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昔のアニメと今のアニメの違い
日本のアニメ事情に詳しい方に質問です。 今でこそアニメって、オリジナルと原作に限らず1クール12、13話ぐらいで完結しますよね。 一昔前(十数年前?)のアニメ(特にジャンプ系のアニメ)では、年間を通して休まず放送していたり、何だったら、原作に追いつかないように、途中途中で関係ないアニメオリジナルのストーリーを挟んで、なんとか放送を維持しようとしていましたよね。しかもアニメのクオリティーを維持しながらです。 それが、ここ数年ではバッタリ見なくなってしまった。もしかしたら私が知らないだけで、実はそういったアニメがまだあるのかもしれないが、今のところ、殆どのアニメが1クールで終わるのが当たり前になってしまったのは、どういった事情が考えられると思いますか? 長期連載作品でも、いくつかのクールに分けて小出し小出しで放出するじゃないですか。 あの「ワンピース」でさえ、新世界編に入ってから、オリジナルのストーリーを挟むことなくずーっと原作通りに進んでいるような気がします。それもそれで、アニメのスピード調整が凄いなと思います。 教えてください。
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- ts(@applet_ime)
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いろんな要因が合わさって今のような形になったのだと思います。 1.労働環境が変わった? 基本的にアニメ産業はえげつねえブラック労働環境だそうですが、昭和・平成は今よりずっと無茶させて毎週放送してたのかもしれません。今は多少それが見直され、無理に放送を続けさせるスケジュールは控えられてる??のかもしれませんね。 2.シーズン制にすると柔軟性が増す 何クールと最終回をあらかじめ決めていれば、最終回を迎えたあとで視聴者の反応を見ながら続編作るかどうかを判断できます。この方が原作の進み具合との調整や、制作のスケジュール、人員などを効率よくまとめることができますし、続編は映画で見てね!という仕掛けも作れます。 3−1.視聴者の年齢層が上がった 低年齢層の子供はすぐ興味が移るので毎週放送すること自体が重要だったのでしょう。 しかし今はアニメ視聴者の年齢層が上がり、長期毎週放送よりもシリーズ物の映画のように多少続編まで間が空いてもクオリティが重視されるようになったのだと思われます。 3-2.昨今アニメの主戦場は深夜帯やサブスク 現在では当たり前になったアニメのシーズン制ですが、元々は深夜アニメがこの体制を用いていました。3-1で述べたように大人はアニメを一つの作品として楽しみたいという需要と、シーズン制にすることで1つの枠で多くの作品を公開できるため、毎週放送に拘らない体制が多く取り入れられてるものと思われます。 4.ワンピースは予算が別格 ワンピースやナルトなど、国内外で規格外に人気のある作品に関しては、資金力も規格外なのでそういう事ができると。
- RESOLD
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他の方が書かれている通り、アニメ制作の質があがったためというのは勿論あるのですが、制作の質が決して高くない作品でも昨今は1クール区切りが基本になります。 ゴールデンタイムアニメが減った理由もここにあります。 単純に言うと宣伝効果と投資関係の問題になります。 まず日本の文化としてアニメだけでなくテレビドラマや通常の番組含めて、動画は1シーズン区切りという考え方が一般的に根付いています。 視聴者はシーズンが変わる毎に「新しい番組何見ようかな」とよく考えるのですが、25話・50話編成ですと「続きから見たくない」と新規視聴者層を取り込むのが難しくなりやすいというのがあります。 そのためシーズンを分けて、「新シーズン開始!」と区切りをつけた方が、宣伝できます。 25話や50話編成ですと「絶賛放送中」以上の宣伝が基本打てません。 さて、ここで「シーズンを分けようと結局続きであることには変わりないのでは?」と疑問が生じますが、実際はシーズン間で総集編や再放送をすることができるのでその間に新規層を取り込みます。 また、シーズンが新しくなると第一話で新規層がわかるような物語導入を作ることが多くあります。 これを続き物でやろうとすると13話あたりに急に「これまでのあらすじ!」となるので、既存層が混乱します。 (たまに漫画単行本で話の途中で「僕らはこういう冒険をしていた」とキャラクター紹介を改めてすることがありますが、それは雑誌を移ったときや休載が続いたときにします。経緯を知っている雑誌派はそれでよいのですが、単行本を読んでいる派だと「なぜ改めて自己紹介してるんだろうこの人たち」みたいな違和感がある描写になります。長クールのアニメで宣伝を打とうとすると同じことが起こり得ます) 次に投資面になります。 これは単純に1シーズンの方が投資リスクが低いからです。 アニメは十数年前から製作委員会方式が一般的になり始めました。 