補足のご質問に回答してみます。
「アットホームと言うことですが、牧師さんとかは、どこまで親身になってくれるものでしょうか?単刀直入な質問なのですが、例えば、手術の時の身元保証などやってくれたりするものでしょうか?」
どこまで親身になってくれるかということですが、牧師さんの人柄によると思います。
しかし、「自分を愛するように隣人を愛しなさい」という、いわゆる隣人愛の教えを普段から意識しているせいか、何か悩み事を相談すればいつでも進んで助けてくれる人が多かったです。
手術の時の身元保証なども、普段から事情を説明しておけばいざという時にきちんとした対応をしてくれる人が多いと思います。
そういう点からも、都心の大きな教会ではなく、郊外にある比較的小さめな教会の方が、信者さん同士や牧師さんとの交わりも親密で、信仰に関することだけでなく生活に関するいろいろなことを相談できるので安心できるでしょう。
「あと気になる点としまして、プロテスタントの中でも、いろいろな宗派があるようなのですが、教義の違いについてはよくわからないのですが、『老後に助け合える関係を築けるような場』の観点からどの宗派が良いとかあるでしょうか?カルト系は避けたいです。」
いろいろな教派がありますが、基本的にはどこに行っても大体同じです。
カルト系は、牧師さんを神のように扱っていたり、何となく異様な雰囲気があるので、間違って行ってしまっても次から行かなければ良いだけで、あまり心配する必要はないでしょう。
『老後に助け合える関係を築けるような場』の観点からどの宗派が良いとかは無いです。
その場合、宗派ではなく、その教会の雰囲気や牧師さんの熱意、信者さんの年齢層、礼拝以外の活動の多さ、とかがキーになってくるでしょう。
「定期的に行くようになった場合、いくらくらい献金する感じでしょうか?献金を迫られるケースとかもあるのでしょうか?」
基本的には、礼拝の終わりごろに献金袋が回って来て皆さんがその中に献金を入れていくのですが、誰も他の人がいくら入れているとか見ていないので、100円玉をそっと入れても良いですし、入れるふりをして入れなくても他の人にはわからないです。
教会によっては、十一献金(毎月の収入の10分の1のお金を捧げること)用の封筒を渡してくる教会もありますが、お金が無ければ無理して捧げる必要はないです。
十一献金をしない人は神のものを盗んでいて盗人は天国に入れない(つまり地獄に行く)と言って脅してくる教会もありますが、もしそういった教会に行ってしまった場合は、他の教会を探しましょう。
少なくとも、私が過去に行ったことがある教会では、十一献金を強要してくるところはありませんでした。
基本的に献金というのは信者さん一人ひとりの信仰心によるものなので、それを教会側から迫ってくるということはあまりないと考えて良いでしょう。
東京近辺は人口が多い分、教会の数も山ほどありますから、ネットで情報を調べたりして焦らずゆっくり探せば、必ずご自分に合った教会が見つかるはずです。
最初はいろいろな教会に行って肌で違いを感じてみるのが一番だと思います。
お礼