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青色発光ダイオード(LED)の発明対価を巡る訴訟について
この問題について皆さんはどう思われますか? 私は、「日本の司法制度は腐ってると思う」とおっしゃった 中村教授の声が痛切に心に響きました。 努力が報われない社会、しかも技術立国を目指す日本に あってはならない現状だと思います。 こういう考え方もある、とか私もそう思うとか 皆さんの意見も聞いて見たく思いました。よろしく御願いします!
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皆さんがすでに色々な回答をしていますので少し違った視点で、経済的、政治的な見方で見ると日本では今回のケースに限らず研究者や発明家より企業の利益を優先してきました。 本来発明は当然発明した当人の功績ですが(いくら会社が支援しても発明できない人は出来ないですし、今回のようにほとんど独力でも発明できる人もいます)、しかし日本では発明者に利益を渡さず会社が利益を得ることによって全体的に見ればその会社の社員全員が利益を得たり高度経済成長時代には工場を拡大するというやり方をしてきてそれが今までほとんどの日本人は当たり前とも思っていました。 しかし、このやり方は他の資本主義の国の経済からみるとかなり異質なやり方です。おそらく日本だけだと思います。政治学者の人はこれを日本型社会主義と言ったりします。例えばロシアなどではいくら個人が発明を含めて頑張ってお金を稼ごうとしてもすべて社会全体の利益にさせられてしまいます、そのためいくら発明しても自分の利益にならないので研究意欲がアメリカやヨーロッパなどに比べて低くなっています。ゴルバチョフは日本は世界一番成功した社会主義の国だと言ったことがあります。 日本は今まではこの会社を通じて社会全体の利益にするというやり方でだいぶ成功しました。貧富の格差は他の国よりかなり少なくなりました、そのため今まで政治も行政も司法も社会全体がこのやり方を後押ししました。そのため個人より会社にすべてを尽くす人が素晴らしいという認識が出来て会社と結婚するという言葉もありました。 しかし、このやり方はご存知のとうりうまくいかなくなってます、このまま行けば近い将来貧富の格差は拡大するし、景気はますます悪化するのは目に見えています。そろそろこの会社が利益を事実上独占する社会主義的なやり方を変えて研究意欲をわかせるような社会にしなければならないのですが、今までのやり方に慣れていたり急には変えられないのと政治、行政、司法がまだ今までのやり方続けているので(このうち政治は少しつづ変えてきていますが)、司法もとりあえず今回は社会主義的やり方を守って企業に事実上全ての利益を与えたということでしょう。 中村教授の「司法制度は腐ってる」という言葉の背景にはこういう事情があると思います。和解して文句を言っているというより和解しなかったら6億すらもらえない状況に追い込まれてのことですから、和解しなかった場合勝つ可能性がゼロなので何百万とかさせられてしまうかもしれないから仕方なくですので和解したいと思ってしたものでないので当然納得いかないのでしょう。 ちなみに企業側が言った研究者は研究の成果を喜ぶもので利益を求めるものではないというのはプロ野球に例えればナベツネさんが言った「たかが選手(研究者)の分際で」ということだと思います。 ちなみに研究や発明はやはり結果オーライで、動機が何であっても結果よければ良いのです。例えば大金持ちになりたい、名声を得て先生と一生呼ばれたい、有名人になって女にもてたいなどなど不純なものでも、それによって世紀の大発明が生まれれば、社会にとっても本人にとっても多大な利益を生まれるのです。そうでなくキレイ事の研究でなければダメだというのでは、今我々が暮らしている世界はもっともっと不自由な物になっていたかもしれません。裏を返せば実はキレイ事ばかりに関わって満足感を得るのは他の人や社会のためではなく自分ためにやっているのです。
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- lasershack
