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人工膝関節後の患者の注意点で・・・
人工膝関節後は肢位により脱臼やゆるみの危険性があると書いていますが、それは過屈曲によって起こるものなのでしょうか?そうであれば、どの方向で脱臼するのか、ゆるみはどこがゆるむのかメカニズムを教えて下さい。
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下記参考URLの上段のHPには従来の人工膝関節では、膝の曲がる角度は、ほぼ120度が限界で、それ以上曲げようとすると、大腿骨と脛骨がぶつかったり、人工関節が外れてしまいました。 また、膝を左右にねじる動きが制限されていたので、正座をするなど和式の生活は困難でした。 それに比べて最新の人工膝関節は、素材は従来と同じですが、デザインが改良され、膝を深く曲げても、関節が脱臼しにくくなりました。 また、膝関節が150度以上曲げられるようになり、膝を左右にねじる動きもやりやすくなったため、正座もできるほど機能が高まりましたと記載されていますのでご覧下さい。 私は昨年の夏に臼蓋(股関節の屋根の部分)形成不全による変形性股関節症で両股関節に人工股関節の置換手術を受けましたので脱臼や緩みと言う同様の問題を抱えていますので人工股関節と同様に関心をもってお気に入りに入れていたHPです。 下記参考URLの下段のHPには新しい人工膝関節について詳細に載っていますのでご参照下さい。 なお、緩みの原因は関節を支える骨ががっちりしていないと関節は安定せず人工関節と骨の間に緩みが生じて再手術となる場合があり、また素材のポリエチレンの摩耗で生じた10ミクロン未満の小さな粉が原因で骨を溶かし人工関節の緩みの原因となることがあります。 これらの欠陥をなくすためにすり減りにくいプラスチックの開発やかみ合わせの部分を金属と金属やセラミックとセラミックにしたりしてポリエチレンの摩耗粉による骨吸収を防ぐ方法も考えられていると自分の手術の時に医師から聴きました。