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アニメの作画や映像
どんなにCG技術が上がっても2000年代の名作アニメのように全部デジタル手描きがいいですか?
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質問者さんが仰る「デジタル手描き」あるいは「全部デジタル手描き」とは、具体的にどういう意味合いですか? たとえば、公開されているMAPPAの2022年のアニメの制作風景を一つ添付します。 こちらのX(Twitter)の動画0:02~0:06あたりを見るとわかりますが、 デジタルでも「手描き」です。 https://twitter.com/CHAINSAWMAN_PR/status/1646347478436806662 別に昨今のアニメはAIによって生成されたわけではありません。 現在は建物や小物などは3DCGを使用するのが当たり前になっていますが、それらもマテリアルは手描きが多いです。 また、3Dで枠組みや奥行だけつけ、その上から手描きという制作手法の作品が多数あります。 そのうえこの手法2000年代アニメにすでに導入されています。 だから「3DCGが2000年代アニメには使われていない・2020年代アニメには使われている」とは一概には言えません。 その3DCGも、ある意味では画面上に立体的な絵を構築するとも言えますから、人がモデリングしている以上、「手描き」と捉える人もいるでしょう。 (これを否定するのであれば、昔のセル画時代に定規を使っていたことも「手描きでない」と否定しなければなくなってしまいます。) できた絵に光のエフェクトをかけることをおっしゃっているのであれば、この効果範囲は「手描き」で決め、つけています。 しかしこの効果は2000年代から使われています。(マシンのスペック上、制限は多かったようですが) また、「手描きでない」ことを重視するのであれば、もっと古いセル画アニメの時代からエアブラシが使用されていたわけですから、「手描きでない」技法はセル画の時代からあったと言えることになります。 では、質問者さんが仰る「全部デジタル手描き」とはなんでしょうか? 個人的には、たとえ全てAIが生成したアニメになったとしても、視聴に問題がないのであれば特に手描きに拘りはありません。 アニメーターのアニメらしい線の曲げ方や物体の省略のしかたには独特の魅力がありますけれども、アニメ自体が創作の表現手法の一つに過ぎません。 たとえば、実写でなければだめというのが私にとっては他人の感覚で自分の感覚にはなり得ないように、アニメにおいても、「この手法だけがいい」という感覚はありません。
お礼
口で言うのは難しいですが2005年版ブリーチや銀魂やガンダムSEEDなどのアニメの色合いや映像がしっくりくると言うか