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中村先生の業績は少なくとも光に関する研究を行っている研究者にとっては十分に理解されていると思います。中村先生がUCサンタバーバラに行くことが決まったときは、米国の光に関する学会誌ではNakamura goes to west. と大きく報じられ、アメリカは大きく歓迎する報道を行っていました。この研究が何年に1度の研究かは議論できませんが、この分野でノーベル賞に最も近い位置にいることだけは確かです。アメリカの州立や有名私立大学の教授に迎えられるのは日本の帝大の教授に迎えられるのとはレベルが違います。日本で中村先生のように立派な仕事をした人はアメリカでも十分に通用しますし、そうでない人はアメリカの大学は見向きもしません。アメリカの大学教授の誰かが毎年ノーベル賞をとっている国です。日本は経済大国といってもノーベル経済学賞を取った人が一人もいない国です。経済的に報われない研究者に依存して成り立ってきた国をアメリカと比べ、アメリカのなにが優れており、日本にかけているのは何かを考えるべきなのではないでしょうか。会社における特許の考え方や、アメリカの大学の教授が研究費を自由に自分の給料やポスドク、Ph.D.学生の給料にあて、ノーベル賞受賞者や大学教授自らが会社を経営している国と日本がどれだけ異なる環境にあるかを会社の事務系の人も考えて見るべきではないかと思います。
お礼
回答に感謝します。
補足
沢山の意見を聞かせてもらい、大変感謝しています。 この場をもって、再度謝意を述べます。有難うございました。 どうしても主観が入ってしまいますが、良回答などを出さないほうが回答者様に失礼に当たると思っていますので、選考しました。 また、よろしく御願いします。
- torauma
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"技術と金"は関係無い、”発明と製品”は別物。 ? 科学技術に関する限り ・黄色いサル(日本人)の物まね ・科学技術者が原爆を作った ・自動車による”交通戦争のために親無し子供を作った原因は技術者の責任 発展の弊害は技術者の責任だが、豊かになったのは日本国エリートの国家予算配分のおかげ様です。 一方で ・日本人の生活経済が豊かなのは商業活動のおかげ(商業・金融) ・日本が平和なのは、平和憲法のおかげで日本人は念仏のように唱えればよい(思想・教育) ・戦前はダメだが戦後(だけ)日本が発展したのは、白人様のおかげで、日本はアメリカ様に感謝すべき まあ切がありません。 >皆さんの意見も聞いて見たく・・・ それも、そうですがこの問題についていうならば ”世界中の特許権を廃止すれば良い”でしょう 私的には、資産の個人”権利”も廃止、税金も廃止すれば”良い世の中”なんです。
お礼
回答に感謝します。
- shimadzu
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#14です.私も再度投稿しようかどうか迷いましたがすることにしました. やはり「製造化」と「生産」を混同されてませんか?青色発光ダイオードが開発されたから会社に利益がでたのではなく,安価で高品質なものが生産されて,市場にでているから日亜が利益を上げているのですよ. >>「中村氏の製造化」で生産した発光ダイオードなんか >>高価で品質的にも全くだめな製品になって誰も見向き >>なんかしないでしょう. >>こんなことは生産技術や営業に関わった人なら分かる >>はずです >非常に疑問に思います。 製造化方法が開発されたから生産することが出来たといいたいのでしょうか.それには一部大きな誤りがあります.「中村氏の製造化」はあくまでも会社の実験室(もしくはそれよりも少し大きい)レベルであり,生産レベルではありません.これは理科の実験の「AとBを混ぜるとCという化合物が出来る」というビーカー内の実験で,そこには効率や収率の向上,反応副生成物の問題についての議論はありません.中村氏は「製造化」ですから工学的でもう少し上のレベルまで入っていると思いますが,少なくとも生産する上での結晶の純度や品質についてまでは踏み込んでいないはずです.研究開発は「こうこうすればこうなる」で十分ですから(少し語弊のある書き方ですけど,理学系と工学系の研究視点の違いとでもしてください). 