イルミナティの陰謀史観とトランプとロシア
こんにちは。
まず、この質問は「イルミナティ陰謀史観」に対する興味から行っていますが、私は陰謀論を信じている訳でも、ことさらにある筈ないと否定しているわけでもなく、「ふうん、そんな考えがあるんだね。そのような見方をすると、それも確かに陰謀に見えるよねー」と思う程度です。なので「こんなのあり得ません」とか「そのような陰謀論を信じるなんて・・・」的なコメントや、逆に「こんなに明らかなのに信じないなんて!」的なコメント、両方避けて頂きたく思います。あくまで、この陰謀史観、陰謀説ではこのように言われている、という事を聞きたい質問です。
と前置きしたうえで、質問です。
時々興味を持って陰謀史観に基づく言説を読んだりするのですが、イルミナティの陰謀論では、ロックフェラーやロスチャイルドなどの銀行家をトップとする少数グループが自分たちの目的遂行の為に資金力にものを言わせて世界をコントロールしている、という事で大筋は間違ってないでしょうか。方法としてはわざと戦争を起こしたり、ISなどの「仮想的」を作ったりなどなど。このあたりの大まかなところは良いのですが、トランプが大統領になるまではアメリカ大統領も彼らが選んだものがなる、という事だったと思います。ビルダバーグ・グループという傘下組織の会合に次回大統領になる人は呼ばれるとか。
それで、今回のトランプです。トランプ氏については当選するのに、陰謀論という事は言わないまでも、そのような銀行家、エリート支配の脱却を訴えましたよね。そこで陰謀説を信じている人は、当選を非常に喜んだようです。ところが、大統領になってみると、ロックフェラー(イルミナティ)とつながりの深い人物が何人も閣僚入りしたり、娘のイヴァンカさんの夫がイルミナティだと言われてたり、結局トランプ氏の当選も反銀行家感情の目を背けるために綿密に組まれたものではないかと言われました(がっかり、という陰謀史観者のコメントもよく見ました)。
そこに来て、このロシア疑惑です。ここでまた役者が入り乱れて、混乱します。ロシアがトランプの当選に嚙んでいて、またプーチンは「反イルミナティ」だとすると、やはりトランプはイルミナティによって選ばれたのではなく、イルミナティを「破って」当選したという事になります。そうすると、じゃあなんでせっかくイルミナティを破ったのにイルミナティ関連(と言われている)人物を何人も閣僚入りさせるんだよ、みたいな疑問が出てきます。
実際、現時点ではこのあたり陰謀論の中ではどのように理解されているのでしょうか?
繰り返しますが、私の知りたいのは「実際にこうだ」という断定ではなく、この史観にうまく合う「ストーリー」です。この史観が全くのデタラメだとしても(そのように言っている訳でもありませんが)、それを信じている人はこのような風に説明・理解している、という内容です。また、回答者さんの個人的な見解も嬉しいのですが、
できるだけ「一般的に陰謀論者はこう考えているようだ」というスタンスの回答の方がありがたいです(陰謀論を信じておられるなら個人的な見解ももちろん書いて頂ければ興味を持って拝見するつもりですが)。
宜しくお願いします。