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F1のセーフティー(安全対策)
F1もIRLもオフシーズンになってしまいましたね・・・なんか寂しいです。来月にはGT4が出るからそれでしのぎますか・・・って本題と全然関係なくなってる。 本題に入りますが、F1や各種フォーミュラカーってドライバーがGTカーみたいにカウルで囲まれていなくて、剥き出しですよね。普通の自動車みたいにエアバックがついている訳でもないし、戦闘機みたいにシートごと脱出できるわけでもないですよね。 それでも大きな事故があっても、死亡するドライバーが減っているらしいですが、一体どんな安全対策を取っているんでちゅか? ご存知の方いたら教えれください。
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車体についてですが、毎年ニューマシンを作る過程で”クラッシュテスト”と言う物を受けて合格しなければなりません。一般車の衝突安全実験みたいなヤツです。これに合格しなければ、レースはおろかテストでも走れません。 最近のF1(フォーミュラカー)は、一般車と同じように人が乗っている部分は変形しにくいが、それ以外の部分は衝突時に積極的(?)に壊して衝突を吸収するクッションの役割にする様になっています。これが原因でパンクやバーストが多くなったとの見方もあります。 以前は、事故起こるとコース脇にいるマーシャルがドライバーを脱出させる光景が見られましたが、最近では大きな衝撃を受けた場合で車体が炎上する可能性が無い場合、医師が到着するまでドライバーを動かさずに待って、動かす場合にもドライバーが固定されているシートごと動かして、頚椎の負担を減らすようにしているそうです。今年のUSGPでのラルフ・シューマッハのアクシデントでなかなかドライバーが出てこなかったのはこのためです。 ハード面(コース)も、昔はガードレール1枚だったのが3枚になり二重でやったりして現在多いタイヤでクッションを作ったり、IRLのオーバルでは、ウォールを二重にして隙間にウレタンのようなクッションを入れるようにしています。また、ランオフエリア(エスケープゾーン)の拡大や、シケインや中低速コーナーを増やして減速する機会を多くしているそうです。 最後に実はF1でもエアバックが実用化寸前までに行ったことがあるそうです。メルセベスとFIAがレース車両用の物を共同研究していたそうですが、レース中の事故は複数回衝撃を受ける可能性が大きく、エアバックだと1度しぼむと使えなくなることがネックで、HANSならその点を克服できると言うことで採用されたそうです。
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- LINERS
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>戦闘機みたいにシートごと脱出できるわけでもないですよね。 ですが、カーボンモノコックだけは壊れないよう設計されています。しかしセナの事故があり、それ以来はヘルメットを固定するようなものも出てきたり、ヘルメットの横の部分のモノコックを高くしたり、とにかくドライバーが死に至らないことにかけてもレース界でNo.1を目指している気がします。
- formula
- ベストアンサー率31% (6/19)
F1は安全性の最前線と言えるでしょう。 様々な装置がモータースポーツで開発されてきましたし・・・。 F1が安全な理由はミドシップというところにまず大きな意味があるのではないでしょうか。追突には弱いかもしれませんが、前にエンジンがない分、クラッシャブルスペースが稼げるためです。二人乗りコミュータ、スマートはキャビンの拡大と安全性を理由にエンジンを後ろに持っていったわけっす。 後は、カーボンをふんだんに使った、ボディ構造、年々規制されるレギュレーション・・・。サーキットや規制は94年を境に大きく変わり始めましたね。
- moccha
- ベストアンサー率28% (20/71)
別にGTカーのカウルが、一般車両のような構造で、強いわけではありませんが。 ドライバーを保護するのは、ロールケイジとシートベルトです。シートベルトは、自分では着用できないほど締めこんであります。 ドライバー自身の装備としては、レーシングスーツこれは、インナーに至るまで防炎服です。あとヘルメット。 ロールケイジは、いかなる転倒においてもドライバーを保護できる大きさでないといけません。したがって、ヘルメットより低いロールケイジは取り付けられません。また、見えない部分もちゃんとロールケイジがあります。すべての面において、ドライバーの外側にロールケイジが取り付けてあります。見えないですが、ドライバーは、カゴの中で運転しているのです。 あと、フロントアクスルがドライバーの足よりも前でなければならない。など、車体にも細かな規程があり、コックピットは、車体の破損しやすい部分から隔離された構造になっています。 車体底面に空気を取り入れ、揚力を逆向きに利用していた時代がありましたが、これらも危険な為、禁止されました。ターボ時代と車体の形状が異なるのは、車体規程の変更による部分もあるのです。 皆さんも、運転するときは、シートベルトを正しく使用しましょう。ベルトの密着を防ぐクリップなどを使ってはダメですよ。
- keer
- ベストアンサー率28% (231/808)
レギュレーションの変更によるターボエンジンの禁止が寄与する部分が大きいと思います(そもそも大事故が起こりにくくなった)。 1.5Lターボでタイムアタック時には軽く1000馬力を越えていたという話ですから。 また、新素材の使用で軽量化された分をドライバーの安全に回しているのだと思います。
- a-chan__
- ベストアンサー率0% (0/4)
「HANS」ですね。 ドライバーが肩にかけているヤツです。 これは頭と首を守るためにつけているのだとか。
お礼
琢磨さんがずれて痛くなったアレですね。 HP見たんですけどある無しで結構変わるんですね。
- arau-otoko
- ベストアンサー率21% (94/437)
70年代全盛だったアルミモノコックボディが、80年代後半にカーボンモノコックに変わった事により、死亡事故が激減したみたいです。
レーシングスーツ あれ、耐火服です。 酸素ボンベ 火事になってもドライバーに供給 頭の上の吸気口 車体がひっくり返ってもあそこで車体を支えるのでドライバーが潰れない
お礼
細かい説明ありがとうございます。 >別にGTカーのカウルが、一般車両のような構造で、強いわけではありませんが F1は剥き出し状態でクラッシャブルスペースがGTカーに比べて少ないことを言いたかったのですが・・・