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 本当のイラクの非戦闘地域を教えてください。

 今、自衛隊がいるサマワ以外はイラクは戦闘地域なんですか?-どうしてもわからないのはイラクへ行った人たちたいして自衛隊以外の人に対して政府が冷淡すぎるみたいなことです。

みんなの回答

  • SCNK
  • ベストアンサー率18% (514/2762)
回答No.3

イラクに戦闘地域はありません。全土が非戦闘地域です。 奇異に感じられるかもしれませんが、事実です。なぜかというと戦時国際法(1949ジュネーブ4条約とか、ヘイグ陸戦規則とかです。)では、戦闘行為というのは、交戦適格があるもの、つまり正規軍、条件を満たした民兵や義勇兵や群民兵などが、交戦することであるからです。そしてその地域が戦闘地域なのです。 今米軍と交戦しているのは、交戦適格のないテロリストなどです。交戦適格があるのは指揮官を有して、そとからみて戦闘員とわかる服装などを着て、公然と武器を持ち、戦時国際法を守る集団だけであり、その資格がないものが戦っているのは戦闘ではなく、戦争犯罪なのです。 つまり戦闘地域ではなく、犯罪地域というべきでしょう。日本では安全性と戦闘地域をごちゃ混ぜに考えていますがもともと別のものです。どちらも危険には違いありません。ただ、危険の内容が違うのです。戦闘地域の危険とは砲爆撃などの危険であり、非戦闘地域での危険とは、降伏しても捕虜として扱われない危険なのです。

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回答No.2

報道を見ていると、あたかもイラク国内全体が毎日戦闘しているみたいに見えるかもしれませんが、危険な戦闘地域はある程度限られています。(No.1の回答が例を出しています。) イラク全体に、治安は不安定化しているのは間違いありませんが、テロが多いことと、戦闘地域であることは全く別の話です。サマーワ周辺は、本格的な戦闘は起きていませんから、戦闘地域とは呼べないでしょう。その意味では現在のイラク国土の多くは非戦闘地域です。(戦争じたいは終わっているのですから当たり前ですね。) ただし、テロが多く、特に外国人を標的にするテログループが跳梁跋扈しているために、日本人を含めて外国人が立ち入るのが極めて危険になっています。外国人がイラクにいると危険なのは、戦闘地域だからではなく、外国人を狙うテロが多すぎるからです。 自衛隊員の場合には、渡航自粛勧告を振り切ってイラク入りする私人と違って、国の命令によってイラクに送っているのですから(また、亡くなられた外交官も同じです。命令でイラクにいました。)、その扱いが異なるのは当然なのですが、それはさておき、 私は、イラクへ行った人たちたいして政府が冷淡すぎるとは思いません。渡航中止勧告をあれだけ出しているにもかかわらず自発的にイラクに行った人がテログループに捕まったとき、政府は対策本部を作り、現地の大使館が寝ずに働き、2桁の数の外国政府にテログループへの接触仲介や影響力行使をお願いし、政府高官が現地に飛び……。これ以上、何をすればよかったのでしょうか? 本来は、海外ではまず自分の安全は自分で確保するべきものであることを考えると、この件では政府を批判することは難しいと思いますよ。

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  • cse_ri2
  • ベストアンサー率25% (830/3286)
回答No.1

現時点でもっとも安全なのは、クルド人自治区ですね。 サマワも国内で騒がれているほどの心配はないと思います。 ただしイラク総選挙後のシーア派の出方しだいでは、今まで 比較的安定していたイラク南部のシーア派が主流の地域も 混乱する恐れはあります。 もっとも危険なのは、いわゆるスンニ派トライアングルですね。 バグダットとかファルージャの辺りです。 >どうしてもわからないのはイラクへ行った人たちたいし >て自衛隊以外の人に対して政府が冷淡すぎるみたいなこ >とです。 十分、政府も気を配ってますよ。 ただしイラク国内での日本政府の影響力は極めて限定しており、 正直いって民間人がイラク入りしても、日本政府はその安全 を保証できません。よって外務省はイラクに渡航しないよう 強く警告しています。 それでも無理してイラク入りし、危険地域を闊歩すれば、 香田さんの二の舞になることは明らかです。

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