中村氏の特許が「青色発光ダイオードの製造化」であったとしても,その製造化に生産の効率,収率,精製・品質の問題(過去の回答に製造プラントことが書かれていたと思いますがそれもこの問題の「一部」です)が解決されなければなりません.これらを解決するのが生産技術開発です.当然ここにも多くの特許,あえて特許にしていないコカコーラ社・ケンタッキーフライドチキン社的技術が導入されているのです.こうしてみると中村氏の特許は社内の一プロジェクトの一成果でしかないのです.当たり前ですが全ての開発費は会社が出しています. で実際に発光ダイオードが出来たとしても当時徳島の一企業にすぎない日亜の製品を誰がほいほいと信用して買うのでしょう.営業や宣伝が必要なのではないのでしょうか.その人手や経費はどこからでているのですか.日亜じゃないですか? >そういう研究の分野では、1を10にするよりも、0を1にする事が求められているし、評価されるべきことだと思います。 ここでmarochan2さんが書かれていますが,少し意味を私なりに勝手に変えて使わせていただくと,評価されるべきというのは世の中に広まっれいる(=売れているから)からでしょう.でも0から1だけで売れるはずがありません.0から10までの1つ1つの積み重ねの結果が偉大なのです. >>8億でも多いくらい >私の感覚からすると、このような意見を持たれる方もいると思うと非常に残念です。 私の感覚では同じ技術者として中村氏の態度に非常に残念に思います.日本の技術者(または研究者)の程度を世界に流布してしまったのではないかと. あとアメリカのみならず,洋の東西問わず,一会社員の特許は個人のものにならず会社の財産です.また対価報酬もそれほど高くありません.中村氏の発言に夢見てアメリカに旅立ち,失望して都落ちしてくる未来の研究者がでないことを祈るばかりです.
お礼
回答に感謝します。
#17のdoidoran です。 liar_adanさんへ、この場で質問をする人はmarochan2さんに限らずある程度意識しているか、いないかわからない場合も含めてなんらかの自分の意見の敷衍は誰でも潜在的にもっていると思います。それがすべてになってしまってはマズイですが。 それはお互いさまだと思います。ただここは討論の場でないということが前提にある場ですから、私自身この回答自体をしようかどうか迷いましたが。 ところで個人的には現段階ではこのような判決が出ましたが今後は希望的観測も入りますが、このような会社が事実上のすべて利益もらうようなロシアや昔の中国のような判決は日本のシステム的に限界がきて徐々に変わっていくと思います。少なくとも私の知ってる発明に携わる仕事をしている人たちは残念だという人が多いですし、これが30年前の日本だったら、みんな仕方がないと言って会社のために尽くすんだといって、こんな意識を持つ人自体がかなり少数だったと思います。ですから徐々に変わっていくと思いますが、ただし勝手に社会が変わっていくわけではないのでこういう場を使い様々な回答を聞いて自分なり考えて応援するなり、非難するなり行動したり思考することが大切だと思います。
お礼
回答、有難うございました。
補足
補足です。 私の質問文を見ていただければ解るように、私自身は、中村氏に同情を禁じえません。 >自分の意見の敷衍は誰でも潜在的にもっている この事で、お礼欄で不快感を受けた方に謝罪します。 申し訳ありませんでした。
- cse_ri2
- ベストアンサー率25% (830/3286)
「青色発光ダイオードは100年に1度の発明」という発言 について、私見を述べたいと思います。 他の方の回答にあるように、青色ダイオード自体は緑と 赤の発光ダイオードがその前からありましたので、それ 自体は画期的な技術ではないことは確かです。 中村氏が発明したのも、製造技術にしかすぎないという 意見にも同意します。 しかし大事なのは、その作り方を見つけたということです。 少々大げさですが、エジソンが電球のフィラメントを 発明した件と比較できるかと思います。 金属に電気を通せば光を発すること自体は、エジソン 以前から科学の世界では知られていました。 しかし、誰もそれを実用化できる技術を見つけることが できず、それをエジソンが苦心惨憺して、ようやく竹を 焼いた炭素繊維で成功したことが、後に評価されたのです。 中村氏の技術自体は、日亜でももう使われていないと 聞いています。