まず、情報公開がないですね。
大阪市のホームページには、役所側からのお知らせばかりで、市民が一番知りたい、今回の醜態についての対応がまったく載せられていません。
職員も新聞で情報を知るしかないのが実情です。
情報公開請求を封じるために、阿倍野区の総務課長が毎日新聞の記者の家を襲いましたが、あれは、大阪市役所のまったく普通の対応です。ああやって、役所にとって具合の悪い相手の口を塞ぐことが有能とされているのです。
区役所の超勤問題について言えば、もともと、区役所の超勤は超勤の実態と関係なく、市民局と区役所の組合の交渉によって決まります。ですから、まったく勤務実態のないときに超勤が支給されることもあるし、サービス残業も結構多いのです。
今、市役所は13年度からの超勤実態を調べていますが、こういった超勤の決まり方を知った上で、わざとらしくやっているので、茶番劇でもあり、犯罪的でもあります。
一応情報公開条例はありますが、情報を隠匿するためにやっているというのが腐敗した実情です。