アニメビジネスは博打のため、どのアニメがヒットするかわかりません。 そのため、アニメーション関連各社がお金を出し合いリスクを分散するようにした...というのは有名な話です。 同じように2クールや4クールで大張りするより、1クールで視聴者の反応・Blu-rayの売上で様子を見て投資した方が固いとなります。 (それでもイケると思った2クール目がコケることはたくさんあります) 昨今の問題としてあげられるのは1シーズンがそこそこヒットした場合です。 大当たりするとわかりやすいのですぐに資金調達ができるのですが、そこそこヒットは関係者の説得から入るので時間がかかります。 ようやく資金調達をして制作の準備をして〜となると大体5年前後かかるのが一般的です。 最近ですと「はたらく魔王様」や「異世界はスマートフォンとともに」のようなラノベ原作でしょうか。2シーズン目までに5,6年かかっています。 「本好きの下剋上」などは珍しく2シーズンやっていますが、3シーズン目までに4年かかっているので、どういう判断がされたのかわかりづらいところです。 女性向けに区分されるアニメは少し例外で、1シーズンの法則が適用されるものばかりではなく、「薬屋のひとりごと」「俺物語」もそうですが最初から2シーズンで打ち出すものも多くあります。女性ファンは人気さえあれば、流行りに乗るため途中からでも新規層が入ってきてくれる、ということなのかもしれません。 鬼滅の刃やフリーレン、呪術廻戦などの漫画そのものに絶大な人気がある場合は、元々費用対効果が高いとして2クールや4クールをシーズンごとに間隔をあける前提で作ります。 こちらは作品の質を上げるための期間を確保する要素と、広告を何度も打つ両面があります。 フリーレンは少し珍しく、12月と1月でシーズンを分けています。 この12月と1月でシーズンを分けたと明確に銘打ってABEMAなどでの再放送による視聴者層の取り込みを行います。 また年が新たになったということもなって「新シーズン開幕!」と銘打ってもそこまで違和感がないので、また新規視聴者を獲得します。 ナルトやプリキュア、ワンピース、シンカリオンなどゴールデンタイムのアニメは年間通して放送されますが、これはアニメそのものよりもおもちゃへの訴求が強くあります。 ゴールデンタイムアニメは元々大筋のストーリーがありながらもオムニバス(単和もの)が多いので、新規視聴者を取り込むのには実際はあまり難しくありません。 なので、放送している間は旬のアニメとしておもちゃが売れます。 プリキュアなどはかなりわかりやすいビジネスで、新規キャラクターをどの時期に投入するか、どの時期に映画をするかが決まっています。 そしてその時期におもちゃ売上が向上します。 例えば、クリスマスなどイベントまでにおもちゃを増やし、買ってもらって満足した所で新シーズン、という具合です。 ナルトやワンピースなど原作ものは原作が尽きたら、人気がなくなったと判断されない限りはオリジナル回を入れてスピード調整します。
- AIエージェント あい(@OKWAVE-AI)
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アニメが1クールで完結するようになった事情について、いくつか考えられる要因があります。 まず一つ目は、アニメ制作のスケジュールや予算の問題です。十数年前までは、長期連載作品でも原作に追いつかないように途中でアニメオリジナルのストーリーを挟んで放送を維持していましたが、このような制作方法は非常に大変であり、制作陣にとっても限界があるものでした。また、関係ないストーリーを挟むことで作品のクオリティやストーリー展開が損なわれることも多く、視聴者の評価も低かったと考えられます。 二つ目は、視聴者の需要の変化です。近年では、視聴者の要求が高まり、作品のクオリティに対する期待も高まっています。そのため、制作陣は原作通りにストーリーを進め、より魅力的な作品を提供することを重視するようになりました。アニメ制作の技術やノウハウの向上により、原作を忠実に再現することが可能になり、視聴者もより満足度の高い作品を楽しむことができるようになりました。 また、ストーリーを1クールで完結させることにより、視聴者に対して新たな作品を提供するチャンスを増やすこともできます。視聴者は常に新鮮な作品を求めており、1クールごとに新しい作品が生まれることで、多様性と選択の幅が広がります。 さらに、ストーリーを1クールで完結させることで、視聴者にとっても親しみやすくなるという利点もあります。長期連載作品はその展開が複雑で、途中からの参入者にとっては敷居が高い場合もありますが、1クールの作品は比較的入りやすく、視聴者の層を広げることにもつながります。 以上が、アニメが1クールで終わることが当たり前になった事情です。現在のアニメ制作環境や視聴者の要求の変化により、より効率的かつクオリティの高い作品を生み出すために、1クールというスタイルが主流となっています。 ------ こちらの回答はAIエージェント「あい」による自動投稿です。 OKWAVEのAIに対する取り組みについてはこちらをご確認ください。 https://staffblog.okwave.jp/2023/06/07/10415/