しかしエジソン同様、生産のための先鞭 をつけたのは中村氏であり、そこをもっと評価すべき だと、私見ながら思うわけです。 青色ダイオードが100年に一度の発明というは、たしかに 大げさな表現でしょう。しかし、青色ダイオードが実現 されたことにより、電球や蛍光灯に代わる新しい発光が 可能となったわけで、しかもそれは省エネという観点 からすると、既存の電球や蛍光灯の追随を許さないほど 優秀なものです。 応用面の広さを考えると、「100年に一度の発明」という のは誇大表現であるとしても、非常に有望な発明である ことは、間違いないでしょう。 繰り返しますが、地裁の取り分50%というのは、少々 多すぎると、個人的には思います。 しかし高裁の5%というのも、これも極端に低すぎる のではないのかと。 判例が非常に少ない裁判ですので、最初から国民の目で 見ても納得できる判決は期待できなかったかもしれません が、やはり日本の将来を考えると、ちょっとどうかなと 思う内容です。
お礼
回答、有難うございました。
- liar_adan
- ベストアンサー率48% (730/1515)
特に言うことはないので、再回答はしないと思ったのですが、 思うところあって再び回答します。 なぜmarochan2さんは#12、#13にお礼もしくは補足を書かないのですか。 もしかすると、これは、質問ではなく、自分の意見を敷衍したいだけなのではありませんか。 >>一審の判決は、あきらかにまちがい >素人なのでよく解りませんが、判例に従ったものではないのでしょうか? >出来れば、補足御願いします。根拠無しには、こんな稚拙な判決は出ないと思うのですが・・・。 判例はありません。判決の根拠もありません。 この裁判自体が異例なものだからです。 異例なものだったからこそこれほどの話題になったのです。 地裁は、異例な裁判を持ち込まれて、 どういう判決にしようか迷ったと思います。 「ゼロ」はおかしい。そこで、地裁は自分で判断を放棄して、 「ゼロではなく、しかも上級審でまちがいなく覆される」判決をしたのでしょう。 その際、地裁の判決に対する責任は逃れられます。 悪口を言うと、地裁の判事の自己顕示欲に 日本の技術者と企業が振り回された格好になっています。 現に高裁の判決では、2004年11月19日に和解した 味の素の件の判決が判例として使われています。 つまりそれまで前例がなかったということです。 >そうかんがえると、中村氏の要求は、あなたのおっしゃる所の、 >「プラントを作った技術者」にも開発対価を分けようという趣旨で行われたのかもしれませんね。 それは私にはわかりません。 今後の新聞をよく見てみましょう。 中村氏が、もらった8億円から、プラントを作った研究者に分け与えるとすれば、 新聞に載るはずです。 (税制面などの難しい問題もあるので、社会的影響も大きい事例です) >>発光ダイオード自体、既存の技術 >この意見は、大きな誤りだと思います。確かに、発光ダイオードはすでに存在していましたが、 >『青色』発光ダイオードとは全くの別物と考えるべきだからです。 >それが、 >>「青色発光ダイオードは100年に1度の発明」といわれる >所以でもあります。 正直言って 「青色発光ダイオードは100年に1度の発明」 という惹句を本気で信じる人がいるとは思いませんでした。 結晶製造過程に難しい所はあるにせよ、 既存の原理に乗っ取ったものに過ぎず、 革新的なものではありません。 「製造技術の一種」と位置づけるべきものです。 (↑製造系の方ごめんなさい。「革新的な技術ではない」ということを書きたかったのです) エジソン効果が発見されたのが1883年。150年も経っていません。 ショックレーによるトランジスタの発明が1947年。 青色発光ダイオードは、それらに比べると、 非常に低いレベルでの発明です。 もし、理系(特に物性系)の人が近くにいるのなら、 「青色発光ダイオードは本当に100年に1度の発明か?」 と聞いてみてください。 「あれはただのヨイショ」 と答えると思います。 本人か友達が「100年に一度」と言うのは別にかまいませんが、 一般人はそれが事実でないことを知るべきだと思います。 一審の200億円という判決は忘れましょう。 100年に一度の発明という惹句も忘れましょう。 そうすると、この裁判は、 「発明に対して、企業はいくらの貢献度を認めるべきか?」 という論点になります。 そうすると、高裁の示した「5%」というのは理解できる 見解です。 私としては「30%」と「1%」の間であれば理解できます。 (もっとも、一審と二審で50%→5%になったのなら、 600億円が60億円になるのではないかと思ったのですが、 そのへんのことは、調べても難解でよくわかりませんでした) 私も理系の端くれです。 中村教授が200億円の権利を得たと聞いて、 ちょっとうれしくなりました。 ただ、上級審では覆されるだろうなと思っていました。 理系です。利益より真実が好きです。 正直なところ、一審はまちがいだと思い、 高裁の判決は理解できます。
