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油絵とアクリル絵の違いを教えて下さい。
私は全く絵をやった事が今までにありません。今とてもアートに惹かれて習いたいと思っています。友人のお勧めでは油絵なのですが、アクリル絵とどう違うのでしょうか?絵も全然違ってくるのでしょうか?又初心者にはどちらが良いのでしょうか?アクリルの方が、油絵のようにも、薄い感じにも描けるとどこかで読んだような気がします。又シャツや石などにも描けると・・・油絵は匂いが強烈だと聞きます。そうすると油絵のようにも描けるアクリルの方が使い用途も広くいいような気がしますが、全く無知な私には分かりません。どなたか是非アドバイスを宜しくお願いします。
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絵の具は、顔料などの発色成分が同じでも、メデュームを入れ換えることで様々な種類になるのです。例えば水彩絵の具には水溶性のアラビアゴムなどを加えますが、油絵の具には空気に触れると固化する乾性油を加えるのです。 主な絵の具の例をあげてみます。 水彩絵の具 水溶性の糊(アラビヤゴム等)と、乾燥を調整する糖類、グリセリン。 油絵の具 油(乾性油・加工油)、樹脂と厚塗りやタッチをつけるためのロウ類。 樹脂絵の具 合成樹脂(アクリル樹脂、PVA(ポリビニールアセテ-ト))と、乾燥を調整するグリセリンやエチレングリコール。 パステル 顔料を棒状に固めるための糊・トラガントゴム等。(学童が良く使っているパスはこれとは別のもので、次のオイルパスのことです。) オイルパス・クレヨン 動物・植物性油脂とパラフィンやロウ類。(油脂分の多いものがオイルパスで、パラフィンやロウ類の多いものがクレヨンです。 >アクリルの方が、油絵のようにも、薄い感じにも描けるとどこかで読んだような気がします。 そうですね^^アクリルは耐水性の水彩(変な言葉TT)水分を多めに取ると水彩の淡い色などが表現できます、ただし本家透明水彩の発色には及ばず少々くすんで艶がありません。 >又シャツや石などにも描けると・・・ 樹脂なので洗濯にも何度かは耐えられますね。厚めに塗るとヒビが入るかな?^^ >油絵は匂いが強烈だと聞きます。 私も臭いと思います(笑)独特な臭気ですよね…換気は必要かと思います。ある意味パステルや木炭の定着に使うフィキサチフやポスターカラーの仕上げ用のトリパブも臭いです…アクリルは臭くないですよ^^ >そうすると油絵のようにも描けるアクリルの方が使い用途も広くいいような気がしますが、 厚く塗れば油絵の様な仕上がり、盛り上げようのモデリングペーストを混ぜるとざらざらやデコボコ、アクリルボードなどの上で色を混ぜメディウム混ぜ かわかすと剥がれてフィルム状にもなる…アクリルは変幻自在。石にも壁にもシャツにもカンバスにもボードに板にもガラスにも塗れる、たぶん殆どの物に塗れますね^^何も絵に拘らなくてもオブジェも作れる… アクリルの使用上の注意は、乾くと溶けません(耐水性)溶き皿からペロンと剥がしたりした粉かな破片が水道管に詰まったりしかねません(友人は別の染色用の絵の具の所為でアパートから出るように言われました)入らなくなった絵の具はそのまま乾燥させ、乾いたのを見計らって水の入りバケツに漬け数時間、ぺろんと剥がれた物をそのまま燃えないごみで出しましょう^^ まだ決めてないのに長文失礼致します (今更・爆) 沢山描いて素晴らしい心の探求をなさってください… 絵は自分との向き合い、人生との対話・心の全てが心境が出てきます(落ち込んでるときなど)現実では外へ向いていた目が今度は内側へ向きます。何も無い所から何かを生み出す、そんな苦痛と快感に満ちた世界をお楽しみください^^ 頑張って!
