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アクリル画を始めるには・・・
以前から、「絵画を始めたいな」と漠然に考えていたら、主人から誕生日にアクリル画のセットをプレゼントにもらいました(*^_^*) 高校の時に、油絵をした経験はありますが、遠い昔の話…。 そこで、簡単にアクリル画の描き方と、おすすめの初心者向けの本などがありましたらおしえてください。 一応、必要な画材はすべてあるみたいです…。宝の持ち腐れにならないようにがんばりたいと思っております!(^^)! よろしくお願いいたします!
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とくにアクリル画というふうにこだわらなくてもいいと思いますよ。 薄く溶いて水彩画っぽく使う、濃い目に溶いて油絵の具のように使う、チューブから搾り出したまま、パレットナイフで使う・・。紙はもちろん、キャンバス、Tシャツなどに(洗っても大丈夫です)。 大きな本屋さんにいらっしゃると「アクリル画の描き方」、「アクリル画の技法」みたいな本があると思いますが、中の作例が気に入れば、それらを買うもよし、べつにアクリル絵の具を使っていない本でも、いいお手本になりそうな本であれば、それでもいいと思います。 アクリル絵の具の使い方で、ちょっと気をつけたほうがいいのは、速乾性で乾いてしまうともうどうにもならないことはもちろんですが、乾くと、溶いたときよりも色が濃くなってしまうこと、色にもよりますが、比較的透明度が高いこと、パレットナイフなどで盛り上げたような場合、乾くとマチエールがかなりやせることでしょう。 油絵の具のように使うため、乾燥を遅らせる遅乾材も売っていますが、ぼくが試した感じでは、あまり使い勝手のいいものではないような気がします。 最初に塗った色となじませるには、大急ぎで次の色をおくようにするか、かた めの絵の具を少しだけつけた筆でぱさぱさとかすれさせる(ドライブラシとかいいます)のがいいでしょう。 水彩絵の具(透明・不透明とも)は、濡れていると色が濃く、乾くと明るくなりますし、油絵の具は基本的に乾いても色が変わりませんが、アクリル絵の具は、顔料を木工用ボンドに溶いたような感じのものですので(乱暴な言い方ですが)、濡れているときは白乳色の”木工用ボンド”(メジューム)が色を明るく見せていて、それが乾燥すると透明になるので、結果暗めになります。 透明度が高い点は、うまく生かせば、たとえば黄色の上に青を塗り重ねると、したの色が透けて緑に見えたりして、きれいですが、ムラなく塗るのはたいへんです。また、濃い色の上に明るい色を不透明にのせるには、一度白で抜くか、少なくとも白を混ぜた色を何度も塗る必要があるかもしれません。ムラなく塗りたい場合は、薄めに溶いた絵の具を根気よく塗り重ねなければならないでしょう。 いずれも、ちょっと使って見れば、おわかりになるクセだと思います。 プレゼントのお礼にご主人のポートレートでもお描きになってみてはいかがでしょうね??
お礼
illashigeさん、ご丁寧なアドバイス、本当にありがとうございます! 経験者でないとわからない細かい注意点がわかり、とても嬉しく思います。 早速プリントアウトして、参考にさせていただきます。 実は、海外に住んでいるため、本はすぐには購入できないのですが、近々日本へ里帰りするので、その際に大きい本屋さんに行って、自分のスタイルに合った本を見つけたいと思います。 本来なら(日本に住んでいたら)、絵画教室などに行くのが一番かと思いますが、まだここに越して来て間もないので、言葉が不自由でどうしょうもなかったんです。 「とくにアクリル画というふうにこだわらなくてもいい」というお言葉を頂戴して、少し安心しました・・・。 主人のポートレートも、少し照れますが、いつか描いてみたいですね。 (ちょっと自信がついてから・・・?) また、何かわからない点があったら、ここで質問させていただきますm(__)m この度は誠にありがとうございました。