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幼児の採血に同席できないのはなぜ?
最近、1歳1ヶ月の子供の調子が悪くてよく病院へ行きます。その際、採血をするのですが、その病院では 「ご両親は待合室でお待ちください」 と言われます。これはなぜなんでしょう。 自分的には子供に付いていて「がんばれ」って言いたい。そして、実は何より子供から目を離すのが不安です。 私自身、子供の頃に注射でショック状態になったことがありますし、大人になってからも誤診を受けたり、夜間の救急外来で態度の悪い研修医に当たったりと、医者を信頼することができなくなっているようです。 (もちろん、中には優秀な医師もおられると思いますが。) 医療関係のニュースで「目を離した隙に赤ちゃんがベットから落ちて頭を打った」などという話も聞いたことがありますし、医者だ看護婦だと言ってもやはり他人にわが子を託すのはなんだか不安です。 友人に聞いてみたところ、友人が行った病院では席を外すどころか、 「お母さんはこっちを押さえて!」 という感じだそうです。 そこで質問です。 === (1)席を外す、外さないは病院ごとに異なる(自由に決める)のか、それとも何か医学的な指針があるのでしょうか。 (2)「席を外せ」という理由があるとしたら、それは何でしょう。 (3)医学的な指針がないとしたら、幼児の採血の際、親は近くにいるべきなのか、それとも席を外すのか、どちらがよいのでしょう。 === ちなみに、「同席したい」と申し出たところ、担当医に「見ていられると非常にやりにくい」と言われました。 うがった見方をすれば、「血管に針をさせずに何度も失敗するところを見せたくないのでは…」と思ってしまうのですが…。考えすぎでしょうか。 (実際、この時の採血はいつもよりかなり時間がかかっていました。) 皆様の実体験や、医療関係者の方の意見をお聞かせいただけるとうれしいです。 よろしくお願いします。
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色々なケースがあるんだと思いますが、私が以前に子どもを入院させていた時に同じ部屋になった患児さんは、治療で痛かったことがトラウマになって、白衣恐怖症のようになっていました。 親御さんも一緒になって、看護婦さんや病室が見えないように、一番窓際のベッドで周りをさえぎるように昼も布団をサークルベッドの柵にかけて…看護婦さんや医師が処置や診察のために来ても目の敵にするんです。 結局、夜中に逃げるように退院していきましたが…。 つまるところ、親御さんと病院との信頼関係が確立していれば、同席していても同席していなくても処置は可能かもしれません。1歳未満の小さい子ならまして、かえって同席していた方がうまく行くこともあるかもしれませんね。3,4歳ならば親がいないほうが頑張れることもあるでしょう。 私自身も、病院のスタッフの方が「処置室で処置してきますから、待っていてくださいね」と言われたら待っています。ただ、私の場合にも長男は入院4回、経過観察の必要な病気で今も通院中なので、いくつかの処置や検査に立ち会ったことはあります。 うちひとつは、寝かした状態で造影剤を入れてその動きを見る検査で、1時間近くかかる検査だったので処置台の上で子どもと一緒に寝ていました。子どもが安心するようにね。 MRIなどをお子さんと一緒に受けるお母さんもいるそうです。 病院のスタッフの方々も人間ですから、親御さんが同席していてくれた方がやりやすいと感じる方もいれば、いない方が楽と思う人もいるでしょう。病院自体の方針もあると思います。 いずれにしても信頼関係ですから、私の場合にはにっこりと子どもに処置の内容や意味を教え込んだ上で「頑張ってこいよー」と送り出して、泣きながら戻ってきても「がんばったなー。これで早くよくなるなー。看護婦さんにありがとうしようなー」と言っています。 以前、少し似た質問がありましたので是非ご覧ください。 http://okweb.jp/kotaeru.php3?q=161994
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- timeup
- ベストアンサー率30% (3827/12654)
>担当医に「見ていられると非常にやりにくい」と言われました。 ⇒確かに、気持ちはわかります。いまだに私より経験豊富な婦長の方がうまいもの(^_^;)。 小児科医でしょ。 経験何年かわからないけど・・・研修医かな。 確かに小児科は難しいけど、其の担当医は代えた方が良いでしょう。 そういう答えをするのは、正直な人柄なんでしょうけど。 まあ、親御さんが血を見て卒倒したり、しなければ手伝ってくれるほうが良いと思います。 昔々の話しですが、私が医大の時にERで担ぎ込まれてきた人を担当したときや、ICUなどでは、人の目が怖かったです。(^_^;) 親御さんだけでなく、看護婦の眼も。 同期と一生懸命やりましたが、見られたくは無かったな・・・。 子供を守ってやれるのは親だけですから、手伝えると思うなら、居てくれて良いでしょう。
お礼
