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歙州硯と端渓硯はどちらが良いのでしょうか?
硯で良く「端渓が最上」という話を耳にしますが お店やオークションなどでは歙州硯の方が老坑端渓 の硯よりも高値が付いている場合が往々にあります。 ある専門店に行ったとき、歙州硯の説明に「総てにおいて最上」 という説明書きがありました。 ただ、他の本などで読む限りではやはり老坑端渓が 最上であとは種類によって使い分けるのが良いという 記述が見られます。 結局の所、歙州硯と端渓硯(この場合老坑あるいは坑仔岩) と仮定してでは、どちらが墨おりや墨の良さを引き出す力など で上位におかれているのでしょうか? ご存じの方、教えてください。
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- daisensei
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回答No.1
どちらがよいか、どちらが上位か、というようなことは考えない方がよいと思います。 それぞれに、それぞれの特徴があって、個体差もあります。 一口に「老坑」と言っても、ピンからキリまでありますし・・・・。 「墨おりや墨の良さを引き出す力」というのも、微妙なもので、そう大きな差があるわけではありません。 硯が持つ力を引き出すのも人間。つまり使う者の力がなければ、それぞれの特徴を活かした墨色は出せるものではない、と思います。 墨色の美しさで高名な先生(文化功労者・故人)などは、ありきたりの実用硯のみで、高価な硯は一面も持っていらっしゃいませんでした。