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こういうショートショートを書いたのですが
ショートショートを書きました。 創作活動で副業にしたいと思っています。 果たして、これではレベルが低いですか? ご感想等お願いします。 知らぬが花 彼は彼女に恋をした。彼女は美しくて、優しくて、賢くて、完璧だった。彼は彼女に近づきたくて、何度も声をかけたが、彼女はいつも冷たくあしらわれた。彼は諦めなかった。彼女の好きなものを調べて、プレゼントを贈った。彼女の行きつけのカフェに通って、偶然を装って話しかけた。彼女の友達になりすまして、SNSでメッセージを送った。彼はどんな手段を使っても、彼女の心を開こうとした。 しかし、彼女は一向に変わらなかった。彼女は彼に対して、無関心で、冷淡で、時には嫌悪でさえあった。彼はどうしても理解できなかった。自分は彼女にとって最高の相手だと思っていた。自分は彼女のことを一番愛していると信じていた。自分は彼女の幸せのために何でもすると誓っていた。 ある日、彼はついに決心した。彼は彼女に告白することにした。彼は花束を持って、彼女の家の前に立った。ドアベルを鳴らした。ドアが開いた。 「あなたは誰?」 ドアの向こうにいたのは、彼が想像していた彼女ではなかった。目も鼻も口も違っていた。髪の色も肌の色も違っていた。声も笑顔も違っていた。 「私はあなたが好きな人です」 彼は驚いて言った。 「好きな人?私はあなたを知りませんよ」 ドアの向こうの人は首をかしげた。 「私はあなたのSNSの友達です」 彼は必死に説明した。 「SNSの友達?私はSNSをやっていませんよ」 ドアの向こうの人は困惑した。 「それじゃあ、あなたはどうしてその家に住んでいるんですか?」 彼は怒って尋ねた。 「私の家ですよ? あなたが勘違いしているんじゃないですか?」 ドアの向こうの人は怯えて言った。 「嘘だ! あなたは私の恋人だ! 私が愛している人だ!」 彼は激しく叫んだ。 「愛してる? 私を殺す気ですか? 助けて! 警察!」 ドアの向こうの人は恐怖に震えながら叫んだ。 その時、すぐ隣の家から出てきた人が声をかけてきた。 「どうしたんだ? 大丈夫ですか?」 その人は見覚えがあった。それは彼が毎日カフェで見かける人だった。それは彼がプレゼントを贈った人だった。それは彼が声をかけても無視され続けた人だった。 それは、本当の彼女だった。
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- hiro-hiro-hiro
- ベストアンサー率35% (90/252)
こんばんは! NO.7 の人の回答を見てはじめてオチがわかりました。 読んでいる最中、チラッと思ったけど、最後の「彼女」の言葉で否定しました。 最大の問題と思ったのは真のオチよりも、なんで家を間違えたのか?の謎のほうが大きいことです。そのためそこに集中し、そこにオチがあると考えるようになりました。なんで家がわかったのだろう?とも考えました。さらに主人公は間違えた家から出てきた恋する人とは明らかに見た目が違う人へ一生懸命恋人と主張するけどそれはなぜか?と考えることが加わりアタマの余白を使いました。その結果、オチが男である可能性について検討するタスクがアタマから零れ落ち考えるべきオチの候補から消えました。そういったことでオチがわからなかったです。 男が後から同じ家から出てきたとかにすればよかったと思います。そのほうが面白いとも思います。 いいところ ・小説ならではのオチ ・スタイリッシュなタイトルのつけ方(タイトルから内容を考えた?) ・文体 ・一言のセリフでオチを作るセンス 他の回答者さんが書いてるところも直し、間違いや文章の不自然なところがなくなれば、オチのセリフが文体の揺れでなくわざと書いてることが明確になり目立つので、読者にオチと認識される可能性が高まりショートショートとして成立すると思います。 イケると思います。
