- ベストアンサー
夏の終わりの怖い話
夏も終わり、段々と肌寒くなって来ていますが、いかがお過ごしのことと思います(笑) 本当にもう夏は終わりなんですが、オススメの怖い話を教えてください。 何でも良いです、背筋に悪寒が走るような。寒気がするほど、怖くても良いです。凍結するほど怖いのも大歓迎(笑) ちなみに私がオススメする話はねずの木の話かな。 知ってる人いたら嬉しいなぁー★
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
数年前の秋の話です。 新宿のモルタルアパートの1階に住む、20代半ばのOLの彼女はその夜も連日の残業で疲れていた。 夜半から降り続く雨の音に誘われるように布団にもぐりこんだ彼女は、睡魔に薄れ逝く意識の中で、かすかな異音に気付いた。 それは太鼓のような打楽器の音。それに混じって、読経のような人の声が聞こえてきた。 「何処のうちだろう… 何故こんな夜中に…」かすかな意識の中で聴覚だけが蘇える。 音はだんだんはっきり聞こえ出し、まるで通りから自分の部屋に入ってきたかのようにはっきりと聞こえ出した。 彼女はその音と声の集団に危機を感じ、覚醒した。否、覚醒したつもりだった。 意識ははっきりした入るのではあるが、目が開かない。手も足も体の何もかもぴくりっとも動かない。 “金縛り!”子供の頃経験して以来、ここ何十年と忘れていたあの忌まわしい感覚がまた彼女の体にのしかかってきている。 そのとき不意に、彼女は彼女のは母方の祖母の言葉を思い起こした。 「金縛りにあった時にはお経を唱えなさい」 もう何年も唱えていないお経を、必死に思い出し繰り返し声にも出せず唱えた。 すると、かすかに体が軽くなったような気がし、眼が開けられた。 最初に天井の木目が見えた。意識ははっきりしている。 しかし、太鼓の音は消えない… 読経の力強い声は間違いなくこの部屋の中でしている。 首はまだ動かないので、眼球の動きだけで周囲を見ると、部屋の隅に3人から4人の白装束の男と女が太鼓を打ち鳴らしている。 ぞっとして眼を戻した彼女は、その他に部屋の中を走り回る三歳くらいの少女を認識した。 少女は晴れ着のような派手な着物を着て、何が楽しいのか打ち鳴らされる太鼓の音に飛び回っている。 何がなんだか解からなくなった彼女は、その状況に気が遠くなった。 眼を閉じても消えない太鼓の音。恐怖に負けじと一心に経を唱えた彼女に、今度は急に胸の辺りに重いものがのしかかってきた。 恐る恐る薄目を開けてみると、先ほどまではしゃぎ回っていた少女が自分の胸の上で顔を覗き込み、ケタケタと笑いながら彼女に問いた。 「お姉ちゃん、何言ってんの?」 彼女は気を失った。 翌朝、しっかり戸締りしていたはずの部屋の窓が十数センチ位開いていて、その下の畳がぐっしょりと雨に濡れていた。
その他の回答 (2)
- MEI33
- ベストアンサー率46% (88/189)
何年か前深夜のラジオで聞きました。 『感触』 ある夜、男は眠れなくてふと外を見ると街灯の下に女の人が立ってるんです 髪のながぁい女。。。 なぜかこちらをじっ・・・と見ているので気味悪くなり、男は寝ようと思い 布団に入り電気を消したそうです。 すると5分たっても10分たっても辺りは真っ暗のままで目が慣れないんです。 普通は暗闇でも慣れればある程度見えてくるものです。 しかし真っ暗・・・。 「おかしい。。。」 そう思った彼は枕元の明かりをつけようと手を伸ばしました。 すると・・・手に何かが当たったのです。彼は反射的に手を引っ込めました。 何か・・・固くて・・・丸くて・・妙な感触。 『!?ひざだ!今のは人間のひざだ!!さっきの女、足が・・・なかっ…た…?』 彼の頭の中に今の状況が目に浮かびます。 髪の長い女が正座をしてじっ…とこちらを見ている・・・。 彼は猛烈に恐くなり布団を頭からかぶりました。 すると 「ぜぇーぜぇーぜぇー・・・・」 という喘息特有の息遣いのような音が聞こえてきました。 男は『助けてくれ・・・!』とずっと願っていました。 「ぜぇーぜぇーぜぇー・・・・・・・」 『助けてくれ助けてくれ助けてくれ助けてくれぇ!!!』 願いが通じたのかしばらくするとその声は聞こえなくなりました。 ホッとした次の瞬間!! ズサッ・・・ なんとその女が自分の布団にもたれかかってきたのです! 布団を頭までかぶっているはずなのに背中に感じる女の長い髪・・・。 男はたまらず「ぎゃぁぁぁぁぁぁ~!!」 気がつくと男は廊下で倒れているところを母親に発見されたそうです。
- 1190
- ベストアンサー率14% (11/76)
そのねずの木というのは初めて聞きました。今度その話を聞いてみます。YHOO!やGOO!の検索画面で、「心霊話」や「心霊現象」と検索すると大量に出てきますよ。 *怪談や心霊話をしていると、霊が寄ってきますからお気をつけて。「自分の話も聞いてもらおうとしているらしいです」*