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欄干のスライム状の飾り
よろしくお願いします。 お寺や神社に庭園にかかっている橋の欄干によく使われているスライム状(タマネギみたいな)の飾りはなんという名前なのでしょうか? また云われや意味をご存知でしたら教えてください。 お寺や神社に行くと必ずといっていいほど目につくのでなにか特別な意味があるのではないかと気になっています。
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擬宝珠のことかしらん?この文字でギボシと読みます。 小学館の国語大辞典によれば……↓だそうですよ。 1 高欄や、橋などの親柱の上にかぶせた、葱(ねぎ)の花の形をした飾りの金物。如意宝珠の形に似せて作ったもの。ぎぼし。ぎぼしゅ。
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- yuhkoh
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追記 インドでは、肉体は滅んでも骨は残るところから、聖者の遺骨は「永遠不変なる真理」を象徴するものとして重視されます。 このよう聖者の遺骨を舎利(しゃり・sari<長音>ra<長音>ni)といい、そして仏教では釈尊の舎利を祀った塚である卒塔婆(そとば・stu<長音>pa)つまり「塔」や(寺院に建立される塔や、墓に用いる石塔・板塔婆も本来の意味は、真理を象徴するものです)、舎利を収めた「宝珠」は信仰の対象となりました。 このように宝珠(cinta<長音>mani)は最上の宝であり、その意匠は吉祥を表すので、欄干や屋根の飾りなどに宝珠に似せて「擬宝珠」が飾られます。 なお植物の「ギボシ」の名は、擬宝珠に似ているからとの説が一般的ですが、ネギの花(葱帽子・葱法師)に似ているからという説もあります。
- yuhkoh
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“宝珠に似せたもの”という意味で、「擬宝珠(ぎぼし)」といいます。 地蔵菩薩や如意輪観音などは手に玉を持っていまが、あれは仏の慈悲の象徴として宝珠を持っていますが、宝珠とはインド語で「チンターマニ(cinta<長音>mani)」といい、摩尼(まに)宝珠、如意(にょい)宝珠とも呼ばれる宝物です。意の如くに宝や衣食を求めることができ、苦しみを取り除くとされます。竜王やマカツ(鯱のモデルとなった神話上の魚)の頭の中にあるとも、釈尊の遺骨(仏舎利<ぶっしゃり>)が変化したものだともされます。仏教、特に密教では智慧を象徴する三角と、慈悲を象徴する丸が組み合わさった形として、大日如来の悟りを象徴する宝として重視されます。 歴史上ではあの独特の形は、釈尊の遺骨を納めた骨壺(舎利器)の形をモデルにしていると考えられます。 参考:ピプラーワー出土仏舎利骨壺 http://mujintou.lib.net/dharma/bukkyo/buddhasarira.htm 奈良・西大寺蔵 国宝金銅五瓶舎利塔及び納入小塔(下写真中央が舎利を納めた宝珠) http://www.naranet.co.jp/cgi-bin/yak-ken-l.asp
- metalic
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http://hazuki-pj.kir.jp/Gallery/1_giboshi_1/giboshi_1.htm これでしたら「擬宝珠」といいます。 いわれなどは検索してみてください。なお、植物にも同じ字でギボウシというのがありますので検索の際はご注意を。