- ftyn
- ベストアンサー率65% (535/811)
珍しいご質問なので回答してみますね。 お話は、 「思い込みの激しい男が女に恋をしたが、女はつれない。思いつめた男は告白するために女の家を訪ねたが、出てきたのはくだんの女ではなかった。(違和感はあったがそれでも男は熱烈に告白した)言い合いを聞きつけて、隣から片想いの相手が出てきた。男は家を一軒間違えていたのだ」 といったことですね。 感想は、「それで?」です。男が想い人の家を間違えて見当違いの相手に告白したという「だけ」のお話。男の気まずさを読み取ればいいのでしょうか。こっけいさを笑えばいいのかしら。それとも、何か隠されたオチがあるのかな? あらすじではカッコにしましたが、想い人ではない人が出てきたのにその人に告白するのはおかしいですね。「家を間違えました」とか、彼女の家族ではないかと考えて「(彼女)はいらっしゃいますか」とたずねたりするのが普通ではないでしょうか。 それとも、男のテンパりっぷりを読み取って笑うところ? お話にオチや笑いどころがあっても、それが分かりづらかったり伝わらなかったりするのではよくないですね。分かる様な書き方をするべきでしょう。 ===== 言葉では「彼女はいつも冷たくあしらわれた」は、「彼女には」ですね。 「時には嫌悪でさえあった」というのはおかしい。「嫌悪感をむき出しにした」あたりかな? 「私はあなたが好きな人です」とのセリフは、くどいしふたつの意味にとれてあいまいなのでペケ。「私はあなたが好きです」で十分。 その次の「好きな人?」も、「私を好き?」に変わります。 ===== さきほど、「何か隠されたオチが?」と書きました。ショートショートというと、星新一さんです。その作品には最後に鮮やかで気の利いたオチがついているので、このお話もオチがあるのかと思って読みましたが分かりませんでした。 これがオチの唯一のヒントなのかな?と思えるのは、「本当の彼女」のセリフ「どうしたんだ? 大丈夫ですか?」です。女性なら「どうしたの?」と言いそうなところをあえて「どうしたんだ?」としているので、“彼女”は実は女装趣味の男だった、「彼」は男を理想の女性だと思い込んで恋をしていた、「本当の彼女」は男、オエー…というオチ…のつもりだったのでしょうか。 こうやって考えて、ああそういうことだったのね、というのを「考えオチ」と言い、それは余り出来のよろしくないお話ということです。 ===== “彼女”は男だったというオチであれば、こんなのはどうでしょう。 「彼女に告白する勇気もなく、でも彼女への想いがつのるばかりの彼は、夜も眠れなくなっていった。 その日もろくに眠れないまま、空が白々とするころ、彼は散歩にでかけた。充血した目に早朝のひんやりした空気が心地よい。 近所の公園にさしかかった時、『ゴゴゴ…』という地鳴りの様な音が聞こえた。公園の中からの様だ。恐る恐る近づくと、ベンチに寝っ転がって前後不覚に眠る男のいびきだった。 『ゴー、スー』 なんだ、酔っ払いか…と拍子抜けした彼は、突然既視感にとらわれた。片方脱げたローファー、黒いタイツ。薄緑の上品なワンピースは、股のところが黄色く変色してアンモニア臭を放っている。 『ゴー、スー』 知りたくない。彼は思ったが、それとは裏腹に視線は横たわる物体の上半身に移っていった。 胸のパットはずれ、ひとつは胸の中央に、もうひとつは腹に魅力的なふくらみを作っている。 『ゴー、スー』 嫌だ、見たくない。でも彼は見てしまった。 取れかけたさらさらロングストレートのかつら、脱落して鼻の下についているつけまつげ、化粧は汗で剥げ落ち、溶けたアイシャドウで目の周りはパンダの様。 『ゴー、スー』 よだれをたらし、うっすらひげがはえたその男は…“彼女”だった。 『ぎゃあああああああ』 『ゴー?』」 もしこっけい話なのであれば、それを予感させて期待させて、でもちょっとづつチラ見せして、最後に全開ご開帳していくのがいいと思います。
お礼
