小学校の頃は、体育の授業でも、サッカー少年団でもフィールドプレイヤーみんながボールに集まる団子状態ですよね。
システムとして成り立っている大人のサッカーでは、全員攻撃でボールを取られたら、失点するリスクが高いので普通はできません。
(相手も驚きません。)
今、オリンピックをやってますが、まだ予選リーグです。
リーグ戦の場合、0-1で負けていたとしてもリスクを背負って全員攻撃して失敗し0-2になってしまうと、その後の試合結果によってはその1点で決勝トーナメント進出ができるかどうか変わってきますので、そのようなリスクを負うことをしません。
これが予選最終戦ならば、リスクを負ってでも攻めることはありますよ。(以下に書いたトーナメントのように負けたら終わりなので)
トーナメントなど負けたら終わりの試合で、1点差の場合、終了間際の攻撃でキーパーも含めた捨て身の全員攻撃することはたまにあります。
それも成功する確率は低いです。
逆に成功すると、得点を決めた人はヒーローになります。
私が記憶にあるのは、確かJ2 とJ1の入れ替え戦、当時J2のモンティディオ山形が勝たなければJ1昇格出来ない試合で、試合終了直前に山形のコーナーキックでキーパーもゴール前に上がり、キーパーがヘディングで得点を決め、J1 昇格を果たしました。
その逆で同じような全員攻撃を仕掛けて、ボールを取られカウンターでセンターサークル付近からシュートで点差が広がった試合もあります。
