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大学の先生がMicroSoftを嫌う理由

 ひょっとしたらたまたま私が行っていた大学,お世話になった先生方だけに見られる傾向なのかもしれませんが,メールに添付する形でレポート,ゼミのレジュメなどを送ろうとすると,「私(先生)のパソコンではWord,Excelはみれないから送らないでほしい」というようなことをいわれることが何度かありました。どうも私が知る限りでは大学の先生方はMicroSoftの製品を嫌い,使わない傾向があるのですが, ・ワープロとして使うのはTeXが多かったようですが,Excel使わない方は表計算はどうしているんでしょう? ・なぜMicroSoftを使いたがらないのか?  お答えいただけると幸いです。

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  • fufu01
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回答No.5

学生さんなのでPCを使用され始めたのはここ数年と思います。ちょっと過去の話をします(独断です) ○昔はMS社は使われてない PCにWindowsが搭載される前、例えばMSDOSの時代(わかりますかね?)は、ワープロソフトも表計算ソフトもMicrosoft社の製品は今のように主力ではなかったのです。 ワープロソフトもWORDは後発だし、表計算はロータス123を代表としたソフトが存在しており、Excelはその他組でした。日本語もワープロは一太郎や日本製ソフトが強い上に、一太郎のJustWindow上でで複数のアプリソフトを動かすと非常にアプリ間の連携があり、使い勝手が良く初期のWINDOWS3.0(3.1ではありません)など本当に使い物になりませんでした。 初期からPCを導入した研究者(先生が若い頃)は上記の状況だったので、ワープロソフトは日本メーカが多かったです。その一方、費用のせいで有償の高価なワープロや能力高いPCを準備できない苦学生や研究者(これも先生の若い頃)は、機能がシンプルだが安い(or無料の)テキストエディタを使ってワープロ代わりにしていたのです。こちらもMSDOSで軽快に動いてました。 また、ワープロやPCにあまり強くない先生は、PCメーカにソフトも依存しますが(昔は、ソフトはハードのおまけと考えていた)、日本ではPCはNEC社PC98が強くてその推薦が一太郎(ATOK)で強かったりというように、日本企業とその推奨ソフトがセットで売り込まれてました。 その結果学校では一太郎は幅広く普及してました。現在も学校や教育委員会の標準書式が一太郎形式というものが以外と残ってます。 ○だからMS社製品を使いたがらない 要するに、昔からPCを使ってきた方が使い慣れているメーカーや製品はMS社以外のものだったのです。 MS社は昔は無名で、PCをよく知っている方がOSの会社であると知られている程度だったのです。 しかもこれはMSDOSベースのPCの話で、昔はMSDOSベースのPC以外のコンピュータもたくさんあり これらの上でもいろいろなアプリソフトが走っていたのです。 しかし、MS社はMSDOSの成功をベースにWindowsを成功させました。そしてIBM社はMSDOSをOSとしたDOSVマシンを世界に広めました。OSを押さえたMS社はアプリソフトでも攻勢をかけました。(IBM社がうまくやっていればこんなことは無かっただろうと、いう転機はいろいろあったそうです) Windowsの供給を条件にマイナーなワード、エクセルをDOSVパソコンに急激に普及させました。使いやすさで普及したわけでは無いワード、エクセルに対して、 当初自分も含めて周囲はかなり批判的でした。 123や日本語ワープロを使っていた人は使いにくいから嫌いでしたし、エディターを使っていた人は使いにくいソフトにお金をしっかり払うことが更にきらわれました。 比較的お年の(PC使用経験の長い)大学の先生は、若い頃から上記の思いをされた方が多いので、MS社製品を使いたがらないと思います。 ○アプリの件 ・ワードの代わりには一太郎、テキストエディタを使用。 ・エクセルの代わりは、123、専用ソフト、があります。エクセルは簡単な計算させるのには良いですが、 専門関数はバグが多いし、計算精度の問題ありますので、科学計算する研究者は使用しないと思います。 また、最近はOFFICE互換のOpenOffice(無料)を使用されている可能性もあります。 ○添付ファイル嫌い MS社品の欠点にファイルデータが大きくなるというのもあります。ワードをテキストにすれば1/10以下ですよね。昔は通信環境が遅かったですから、メールのデータ量はとても問題でした。その経験があるので容量の大きくなる(MS社の)添付ファイルを嫌う傾向にあると思います。現在の通信環境でもトラフィックを考えると、添付ファイルのデータ量は小さい方が良いですが。 長くなりましたが、何か参考になれば幸いです。

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その他の回答 (6)

  • takkochan
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回答No.7

No.3です。 No.5さんの昔の話は、ほとんどの教員にとって昔話で、それを引きずっている人は極めてまれです。たしかに、Win3.0の時代は、Winを使わず、一太郎Ver3にマルチプラン(表計算)等を使っていました。しかし、Justwindowsなどというものは、使ったとしてもごく一時期で、Win3.1の導入とともに、専門ソフトとのデータ共有などの関係もあって、MSに移行した人が大多数です(少なくともMS-DOSを使っていた人について)。これを持って、現在のMS嫌いに結びつけるのは無理があります。 No.3にも書きましたが、現在諸外国の学会や論文投稿でWindows版MS-Word様式での提出を要求されることが、かなり多いです。私自身、この傾向を良いとは思っていないのですが、海外との交流が多いほど、MS-WORDを避けられない状況にあります。従って、「No.6さんの世界中の研究者と交流がある大学の先生など、基本的にMS製品を 使わない」というのも現実的ではありません。 東大は、確かにMacにしましたが、現実的に世界と交流している先生は、上記の理由から、Winも使い続けていますし、機器等の制御にもWin版のソフトが使われていますからWinの使用は避けられません。 ただ、No.3にも書きましたが、コストの面がバカにならないので、Open Officeの使用は検討しようと思っています。MS製品との互換性が十分であれば、MSを使う理由はなくなります。

takayuki_kato
質問者

お礼

 予想外にたくさんの回答をいただきとても喜んでおります。申し訳ないがまとめてお礼させていただきますが,御了承ください。いろいろと参考になる御意見ありがとうございました。

