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スバル車(レガシーBG5)のエアコンについて
今頃質問するのも何ですが、コンプレッサーが回り出す瞬間に、エンジン内部から金属音が発生するのです。スバル車は当たり前なのでしょうか。他メーカーでは異音は気になるほど大きなものではない、むしろ気にならないと思うのですが。
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コンプレッサーが動き出す瞬間に一度だけとのことですが、音質(文章では伝わりにくいが・・)から考えて、デンソー製のコンプレッサーのマグネットクラッチが原因と思われます。マグネットクラッチとはコンプレッサー前部に取り付けられた、電磁クラッチでコンプレッサーのベルトがかかっている部分です。この部分のギャップ(通常0.5mm程度)が広すぎたり、スリップが生じると異音の原因になります。マグネットクラッチの回転部分にオイルが付着(オイルが付着している場合はコンプレッサーのシャフトシールよりのガス漏れの可能性が大きい)していたり、ガス圧が異常に高い場合や、コンプレッサーの回転が重い場合にスリップが起こります。 稀にクランクプーリー(エンジンのクランクシャフトに取り付けられている)の不良でこのような症状が出る場合があります。該当車種ではトーショナルダンパー付きのクランクプーリーが使用されていますが、これは、クランクシャフトに固定されたボスとベルトを掛けるプーリーの間にゴム製のリング状のダンパーが入っている物で、正常であればしっかり接着されているのですが、この接着面がはがれてしまうと、コンプレッサーの起動時などの大きなトルク変動が起こると、はがれた部分がすべり、異音を発生させることがあります。 最後に音質から考えて無いとは思いますが、ベルトの張りは適正でしょうか?
チリチリとかジーというような音であれば、多分コンプレッサーのベーンから出る異音だと思います。レガシイではデンソー製とゼクセル製の2種類がありますが、ゼクセル製のコンプレッサーでは上記のような症状が出る場合があります。起動時の一瞬だけで止まるようであればあまり気にする必要はありませんが、常時出ているようであれば専門店での点検を受けることをお勧めします。常時異音が出る場合は、ガス圧の異常やコンプレッサー内部の異常がある可能性が高く、そのまま使用を続けるとコンプレッサーに致命的なダメージを与える可能性があります。また、このような場合、コンプレッサーが破壊されたときに出る破片が冷凍サイクル内に散らばってしまい、最悪の場合、冷凍サイクルの全損ということにもなりかねません。
補足
早速の回答ありがとうございます。コンプレッサーのメーカー名は解りませんが、異音発生はコンプレッサーのスイッチが入った瞬間だけです。従いましてコンプレッサーは回るときを選びませんから信号待ちなどに、”プシュッ”というような音を発しますので、(これが結構大きな音)歩行者などが一瞬振り向くこともたまにあるのです。他メーカーの車ではこのような経験がありませんでした。