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角松敏生凍結の理由
角松敏生氏が1993年から数年間活動を凍結していたと最近知りました。 webでさまざまな方からの情報や記事を読みましたが、さらに詳しく知りたいと思い、お聞きします。 『 なぜ氏は活動を凍結したのですか? 』 ご存知の範囲で何でも教えてください。 ※多少の「未確認情報」(人から聞いた話とか、噂とか)でも大歓迎です。 ■ちなみに私、氏の凍結前と凍結後の楽曲の雰囲気、曲調がガラッと変わっているのは「凍結した理由」に関係しているのでは? ともチラッと感じています。
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凍結時のインタビュー等やファイナルコンサートでも プライベートな出来事ことが凍結するきっかけになったと言ってましたね。 当時のFM雑誌のインタビュー記事で、「あなたは言ってる(歌っている)こととやっていることが違う」 みたいなことを最愛の女性に言われて振られてしまった、それが凍結のきっかけでもある、 と答えているのを読んだ記憶があります。 角松氏の場合、当時私生活(女性関係)をそのまま曲に投影しているものが多く、 「あるがままに」を発表してその内容から活動を凍結すると知ったときにやっぱり・・と 思ったファンは私だけではなかったと思います。 ・「Reasons for~」の時は最愛の女性がいながら、別の2番目?に好きな方と結婚したこと。 (当時ファンクラブの会報で結婚に至った理由を自ら告白してました) ・「All is Vanity」の時はその結婚された方と離婚した時期。 ・「Legacy of You」その結婚出来なかった最愛の女性の名前のタイトルの曲やその方へのメッセージが歌詞カードにクレジットされてます。 ・「あるがままに」もその方か別れた奥様かどちらか分かりませんが、 一人の女性に向けて作られたアルバムで、ブックレットの最後に角松のメッセージが英文で載っています。 ・「君をこえる日」凍結前、最後のアルバム、このタイトル曲の通りの心境だったのだと思います。 音楽的にも煮詰まっていたのもそうなんだと思いますが、 凍結してしまうほど失恋が辛かったのだろう・・という私は認識でした。 今はすでに廃盤で中古でしか手に入りませんが、 ファイナルコンサートのビデオを観ると当時の角松の心境が少しは垣間見えるかと思います。
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- rionlion
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はじめまして。お邪魔します。 私は男で、1984年(当時中3ですが…)あたりから角松さんの楽曲にはまっていきました。活動凍結当時、私がいろいろなソースを頼りに得た情報はNo.2の回答者の方がお答えになっているのに近い内容です。 明確な答えは角松さんの心の中にしかないのかもしれませんが、私自身が聴く側として気になったことがあります。 「AFTER 5 CRASH」や「GOLD DIGGER」あたりまでは、「何気ない日常+理想の女性への憧れ」のミックスだったような気がします。そのブレンドが高校生~浪人生の頃の自分には心地よかったのです。 「Before the Daylight」ではそれまでの路線とは微妙な変化を感じながらも「理想の女性への憧れ」の部分が繊細で神秘的な感じを受けました。ところがこの「Before the Daylight」を境に角松さんの楽曲はガラっと変わってしまったと思います。 以降の作品は「妙にリアル」というか…、「生々しい」というか…、何というか…。正直、ついていけなくなりました…。 いまだに「AFTER 5 CRASH」や「Before the Daylight」はほぼ毎日のように聴いています。 1989年以降に微妙な変化が角松さんの中で進んでいたのではないでしょうか。 私の場合は「Before the Daylight」で角松さんという存在は止まっています。2007年である現在も1988年までの角松さんが大好きですし、私はそれでいいと思っています。 回答になっていなくて、お邪魔してすいませんでした。
お礼
リスナーの方それぞれの感じ方があるのですね。私は単純に凍結前と解凍後としか考えていませんでした。 「Before the Daylight」と、それ以降の楽曲の違いというお話はたいへん興味深かったです。 私、ただいま角松敏生氏について勉強中なので、安易な感想は言えませんが、「『Before the Daylight』で角松さんという存在は止まっています」というお言葉は重く響きました。(でも毎日「AFTER 5 CRASH」を聴かれているなんて素晴らしいです。私も毎日「あるがままに」を聴いています) ただ、彼がその時々の思いを正直に歌ってきたからこそ、聴く者それぞれに人生とか人間とか、深いところまで突きつめ、このように「考えさせる」のだと思います。 80年代の彼自身のライナーノーツなどを読んでも、一見遊び人(失礼)実は思索の人 で哲学者、そういうジキルとハイドのような微妙なバランスが、私は好きなのかもしれません。どこぞの掲示板で、 「角松には生涯女の尻を追いかけてもらいたい。人類愛とかやめてほしい」と書き込みありましたが、男にとってはどう追いかけるか=男の人生そのもの、どう追いかけられるか=女の人生そのもの 「愛こそ人間の究極の姿」的なベクトルが、私たちにとってもわかりやすく共感できたのでしょうね。それぞれのリスナーが微妙な差はあれ自分の人生の映し絵として氏の楽曲を求め、愛していたのに、宗教的な悟りとか鎮魂とか、近年の氏のスタンスには違和感大アリなわけです。例えば「モノレール」の頃のPrayと現在のPrayとでは、氏の中での意味合いは全く違うんでしょうね。