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- rock001
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アクリルの方が油より扱いやすいのは事実です。水で解くので乾きも早いし、がんがん描いていけます。紙だけでなくキャンバス、木のパネルなど媒体を選ばないのが特徴です。 しかし油にはなんともいえない素材の奥深さがあるんですよ。解くのはもちろん油でキャンバスのみ、と限られますが、油の種類もたくさんあります。 ニスのようにかがやく画面も造れるし、すぐ乾くシッカチーフ、ダンマル樹脂などもあります。 色をのせた時とかわいた後、色に変化がないのも油の良いところです。アクリルだと、乾いた後の色が多少変化してしまうし、あまりにも乾くのが早くて作った絵の具が乾いてしまって無駄になることもあります。 扱いさえ慣れてしまえば油の方が厚みのあるいい仕事が出来ると思います。
- it-s
- ベストアンサー率25% (1/4)
楽しみですね どちらも絵の具(メディウムを含む)の特徴を体で覚えたら、大差ないと思います。自分はその時々で使い分けます。 結局、乾きが早い遅いってゆうのが、絵に、自分のスタイルにどう関わるかぐらいのことですよ。きっと。
お礼
どちらもこなせるようになったら凄いですね。私は全くの初心者なので、道のりは遠いですが頑張ります。今日早速、リストを手にいろいろと購入してきました。とってもたのしみです。ただ、Brushes選びはとっても迷いますね。もう一度先生に聞いてみようと思います。ご回答ありがとうございました。
- adaypajimy
- ベストアンサー率20% (201/964)
こんにちは…わたしなりに簡単に言います。 油絵の具の雰囲気は"べとべと"粘っこい感じです。 臭いは心配するほど変ではありません。 油絵の具は油で溶かして…拭う時も油を使用します。 油の具でも薄く描けますが、ぼてぼてとした重い感じの絵を時間をかけて書く事が油絵の具の醍醐味だと思います。 アクリルは"ぼてぼて"した感じです。油絵の具よりも、色を置いていくという感じの色です。 油絵の具の絵とアクリル絵の具の絵を見比べるのが一番よいと思います。書店にいって立ち読みでもいいかもしれません。アクリルで書かれた絵のちがいが歴然としています。 私は、アクリルと油絵の具であれば、初心者には油絵の具のほうが、上からなんども描けるので、油絵の具のほうが簡単といえると思います。 ちなみに、私はアクリルはポスターカラーぐらいしかつかったことはあまりないのですが、ぼてぼてしていて、あまり好きではありません。また、アクリルはぼてぼてと色をのせるのが普通なので、薄くぬる軽い感じの絵が描きたいのであれば、水彩もいいかと思います。今、水彩ブームみたいですし…本屋さんに、その手の本がたくさんあります。 ちなみに、NO1さんに相反するようで申し訳ないのですが、水彩絵の具は難しいです(意見がよく2つにわかれる)。水で洗えるし、ドライヤーですぐ乾かせるので扱いが楽だからよく使用されますし、私もよく使用しているのは水彩なのですが、あの透明感を生かした美しい絵を書くのは非常に難しいです。 油絵の具はその点、なんども書き直しが出来るという点において、楽ですし、書いていて楽しいです。
お礼
貴重なアドバイスありがとうございました。 今日、アクリル絵と油絵の教室を見てきました。 油絵を挑戦してみることに決めました!頑張ります。
はじめまして^^ 最近芸術系の質問が増えましたかね(芸術の秋?) 私の経験からなのですが、初めての方に油絵という見解が私にはわかりません。油絵って難しいですよ?乾くの遅いので色を塗っても次の色が混ざるだけで、最悪カンバスの下地が出てきてしまう(初心者用豚毛の筆の場合)筆先の軟らかいタイプでも出来ますが…時間をかけてゆっくり手直ししながら進めたい方にはよろしいのかもしれませんけど^^;混色してはいけない色があったり、混ぜるメディウムの数でもどの画材より多い…混色の経験がない方には色が少々偏っているので(純色っぽくない色もある、自力で純色をつくろうとする・戻そうとする技術もないと可笑しな色にもなる)溶き油の使い方など…でもお友達と一緒にされるのならあるいはいいのでしょうか^^; 初心者にはデッサンからお勧めしたいですねぇ、物を正確に捉える、美術の基礎です。デフォルメは基礎が出来てから^^;絵の下手な人と上手い人は「ささっと描いてそのものに見えるか」どうかだと思ってます。そものををしっかり捉える目と技術が備わってる事だと思います。 ので…初めての方には水彩の方がお勧めですね^^形の捉え方・配置の仕方・色の作り方・下地の生かし方・紙質の選び方・筆使いの練習。などできるのではと思います。水彩と水なら昔に使ったことはありますものね?
お礼
とても参考になりました。私は水彩はNo3さんがおっしゃるとおり、とても難しいと思いました。書くものにもよると思いますが・・・油絵に挑戦してみようと思います。そして又水彩画に興味をもったらTryしてみようと思います。ありがとうございました。
お礼
詳しいご説明を頂き大変恐縮です。貴重なお時間を本当にありがとうございました。11月から油絵を習う事に決めました。今日、油絵とアクリル絵のお教室をのぞいてきました。皆さんとっても素敵な絵を描いていました。Artの世界にとっても惹かれているので、うきうきしています。頑張ります。