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  • apple-man
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回答No.6

>・なぜMicroSoftを使いたがらないのか? 単に周囲の人で使っている人が少ないんで わざわざMS社のソフトを買っていないという ことだと思います。  80年代にNECの98シリーズを使って いた人はいまだに98搭載用だった 一太郎というワープロソフトの Win版を使っています。 >・ワープロとして使うのはTeXが多かったようですが  今のこのインターネットのHP表示用に 使われているHTMLという形式が生まれた 背景に、80年代のワープロソフトの 氾濫という問題があったんです。  このインターネットが日本で一般開放された のは1992年くらいだったと思いますが、 80年代には日本を含め世界中の主な大学と 大企業はインターネットはで繋がって いました。  つまり世界中で情報を共有化できる 基礎が出来上がったのですが、そこで 問題になったのがファイル形式の違いです。  最新の研究結果が載っている、ある研究者の 論文をネット上で見つけたはいいが、聞いたことも ないワープロソフトで書かれたもので 読みようがないということが頻発し 多くの人たちが困っていました。  世界中の研究者が集まって研究して いることで有名なヨーロッパの加速器 研究所CERN(セルン)で、このファイル 形式の問題を解決するため、ある研究者が 1990年に作ったのがWWWというソフトで ここから生まれたのが現在のHTMLという 形式です。  html://www・・・と いうのはここから来ています。  TeXはそういった世界標準の流れで 生まれたもので、学術的な記号まで自由に扱え、 専門書の原稿まで作れる優れものです。  TeXの形式は殆ど全てのコンピュータで 書式が乱れることなく表示できるんです。  MS製品は、新機能を追加するために バージョンごとにデータ形式を少し づつ変えており、上位バージョンで下位の バージョンのファイルは読めるものの、 書式が乱れたりすることがしばしばです。  ですから世界中の研究者と交流がある 大学の先生など、基本的にMS製品を 使わないのですが、日本国内の お役所関連や中小企業がMS製品を 多く使っていることから、そういった 周囲の環境の関係でMSのソフトを 使う機会が多い人もいます。 >Excel使わない方は表計算はどうしているんでしょう?  Excelはマッキントッシュ用の表計算ソフトと してMSが80年代に開発したもので、マックの、 研究分野や企業への普及に伴って広がりました。  当時から使い勝手はよかったのですが、 専門的な処理とか大量のデータを扱うのに不向きでした。  特に大学で普通に使われていたUNIX というOSとの相性が悪く、マック上でも データ処理にはIgor(イゴール)という ソフトが良く使われていました。      

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回答No.4

僕は単にウィルス対策だと思ってました。 Microsoft製品はとにかくウィルスに弱いんですよ。というか、多くの人が使っているため狙われやすい。だから、Microsoft製品は使わないに限る、というのは結論として正しいです。 ところでその先生のOSはWindowsなのですか?最近、特に大きな大学はMacに移行してます。 ちょっと前ですが、東大がWindowsを一切やめて全PCをMacに変えたのも、単にウィルス対策です。 参考までにどうぞ~

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  • takkochan
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回答No.3

一部にいるということです(かなり多いともいえますが)。そうでない人ももちろんいます。 E-mailの場合、もともとプラットホームを選ばない利点がありましたが、ファイル添付の場合読めない場合があります。WordやExcelはMacでもWindowsでも読めますが、そもそもいれていない人は、読めません。送るなと主張する人の中には、そもそも添付をするなという人もいます。 現実的に大学教員をやっていると、論文の原稿や学会要旨などWordで送ることを指定してくることもありますので、私は入れないわけには行かないと思うのですが。 うちの大学のメディアセンターの担当者も、添付ファイル否定はですが、本人は入れているようです。 なお、もうひとつの理由としてライセンスの高騰と厳格化があります。内の大学では、現在MS-Officeが自由に入れられる契約をしていますが、来年度から廃止になります。要は、契約にお金がかかるからということです。私は、利便性の天から複数のPCにインストールしていますが、これができなくなると、1台に1個あるいは、複数の契約も可能でしょうが、いずれにしても自費で買わなくてはならなくなりそうです。 そうなるとフリーで使えるソフトへの移行も考えなくてはならなくなるかもしれませんが、正直言って、そんなことに時間を使いたくない気持ちです。 コンピュータの専門家じゃあるまいし、本業のためにPCを使っているだけですので。

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  • ice_rif
  • ベストアンサー率20% (68/325)
回答No.2

ワープロは一太郎、表計算は1-2-3でしたがWindowsXPで不都合があるので三四郎を使っています。 マイクロソフトの製品は、仕様が美しくないので嫌いです。設定を直していけば多少はまともになるのかも知れませんが、その時間が無駄です。

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回答No.1

表計算はOpenOfficeを使っているのでしょう。 それにTeX使いなら、OSもWindowsじゃなくて Linuxかも知れませんね。 大学の先生ですから、普遍性を追求するのが 仕事です。なので、シェアで押し切ってこれ しかない!というマイクロソフト一色の状況 を嫌っているのかも知れません。 例えば、何かプログラムを作るのにしても、 Unixで開発すればWindowsへ移植するのは比較 的容易ですが、Windowsバリバリにしてしまう と、他のプラットホームへは持って行けません。

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