- rhonda
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こんばんは、gudousha様。 私の回答にご丁寧にご返事下さいまして、ありがとうございました。 実を申しますと私自身はその進化出来なかったファンの一人です。 今でもアルバムが出れば買い、たまにライブにも足を運んだりしますが、 「Time Tunnel」までの氏の音楽が今も変わらず一番好きな音楽であって、 現在の氏の音楽については残念ながら好みではない、 それでいいとようやくここ数年で割り切れたといったところです。 25周年記念ライブ中に流れていたVTRで角松氏は 80年代からの角松敏生の音楽は5年間の凍結期間を経て「Time Tunnel」というアルバムをもって、 完成・完結したみたいなことを語っていました。 そして次の「存在の証明」以降、フォーク・ロックやバンド・サウンド、 アイヌ・神道とか琉球音楽とか多種多様な文化や音楽を取り入れたり・・と新たな氏の音楽の探求が始まりました。 その「存在の証明」からアルバムを出す度にファンへも進化を促し、 凍結前の作品を否定・または切り捨てるかのような発言をたびたび繰り返す氏に、 (大げさかもしれませんが)戸惑い葛藤し・・と離れていったファンが私自身も含め多少はいるのではないかと思います。 角松氏の音楽に対する真摯な姿勢と正直すぎる言動故に (それが今も昔も変わらない氏の魅力でもあるかと思いますが)、 どうしても聴く側にもその姿勢を問われてしまうようで、 ファンとしては音楽の方向性の違いを感じてしまったら、もうなんとか自分の中で 折り合いをつけながら聴いていくしかないのかな、などと思います。 以上、とりとめもなく長文を失礼いたしました。
お礼
rhonda様、たびたびありがとうございます。「長文」…とんでもありません。私にとって角松敏生という人物の一片を細かく知ることができ、とてもありがたいです。 rhonda様が角松敏生氏そして氏の音楽を長く愛され、葛藤の中で愛を「凍結」、いえ、「整理」されたその思いが深く感じられました。 rhonda様がご紹介下さった、武道館ファイナルのビデオ、オークションなどでも数点出ているようですので、是非みてみたいと思います。 ※個人的な考えですが、人間、そう簡単には自分の歴史を否定、消去することなどできないと思います。氏は音楽や歌唱の質の面で凍結前の楽曲は今より劣っていた…というようなことをおっしゃっているようですが、私たちリスナーは別に客観的に完成度の高い、レベルの高い歌だから惚れる(惹かれる)わけではありません。それは男女の間も同じことで、顔やスタイルなど造作の完成形の優劣だけで人を好きになるわけではないのと同じだと思います。下手な(?)歌…結構じゃないですか! 勝手な感想ですが、氏は自己の分身であるところの音楽を通して、どうしても自分の中の「ある部分」に決別したいと思っているような気がしてなりません。ただ、rhonda様はじめ凍結前の楽曲を愛するリスナーの多くは、実はその「ある部分」に惹かれているのかもしれません。
- miku8313
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どうやら凍結前の歌い方に納得が行っておらず行き詰ったようですね。 こちらに角松さんの本音がかいてありますよ。 http://topic.auctions.yahoo.co.jp/music/guitarlabo/kadomatsu/kadomatsu01_01/
お礼
インタビューから伝わってくる、音楽に対する真摯な姿勢は、氏の楽曲そのものですね。貴重な情報、たいへんためになりました。 ありがとうございました。
お礼
rhonda様、本当にご丁寧にお答え頂き、ありがとうございました。 教えて頂いた内容を知り、(氏の)同世代人としていっそう近しく感じるようになりました。。。 ファンクラブの会報ではかなりプライベートなことを書いてらっしゃるのですね。ファンを大切にする方なのだなと再認識しました。 それと、↓のNo.1の方の紹介下さったインタビュー記事の中で氏がおっしゃっている、 >(凍結前の)「にぎやかに楽器を配する」、というスタイル がどうも好きなもので、 >解凍後の角松(おそらくacousticな)を聴いてほしい という氏のご希望には、私自身いまだ応えられていません。 私は角松敏生氏の「進化」に追いつけていないようです。 rhonda様はいかがですか? よろしければお聞かせください。