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田中県知事になって
一時期メディア報道でもてはやされた様に思うのですが。 最近までの所で何かしら、”良くなった”事ってあるのでしょうか? 「やはり長野は土建屋予算が獲れる人でないとダメ」と聞いているのです。
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私も長野在住ではありません。 田中知事は確かに一時期かなりマスコミに出ていましたが、最近はだいぶ減りましたね。マスコミの方は政策発表など目新しい物は取り上げるのですが、その後の経過や成果について報じて分析することが少ないために少なくなってしまうのでしょう。本来政策は発表の時だけでなくその後の経過や進行具合や影響などもしっかり報じるのも大切なんですが、残念ですね。 ですから、これは田中知事だけでなく、例えば石原都知事など他の人も一時期と比べると少なくなりました。ただし小泉首相は別ですよ、現在の政権与党ですし当然いつでも取り上げられます。 それと「やはり長野は土建屋予算が獲れる人でないとダメ」という話ですが典型的な利益誘導政治のことですね、確かにそのような形は今まで建設業者の方にある一定の雇用を生み出して失業率が低くすみある程度機能した時代もありました、しかし今は長野だけでなく全国的にこの手法は限界が来ています、国の借金がものすごい額あるのに、票のために無理やり必要のないところにダムを作ったり道路を作り建設業者に仕事を与えてその代わりに選挙で投票してもらうやり方を何十年間もやり続けた結果そのものが限界にきているのです。国の借金は莫大な額です。しかし、そうしないと当選できない人がたくさんいるためにムダが多いとわかっていてもなかなか制度が変えられないのです。しかし、田中知事はそうした利益誘導の選挙手法とは無縁の選挙で選ばれているために、国の借金がたくさんあるのに必要ない道路を作って金を使うようなムダだらけの公共事業を変えるための脱ダムを実行することが出来たのです。けれど何十年間も必要以上ムダな道路やダムを作っていたわけですから、当然建設業者には必要以上の雇用が生まれてしまっているのです。 そういう人には短期的には脱ダムがよく見えないでしょうが、長期的に見れば国の借金が膨れ上がって手のつけようのない事態になる方がはるかに恐ろしいのです。ですから、質問者さんが「やはり長野は土建屋予算が獲れる人でないとダメ」と聞いていらしゃる方はそういう人の関係者ではないですか? そのほかにも脱記者クラブなど評価できるものはたくさんあります。 しかしまだ田中知事は2期しかも一回は議会で反対勢力が過半数を占めているため失職に追い込まれているため実際の2期目よりまだもっと短く1期目に近いです。成果が現れてくるのは3(4)期目あたりでこれからになるでしょう。それと田中知事は上記に書いたとおり議会はオール野党に近いので、田中知事が通したいと思う重要な案があっても、重要な物はすべて否決されるので、改革を進める上で条例などが作れずに知事の権限だけでは結構大変です、そこらへんからももっと時間がかかるでしょう。そして将来その結果を見て長野県民自身が判断すれば良いと思います。
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- kentaro107
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断っておきますが私は長野県在住ではありません。ですので回答は一般的なものと承知されたい。 確かに就任して一時期改革派として有名になりましたね。知事室をガラス張りにするとか。「しなやかな」(就任当初よくこの言葉を使い、県の土木部長などから批判されていましたね)改革を訴えたりしましたね。 公共事業のムダを説いた有名な「脱ダム宣言」など評価すべき一定の成果もあるでしょう。 そして現在・・・最近長野県の話題自体あまりありませんね。当然仕事はしているのでしょうけど。そういう意味でやはり一過性の話だったのではないかと。改革という名に踊っているだけだったのではないかと危惧します。まあ、小泉改革もそうですけど。 田中康夫知事は今2期目です。これからに期待しましょう。一般に政治家の評価は、棺桶のふたが蓋われて(つまり政治家の死後)定まると言いますから。
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御回答ありがとうございます。 長野県はなぜか先進性というものがあって、”日本のその後”を予感させる性格をもつ時があるようです。 過去の経緯を見直しても昔には戻れないのだから、がまんをして静観すべき時期になっているのかもしれませんね。
お礼
そうですね。 予算に”たかる性格”は県民性=議員の性格になっているようで「もはやわがまま・強欲が許される時代でない」という話をした事は私にもあります。 最近は、”あきれた現場監督や年長管理職”という話も聞きますし、若者に期待したいですね。 御回答ありがとうございます。