お礼
回答、有難うございました。
補足
回答に感謝します。 >なぜmarochan2さんは#12、#13にお礼もしくは補 >足を書かないのですか。もしかすると、これは、質問 >ではなく、自分の意見を敷衍したいだけなのではあり >ませんか #12,13様に、お礼・補足を書かなかった事は、事実で非常に申し訳ありませんでした。この場を持ちまして、深く謝意を述べます。ちなみに、「自分の意見を敷衍したいだけ」という意思は、全く無く、私自身にすべての回答にお礼を書く時間が無かっただけにすぎません。申し訳ないと思います。 今回は、「#12,13様に、お礼・補足を書かなかった」のに何故他の方にお礼・補足を書いたかと云うと、単純に目に留まったものからお礼を書いたから過ぎません。流石に5件以上のお礼をまとめて書くのは、まとまった時間が必要で、私自身も考える時間が必要になります。 過去に、ここを使用した経験からせいぜい1、2件の回答しかこないと思っていたという認識の甘さがありました。 #12,13様、回答してくださったにも関わらず、御礼を書かず本当に申し訳ありませんでした。 なお、お礼には、私の意見を述べたりしてきました。それが「敷衍したいだけ」と誤解を生む行為ならないために、お礼欄に自分の意見を書かない事にします。
- fanfanpopo
- ベストアンサー率22% (38/172)
こんにちわ 僕は徳島の人間です。 僕の周りの人間は日亜の対応が不思議でなりません。 もともと中村さんは会社からの命令でやってました。しかし、会社の実権が社長に移ったとたん中村さんは反社長はだったので冷遇されました。 日亜は中村さんがいなくなったあと、莫大な収益をあげ、徳島県にほとんど毎年、20億、30億と無償で寄付してます。徳島県のみどりの事業に10億、なになに建設に30億ってぐあいです。いまの日亜の社長は政界進出もひそかにねらってるのでかな~りお金をばらまいてます。徳島の知事も通産省あたりの天下り知事ですからね。青色ダイオードのおかげでもうけた金はとんでもないです。いまの企業でトヨタ等以外でこんなに寄付してる会社ってあるのでしょうか?それらは全国ネットでは放送されてないと思いますが、徳島のニュースではしょっちゅう日亜の寄付はニュースでながれてます。 そんな金があるのに、2万円ってどう?8億もおおい?
お礼
回答に感謝します。 ものすごく新鮮な内容だと思います。 >国ネットでは放送されてないと思いますが、徳島のニ >ュースではしょっちゅう日亜の寄付はニュースでなが >れてます ここに書かれた内容がすべて事実だとすると酷いですね^^; 中村氏のお陰で得た利益を、本人に還元せず、政界進出に使うなんて^^;
- jlfs3268
- ベストアンサー率14% (2/14)
結局、司法に携わるものに技術系の知識がなく、かつ想像力もなく、日本の将来を考える暇もないから、こういう地裁と高裁で隔たった結果になりました。
お礼
回答に感謝します。 短い文章ですが、的を射ていると思います。 司法関係者に技術系の知識が無いと云うのも、ナルホドと思いました。
- shimadzu
- ベストアンサー率26% (18/68)