回答ありがとうございます。 確かに、その先生は正直そうな人です。 でもとても頼りない感じもするんです。 研修医ではないそうですが。 専門家の方から 「いてもよいのでは」 と言う意見をいただいて、ちょっともやもやが晴れました。
- koro50
- ベストアンサー率28% (4/14)
現役看護師で以前、小児科にも4~5年勤務していた事があります。 ご指摘の通り 何度も失敗するところを見られたくない!と言う事はあると思います。『あの先生は下手』とか思われたら医師のプライドが・・・ 看護師でも小児の採血や注射は以前から行ってきましたが、親御さんの刺すような視線はとっても痛かったですからね。中には駆血帯(注射する前に腕を縛るやつ)を巻いた途端に興奮するママさんもいて、それにつられて子供が大泣きして暴れだしたりとかで時間が取らてしまうと言う事もあります。診察台に子供を寝かせて上から押さえつけるような格好で採血したりとか・・・ そんな姿は見せられないですよ。新人の頃に大先輩から『上から乗って!押さえつけて!』って言われた時、〈ヒエィ~ そんな事いいのー)って罪悪感を感じましたもの。 やっぱり、親御さんが視界からいなくなって不安で泣き出す子も少なくないのが現実です。私はお母さんに抱っこしてもらって採血してましたよ。「痛くないよ」も嘘だから言いません。「痛いけど1回だけだから」とかお母さんに言い聞かせてもらうとか。その方がかえって短時間で済むし、恐怖感を最小にできるのでは?と思います。『席を外す』と言う事は医学的な指針はないです。病院ごとの決まりもないはずです。今は情報開示や家族の意見を大いに取り入れるのが当然の世の中です。納得いかなければ もっと医師に意見してもいいですよ。病院によっては患者さんの意見箱がありますので説明が不十分なら投書してみてもよいのではないでしょうか? なによりも子供さんが病院嫌い・薬嫌いなんてことになったら困ります。子供だって人権があるし、自分で言えない小さな子供さんなら親御さんが人権を主張して当然ですもの。あまり信用できないなら病院を変えてみてもいいのでは?患者さんが病院を選ぶ時代です。 参考にならなかったらゴメンなさい。
お礼
専門家の方のリアルなご意見ありがとうございます。 とても参考になりました。 いくつかの病院で採血されましたが、まさに上から乗って押さえつけている病院がありましたね。バスタオルでぐるぐる巻いている病院もありましたが、そちらのほうがまだ好感が持てます。 お母さんに抱っこされて採血、って言うのは結構安心感があるような気がしますね。(まだ小さいからじっとしてないかもしれませんが。) ちなみに、うちの子は採血されすぎてお医者さんが近くに来るだけで涙ぐむようになりました・・・。
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お礼
回答、ありがとうございます。 そして参考URL、まさに私が知りたいことでした。 いろいろと考えさせられました。 「いずれにしても信頼関係」と言うのは本当にそうだと思います。 だだ私は「悪い医者」(腕が悪い、未熟すぎる、配慮が足りない、治療に経営的な判断が混じるとか)に 当たった場合、言葉をしゃべれない子供を誰が守るか、という点がとても気になるのです。 素人の私がすべての医療行為をジャッジできるわけではありませんが、先生の態度や技術を見て 「自分の子供を託すことができない」と判断した場合には、その医療行為を中止して別の医師や病院を探す義務と権利が、親の私にはある、と思います。 だから最初はいろいろと聞きまくります。 自分の子供の病気は何なのか、この医師は何のために、何をするのか、検査内容やリスクをきちんと説明するか、その説明に誠意はあるか。 極端に言ってしまえば、私が知りたいのは子供の病気ではなく、その医師そのものです。 私は医者ではないので、子供の病名を言われても治療方針も使う薬の是非も判断はつきません。 だから、この医師は信頼できるか、というその一点が激しく知りたいのです。 医者から見たらうっとおしい親だろうと思います。プレッシャーかもしれません。 でも、それが命を扱う職業の重さなのではないでしょうか。 ただご飯を食べに行った店がまずかっただけなら「ここへはもうこないぞ。次はうまい店を」ということが 可能ですが、医療行為の場合「次がない」可能性だって否定できません。 今回の医師は「見られているとやりにくい」と言いました。 医師に限らず、専門職でプロとして活躍されている方から見たら、 単なる「未熟者の泣き言」ではないでしょうか。(キツイ言い方ですかね。) そのときは、あまり追い詰めて逆効果になっても子供の負担が増えるだけかと思ったので、 席をはずしました。 子供を託すなら、親に見られていても結果を出すだけの経験と技術を持った 医師に担当してほしい、というのが正直な気持ちです。 ただの採血なのにちょっと、話が大げさになってしまいましたね。
補足
「私の場合にはにっこりと子どもに処置の内容や意味を教え込んだ上で「頑張ってこいよー」と送り出して、 泣きながら戻ってきても「がんばったなー。これで早くよくなるなー。看護婦さんにありがとうしようなー」 と言っています。」 これ、すごくいいですね。 いつか、そうしたいと思います。