を購入してもらってるので、その分の利益を還元しなければならないので無駄使いがなくならないのだと思います。
お礼
ありがとうございます! 納得できる理由ですね^^; 結局は自分の懐のためにやっている政治家を、身銭を削って国民が支持しているという状況でしょうか 甘過ぎですね;w;
- sgi1962
- ベストアンサー率12% (46/367)
大雑把な回答ですが・・・・ 国民が怒らないからですよ、。 日本人は我慢強いというか諦観が強いというか ・・・・ 今の日本は悪政ですよね、、、他国なら とうに「暴動」がおきてますよ、、。 「革命」を起こせない民族!
お礼
ありがとうございます! 確かに国民が怒らないのが一番問題ある気がします。 暴動起きて欲しい気もします…
補足
たまにそういうデモがあると参加はするようにしているのですが… なかなか人が集まらないですもんね。 やっぱり消費税などと違って直接目に見えないからか それともあがっても仕方ないと思ってるのかですよね~ めんどくさいと思ってる可能性もありますし。 変な偏見持ってる人もいますし…なかなか難しいですね
公共事業の無駄使い: 公共事業では、その事業を選択する過程は、議会で議論がなされ、必要性が認められて予算が計上されれば、執行されるものです。 問題は2つありまして、 1.金額も時間も多く必要とする事業において、例えば諫早湾の干拓事業ですが、目的が変わってしまっているのにも関わらず、未だに継続するという特異なことが平気でなされています。 2.事業の見積もりの方法と入札制度が未完成であるのに、入札率が99.8だの誰が見ても、談合と云う違法で不当な金額が示されているのに、あっさりと契約にいたってしまうこの異常さにあります。 第二東名道路も首都圏へのアクセスが大変不十分なのに、未だに建設中なのだよ。 いずれにしましても、説明責任が果たされておりません。これが原因の一つで、あと一つは、国民の監視を強化するしか有りません。
お礼
回答ありがとうございます! きちんとした説明責任を果たして欲しいですね。 やっぱり国民の声が国会に届いているのか全く分からないですし 非常に難しい問題なんですかね…
- kaitaradou
- ベストアンサー率8% (102/1147)
素人考えですが、これは無駄になっているのがお金だと考えられているからではないでしょうか。誰の為にもならないことをエネルギーや時間をかけて行う事が無駄とは考えられていないわけです。大切な人生をやる価値がないことに費やす方がよほど無駄だと思います。実はお金は無駄になっていません。それどころかお金は人間(の欲望)を利用して益々増えています。お金だけが我が世の春を誇っています。いまやお金が人間を利用して全地球の規模で自然破壊を行っています。超大国の水爆を使ってもお金には勝てません。お金はいまや増えすぎた人口と同じくらい危険な怪物に育ってしまったのではないでしょうか。このことに気がつかなければ税金の無駄使いは防止できないと思うのですが・・・
お礼
ありがとうございます^^ こういう考えもあるんですね! 少し考えてみたいと思います
補足
気になったのが、誰のためにもならない事にエネルギーを使ってますけど 働いている人の為にはなってるんじゃないですか? お金は支払われる訳だし、そういう仕事が好きな人にとっては無駄な作業ではないような 私も素人考えなのでこの疑問が間違えてる気がしますけど
- mokonoko
- ベストアンサー率33% (969/2859)
利用目的に応じて立案された予算を使い切らないと、次年度の予算立案の段階で減額されるから。 減額が怖いから無理やり使いきろうとするのです。 予算通りにお金を使わないと責任問題が発生します。 この時点で血税を扱っているという意識が減っていくわけですが。
お礼
ありがとうございます^^ 予算通りに使わないといけないっていうのがあるんですね! 納得です!ありがとうございます。
- 7778888_2005
- ベストアンサー率10% (5/46)
無駄使いの一言で終わりにしてしまうほど 単純なものではないんですよねこれが、 公共事業って関係のない人間にしてみれば 無駄以外のナニモノでもないでしょうけど 特に地方の場合地元の工事業者などは 公共事業で成り立っているようなものです これらを一気に切ってしますと失業者が増える事に なってしまうでしょう 小中学校時代の社会科の 授業を思い出して見ましょう ニューディール政策ってアタマの隅に残っていませんか?
お礼
早速の回答ありがとうございます^^ ニューディールって全然残ってないです;w;ごめんなさい;; でも公共事業については分かりました!ありがとうございます^^
補足
ちょっと疑問が 途中で終わるような公共事業じゃなくて、役に立つ公共事業って何でやらないんでしょう? 私の地元で言うと、国が管理している国道の工事ばかりで 国が管理している山奥への道がずっとほったらかしです… 山奥にも住んでる人がいて、ガードレールもなく、山崩れの危険性もあるのに そっちを先にって思うんですけど。 やっぱり国道の方が収入多くて潤うからかな?
お礼
再度の回答ありがとうございます! 非常に分かりやすく飲み込みやすいです^^ やはり最終的には私たち国民の責任というのは分かります 私たちでできる運動のようなものはないのでしょうか? あまりそういうのに詳しくなく、もし何かそういう会のようなものがあれば 参加して色んな知識を身につけ、実践したいと思っています それにしても自分で自分の首を絞めているのに責任転嫁をしているのはちょっと…ですね(苦笑