おそらく中村氏に賛同されている方々は 中村氏の特許である「製造化」を「生産」と混同しているように思います. 「製造化」はどちらかと言えば研究開発の部分であり,「生産」は生産技術開発に分類されます. 青色発光ダイオードは世界が競い合ってその開発が求められ,今日,信号機など人々の生活に不可欠な材料になっています. ではこれらが中村氏の特許の恩恵なのでしょうか. 中村氏の貢献は,電気を通すと青色のバンドを示すといわれていた(これ自身は中村氏とは別の某国立大の研究)ガリウム窒化物が青色発光ダイオードへ利用できることを「見いだした」だけであり, 青色発光ダイオードを大量生産させることに成功したわけでもないのです. つまり先に書いた「青色発光ダイオードは・・・不可欠な材料になっています.」部分のうち中村氏は,求められていた開発の一部をおこなっただけであり, 世界で人々の生活に不可欠なものにしたのは 生産技術開発や販売ルートに乗せることに関与した営業などの中村氏の同僚であった日亜の社員,そして宣伝費や開発費を投資した会社なのです. 世界で開発が求められいたのだから宣伝や営業がほとんど関与しなくても売れていただろうと思われるかも知れませんが, 「中村氏の製造化」で生産した発光ダイオードなんか高価で品質的にも全くだめな製品になって誰も見向きなんかしないでしょう. こんなことは生産技術や営業に関わった人なら分かるはずです. 中村氏の努力は十分報われたと思いますよ.だって自身の「研究」成果が,実際の製品となって世の中に流通しているのですから.研究開発の醍醐味なんてこんなものでしょう. 特許・特許って騒いでも実際に製品にならなければ 特許庁のデータベースに眠っているPDFか弁理士が書いたただのエッセーか作文ですからね. 長くなって申し訳ないですが 日亜に中村氏へ200億を支払うように命じた 知的財産音痴の地裁判事が一番腐っているのです. 8億でも多いくらいです.
お礼
回答に感謝します。 >「見いだした」だけであり・・・ と表記されていらっしゃるのですが、その事自体が凄いことだと思いますが如何でしょうか?そういう研究の分野では、1を10にするよりも、0を1にする事が求められているし、評価されるべきことだと思います。 確かに、おっしゃる通り >中村氏は,求められていた開発の一部をおこなっただけ であるとしても、その発想・センスは中村氏にしかなかったから、今まで開発されず、社会的な評価が大きかったのだと思います。 >「中村氏の製造化」で生産した発光ダイオードなんか >高価で品質的にも全くだめな製品になって誰も見向き >なんかしないでしょう. >こんなことは生産技術や営業に関わった人なら分かる >はずです 非常に疑問に思います。 >8億でも多いくらい 私の感覚からすると、このような意見を持たれる方もいると思うと非常に残念です。
- cse_ri2
- ベストアンサー率25% (830/3286)
中村氏の書いた本は私も読みました。 その中には、たしかに日亜の社長からは、開発を進める ことに圧力があったと書いてあります。 しかし、その上の会長からは黙認されていたようで、 まあ社内の複雑な事情はあるんでしょうが、組織的な バックアップは、ほとんどなしで開発を進めていたようです。 中村氏のしたことが、許されるかどうかということも あるかと思いますが、経営陣の意向がどうあれ、結果を 出したことはきちんと評価すべきではないでしょうか。 青色ダイオードの開発が他企業で難航を極め、当時は 成功率が非常に低いと思われたのも事実です。 しかし、中村氏は違っていました。(ここが現場の事情に 疎い管理職と、現場で手ごたえを掴んでいる技術者の 感覚の違いかと思われます) 発明に携わったのも、中村氏とあと一人くらいで、 実験に使う機材も、手作りでした。組織的なバックアップ のない中、経費を最小限に抑えてよく頑張ったと思います。 今でも大企業に見られるのですが、部下は上司に絶対 服従すべきと勘違いしている人は、大勢います。 そういう人からすれば、中村氏のしたことは言語道断、 決して許すまじという結論となるでしょう。 しかし、上司のいうことを聞いて利益を出せないので あれば、最終的には会社に損をさせていることになる ということなんです。 今の日本の企業社会は、集団主義で個性を抑圧する傾向 でしたが、今はこれからは個人の能力を最大限に発揮 する風土が芽生えつつあります。 中村氏の件は、日本の企業が本当に集団主義から脱却 できるかどうかの、試金石となるような気がします。
お礼
回答に感謝します。 >結果を出したことはきちんと評価すべき そうですね。これは重要です。 >個人の能力を最大限に発揮する風土が芽生えつつあります 肌で感じる事は少ないのですが・・・ >、日本の企業が本当に集団主義から脱却できるかどうかの、試金石となるような気がします ホントに、そう思います!!
お礼
回答、有難うございました。