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肉食べると雑菌に感染し癌になる?

肉を食べると肉に付いていた雑菌が内臓に入ってしまうので癌の原因になるのでしょうか? ステーキでミディアムやレアなど生焼けの肉は感染リスクありそうですが? 雑菌は100%胃酸で死ぬわけではないですね?

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  • y49333083
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回答No.4

その理屈でいうなら魚も同じです。 まず、雑菌を摂取すると食中毒の症状が出ます。 癌と細菌は関係ないと考えるのが一般的かと思います。 以下は文献をもとに簡単にまとめました。 長くなりますがお付き合いください。 最初に食品加熱殺菌について説明します。 牛肉はご存じのように熟成という工程を経てステーキ肉に加工されます。 熟成の段階で表面にあらゆる菌が付着します。 そのため表面を削り取る加工が施されます。 焼く場合も表面をよく焼き、肉の中心温度にも規定があります。 加熱調理用の鶏卵については70℃1分間又は同等以上、生乳、牛レバー、豚肉、ハムやソーセージなどの加熱食肉製品については63℃30分間又は同等以上の加熱殺菌が定められている。 また、特定加熱食肉製品(ローストビーフ)では衛生的に処理された牛肉塊を使用して中心部を63℃で瞬時加熱殺菌するよう定められている。 肉類は下図のとおり、65℃程度で蛋白質が熱変性して固くなる性質があり、63℃程度の加熱が一番柔らかいため、この温度帯が繁用されている。 (実際は、ステーキ店等では中心温度55℃~63℃で提供されていることが多い) 本題ですが、いくつかの文献を参考に癌のメカニズムで分かっている範囲でいうと、 がんの発生には複数の要因が関与していますが細胞内のDNAに変異が起こることががん発生の主要な原因の一つです。 それらの細胞は遺伝子( DNA)をコピーしながら細胞分裂を繰り返しています。 様々な化学物質や紫外線などの原因で、遺伝子の二重らせん構造にダメージをあたえます。 そのエラーが細胞分裂の調整をつかさどる遺伝子プログラムの部分で起きた場合、その細胞は高い頻度で異常分裂を繰り返すようになり、正常な細胞群より早く成長して塊(がん巣)になります。 がんは遺伝子の病気ともいえます。 なぜ特定の細胞ががん化するのかヒトゲノムの完全な配列を解析することができた現在もがん発生に関わるタンパク質の抑制方法はまだ解明されていません。 がんのリスクを上げる食べ物として上げれば ・アルコール:肝臓がん、大腸がん、乳がん、肺がん、食道がん ・塩分:胃がん ・肉類:大腸がん、乳がん 塩魚や干物など塩分が多い食品によるがんリスクが高くなる原因は、魚、野菜、漬物などの食品成分が胃の中の硝酸と反応して、生成されるニトロソ化合物が日本人に最も多い胃がんのリスクを上げることによるものと言われています3)。 多量の飲酒習慣や熱い食べ物ばかり食べていると、食道粘膜が傷つけられてしまうからとも考えられています。 特に1日の飲酒量が増えていくと、お酒を飲まない人よりも2倍以上高くなる傾向があります4)。 大腸がんは動物性タンパク質の加熱などから生成される発がん性物質によるものと言われています。 そのため保存、加工肉の摂取量が多いとリスクが高くなります4)。 逆に、がんの予防になる食べ物 ・野菜:肺がん、胃がん、大腸がん、乳がん ・果物:肺がん、胃がん、乳がん ・カロテン:肺がん ・ビタミンC:胃がん ・食物繊維:大腸がん(結腸のみ) アメリカ国立がん研究センターでは、天然の植物中に存在する、がん抑制作用のある成分を主に、がん予防効果のある食品、約40種類をピックアップして、添付図のとおりデザイナーフーズピラミッドを作成しました。 デザイナーズピラミッドでは上位にある食品ほど、がん予防の効果が高いと考えられています。 がん予防のある食品はビタミンA、ビタミンC、ビタミンEを含む野菜、果物、植物性油脂のほかに機能性成分(ポリフェノール、カロテノイドなど)を含む食品を取り入れることです。 ポリフェノールやカロテノイドには抗酸化作用があり、体内の活性酸素を除去する働きがあります。 緑黄色野菜に含まれるβ-カロテンの摂取量が多い人は肺がんの発症リスクが低いと言われています。またビタミンD、カルシウム、葉酸(ようさん:ビタミンB群の一種)等の摂取が大腸がんのリスクを下げるという報告もあります。   厚生労働省でも1日350gの野菜の摂取が目標とされています。 毎食小皿1~2皿の野菜料理を取り入れていくと野菜が補え、がん予防にも役立ちます。 参考文献 1. がん研究振興団体「がんを防ぐための12か条」 2. 世界がん研究財団「がんを防ぐ食生活14か条」 3. 塩分・塩蔵食品と、がん・循環器疾患の関連について 国立研究開発法人国立がん研究センター予防研究グループ 4. 食生活とがん 国立がん研究センターがん情報サービス

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その他の回答 (4)

  • y49333083
  • ベストアンサー率50% (6/12)
回答No.5

追記、 添付図が2個出来なかったので改めて添付します 肉の加熱温度と硬さの図です。

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  • 69015802
  • ベストアンサー率29% (386/1311)
回答No.3

そういえば焼きすぎて焦げた肉を食べると癌になるっていう話も昔ありましたね。 こういうのは出所不明で時々涌いてくるので気にしたらきりがないというか気にしても意味がないというか。

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  • mekiyan
  • ベストアンサー率21% (918/4196)
回答No.2

人間の体の中に「癌細胞」は誰でも持っています。それが潰瘍化するかしないだけ。 潰瘍化する一番は、ストレス。2番目は、健康飲料を含む医薬品。食料から潰瘍化は、あるようである、という程度の認識です。 タバコにしても一日に6000本を数年間吸えば肺癌になるのは確認されていますが、そんな数人間などいません。ステーキにして一日に10キロの肉の塊を数年間食べ続ければです。 このような質問をすること自体が、癌に対するストレスをかなり蓄積されているようなので、ご注意のほどを。

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  • takochann2
  • ベストアンサー率36% (2589/7075)
回答No.1

肉に限らず生食で感染性腸炎や肝炎になることはありますが、それで癌になることはないです。キャンピロバクターではギランバレー症候群が有名ですが、癌にはなりません。エキノコッカス症では癌と誤診されることもありますが、癌ではないです。

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