私は犬も飼っていましたが、junichi13さんが「では猫やうさぎではどうか?」という質問をされていたので、猫について書いてみますね。よく一般的に、犬は賢く、飼い主に従順で恩を忘れないが猫は頭が悪く、叱ってもわからないし恩を忘れてしまう、というような事が言われてしまいますが、深くつきあうと猫も大変賢く、記憶力も相当あると思います。
というのは、私の家の者が海外に赴任して4年程離れていて、4年後に帰宅した時に、まるで「どこに行ってたんだよ~、寂しかったよ~!」とでも言っているかのように、飛んで駆け寄って来て、にゃーにゃーと大騒ぎしました。そしてべったりとくっついてしばらく離れませんでした。しかも赴任中は、かかってくる国際電話の最中に、猫の耳元に受話器を持っていって声をかけてもらったりすると、とたんに落ち着きがなくなり、声しか聞こえないという心の葛藤か、満たされない気持からか、ゴロゴロと喉を鳴らし始め、部屋の中をうろうろまわったりするのです。
猫は犬のように大袈裟に表現する行動を持ちませんが、彼等なりに細やかな感情ときちんとした記憶を持っているのだと思います。世間では沢山の科学的な研究の成果があって、猫はこうである、犬はこれが出来ない、などと決め付けられている文献が沢山ありますが、実際に飼っている我々だけが感じ取れる「何か」もあるのではないかなーと私は信じているので、猫も犬も人間が思う以上の能力を持っているのではないかと思います。
犬は嗅覚が鋭いので、(junichi13さんの服についている臭いは当然半年前とは違っていると思うので)最初に思わず威嚇してしまったのは、人間と違って顔立ちだとか髪型とかを見ているわけではないので、声の高低、話し方の様子、それから身体から出る臭い、などが半年前のものとかなり違って感じ取れただけじゃないでしょうか、しばらく一緒にいたらまた戻った、というところがその証拠じゃないかと。それに動物は相手の気迫や緊張などを微妙に感じ取るので、久々に会うという時のjunichi13さんの心理状態がなんとなく伝わって警戒したのかもしれないですよ。
よって私の意見は、「新しい飼い主を受け入れた」のではなく、誤解が解けて「あ、なんだ、臭いが違うから誰かと思ったら前の飼い主じゃないか。」ってわかってホッとした・・というところでしょうか。(笑)
お礼
回答ありがとうございます。 やはり嗅覚によるものの影響が強いようですね。 確かに飼っているもの同士で共有している「何か」もありますよね。 微妙な緊張なども関係してくるものなのでしょう。