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株式分割後の動向
ある企業が株式分割をするとして、数点質問があります。 1)分割権利付き最終日の終値が1000円だった場合、 新株・旧株ともに500円になる? 2)新株が売買できるのは、いつからでしょうか? ちなみに「効力発生日」というのは、新株売買 が可能になるスタート日ということですか? 又、新株の値段は、1)の理解で有っている場合 500円から売買できる? 3)新株と旧株はいつ1つの株価になるのでしょうか? 又、その時の株価の決まり方を教えてください。 以上、たくさん書いてしまいましたので、わかるものだけでも、近いことが書いてあるHPでも構いませんのでご教授ください。
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○株式分割 いま、3月決算会社(中間配当制度あり)の会社が、1/31に割当率1:1(1株→2株)で株式分割をするケースで見ていきましょう。 1.まず、『株式の分割に関するお知らせ』で『配当起算日』を確認 この起算日が期初4/1や下期期初10/1にセットされている場合、旧株と新株の株主としての 経済的利益は同じです。通常は、新旧に株主としての経済的格差はありません。 2.発行日決済取引の有無 分割比率が高く、新株の発行量が多い場合など、発行会社が、東証に新株の上場申請をし、 承認後、新株の発行日決済取引が権利落ち日からスタートするケースがあります。 〔発行日決済取引が行われない銘柄も多々あります。実施銘柄は東証等の ホームページで確認できます。銘柄コードは、通常、『○○○○1』、新聞で は『同新』と表記されます〕 ※発行日決済取引 新株が約2カ月間売買できないため、信用取引と同じく委託保証金を 証券会社に差し入れ、新株を売買します。最終売買日の4営業日目に 新株もしくは買建て・売建ての損益を差額で決済します。 3.日程≪仮に、1/31を基準日、3/16を効力発生日とした一般例です≫ 1/25(火)権利付最終売買日 ↓ 1/26(水)権利落ち日 【発行日決済取引開始日】 ↓ 1/31(金)株式分割基準日(権利確定日) ↓ ↓通常2カ月程度 ↓ 3/15(火)効力発生日の前日営業日 ↓ 3/16(水)効力発生日(新株券交付日) ↓ 3/17(木)発行日決済取引最終売買日 ↓ 3/18(金)新旧株式併合 発行日決済取引が行われる場合、3/18が「新旧株式併合日」ですから、株式は4営業日目 が受渡しの原則、従って、理論上は、3/15「効力発生日の前営業日」から新株は旧株として 売買できます。 しかし、証券会社によって事務対応が違い、新株は3/16「効力発生日」から売買できると している会社もあり、必ず取引証券会社に確認が必要です。 同じく、発行日決済取引が行われない場合も、「効力発生日」か「効力発生日の前日営業 日」か確認して下さい。 4.旧株・新株の価格≪一般論≫ 旧株は権利落ち日に、以下の『理論権利落ち株価』をベースに需給関係で売買がスタート します。 理論権利落ち株価=〔権利付き株価+(新株払込額×割当率)〕/(1+割当率) ご質問のケースでは、500円=〔1,000円+(0円×1)〕/(1+1)となります。 この『理論権利落ち株価』は、あくまでもベンチマークです、最近の人気新興市場銘柄では、 株式分割により、 (1)発行済み株式数が増え流動性が高まる (2)1株当たりの配当金が変らなければ、実質増配となる (3)1単元の投資金額が低下し、投資しやすくなる などの理由により急騰し、効力発生日が近づくと、新株の効力発生日以降の売り圧力を 意識し、軟調に推移する傾向にあります。 新株が発行日決済取引で売買される場合、新株の価格は、当初、事前に売却しようと、 つなぎ売りの圧力等で、権利落ち後の旧株の価格よりディスカントされた価格で推移する ことが多く、効力発生日が近づくと、売買高も減り、価格差はなくなってきます。 以上でごわす。ややっこしいですが、がんばって下さい。(^_^)
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- garnetscrein
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1)分割権利付き最終日の終値が1000円だった場合、 新株・旧株ともに500円になる? 2分割の場合、500円からのスタートです。 2)新株が売買できるのは、いつからでしょうか? ちなみに「効力発生日」というのは、新株売買 が可能になるスタート日ということですか? 又、新株の値段は、1)の理解で有っている場合 500円から売買できる? 2ヵ月後の24日ごろが一般的です。 それまでは何も出来ません。 3)新株と旧株はいつ1つの株価になるのでしょうか? 又、その時の株価の決まり方を教えてください。 新株流通日に親株となります。