初めの計算---
マンションなので全額建物として2000万。
頭金の100万を引くと1900万。
1900万÷50=38。
利息3%と見積もると57万。
修繕費税金・保険で30万。
全部で125万。
家賃の120万と比べると5万ほど損。
でも、5万なら住宅減税でカバーできる範囲、かつ広くてきれいに引っ越せたよろこびも加えると私の場合買った方がお得かも。
というような計算でよろしいでしょうか?
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大体良いですよ。
ただ減価償却費が抜けていますね。50年で価値0になるとすれば一年で2000/50=40万損失が出ていることになります。具体的に直ぐには見えてこないので気がつかないけど将来失敗したなぁと感じるわけです。
あと気にしている毎月返済する分ですが、これにより金利負担は段々少なくなります。
ものすごく単純に考えると平均的には大体初年度の金利の1/2強とみるとよいです。(元金均等の場合大体1/2で元利均等ではもう少し増える)
ですから購入した場合の費用については、上記ご質問者が計算した結果に対して、減価償却費用を加えて、金利負担は1/2として計算すると、より正しい答えになります。
つまり利息は57/2=28.5万 (元利均等だともう少し増えます)
減価償却40万ですから、ご質問者が算出した数字125万より増えて153.5万程度でしょう。
こういう計算は賃貸経営をするときに良く使うのです。実際の計算は減価償却の算出では年数%で下落するようなモデルを使います。
----次の計算
さらに頭金をもう100万貯めた場合、1800万÷50=36万。
修繕費保険30万。
利息が54万で合計120万。
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そういうことです。貯めた分だけ頭金に繰り入れるので、利息の支払も少なくなります。
>賃貸と同等ですが、この貯める期間の1年分の家賃が120万かかってるので、120万円の損
にはなりません。忘れていませんか、この120万と比較するのはご質問者が直ぐに購入した場合の125万円という数字です。
ですからご質問者の計算した、直ぐに購入では125万、次年度では120万という結果を使うと、次年度に購入した場合は、125万-120万(一年の賃貸)=5万円だけ次年度の方が得になるということです。
こういう算出は直ぐにはピントこないかもしれませんが、実際によく見聞きする中で、
「頭金少なく購入し、その後売却して他の物件を購入しようとしたが、ローン残高の方が売却価格より大きくて、更に預金をつぎ込まないと売却も出来ない」
というのを聞いた事があると思います。
これは一つには不動産市況が悪化して、想像以上に下落したわけですが、上記モデルでは、平たく言えば予想以上に減価償却費が高かったということです。
まあこれから先は大きな下落はないと思いますが、減価償却はきちんと組み入れないと、売却しようと思ったらローン残高の方が大きいという結果になりかねません。
これは損得計算でまさに減価償却の考え方を取り入れるときちんと説明できるわけですね。
お礼
またまた詳しくありがとうございます。 減価償却も考えないといけないのですね。 賃貸の場合だと更新料や、同じ場所にすんでいるとは思えないので敷金、引っ越し代も数年に一回かかるとすると、とても計算しきれないですね。 ざっと計算してみたところ、どうやら私の場合は家を買う方が得なようでした。