詳しく理由付きでダメ出しありがとうございます。 ショートショートに相当詳しいのですね。 しかし、自分ごときの作品を星新一氏と比べるのは、さすがに褒めすぎです。 荒削りな作品にすぎませんので。 とてもためになるご指摘でしたので、批判されるほど、心地良い気分になりました。 もちろんいい意味で。 今後ますますのご清栄の調子で、努力していきます。 ありがとうございました。
- 濡れ猫のミコ(@nurenekonomiko)
- ベストアンサー率20% (193/941)
a) 正直に言わせてもらえば、この作品の面白さがよく分かりません。もっと意外性が必要だと思います。 b) 彼→僕 の表現のほうが善いように思います。作品が、主観的な内容だからです。この作品を突き詰めれば、主題は彼の怖さにあると言えそうです。 なので、ホラーにすべき作品なのかもしれません。 c) 客観描写なら、話し手を設定しないと、神様視点の作品に、なってしまいます。
お礼
なるほど、ご指摘のとおりですね。 流石です。 良くわからないといいつつも、この作品の良さの可能性を切り拓くことができると教えてくれていますね。 それと、これは確かに神視点です。 客観と主観の絶妙な組み合わせです。 作者は登場人物から見ると神でもあります。 ありがとうございました。
- kano20
- ベストアンサー率16% (1174/7075)
感想という事なので。 恋した彼女に冷たくされて嫌悪されているのに、花束持っての自宅訪問が辻褄が合わない。 しかも恋した彼女の家も間違えているのに 「私はあなたが好きな人です」 彼女ではない人に言い切る不思議さが、彼が正常な判断がもてない人という印象を与えます。 彼女では無いと確認できているのにSNSの「友達」の言う。 好きな人じゃなかったのか? 急に友達? 「どうしてその家に住んでいるんですか? ドアの前まで来ていて「この家」ではなく「その家」も理解不能。 最後はもう何を書きたかったのかもわからない話で終わっています。 創作活動は趣味にして副業は諦めては。
お礼
そんな酷いことをおっしゃりつつも、しっかり問題点を指摘してくれています。 本当に駄目なら、まともに回答しないはずです。 つまりこれは、冷たい感想を投げられても、改善しつつ突き進めるかどうか、ですよね。 なので、批判されるほど、心地良いです。 もっと、批判してください、もっと、もっと……。 ありがとうございました。
- eroero4649
- ベストアンサー率32% (11082/34531)
うん、私も意味が分からなかった。「あなたは誰?」っていったのが誰だったのかが分からないです。彼ですか、彼女ですか。 あと、登場人物のことを「彼」と「彼女」と表現するならそれ以外の「彼女」が出てきたら読者は混乱しますよね。その文章の中の「彼女」はどの彼女を指しているんだろうって。 あと「彼が想像した彼女じゃなかった」って、なんですか。だって彼は彼女のことを知っていたのでしょ。彼女に話しかけて、アプローチしたんでしょ。じゃあ「彼が知っている彼女ではなかった」じゃないですか。 それに人違いと思われるのに、彼が人違いの相手にそのままアプローチしてるのも意味不明です。もしそこで老婆が出てきたら、彼はその老婆を口説くのですかね。変なの。 タイトルの「知らぬが花」がそのストーリーにどういう意味で繋がってるかも分からんですし。要は「隣の家に行ってしまったアホな彼の話」でしょ。何が知らぬが花だったのでしょうか。 めちゃくちゃ手厳しいことを書くけど、よくそんなんで副業にしたいと思いますね。自転車に乗れない人が週末にウーバーイーツやり出すといってるみたい。
お礼
まず、この感想はとても批判的で、あまり建設的ではないと思います。感想を書く人は、作品の良い点や改善すべき点を具体的に指摘するべきですが、この感想はただ作品を否定しています。作品の内容や登場人物に対する疑問や不満を述べるだけでなく、作品のテーマやメッセージについても考えてみるべきだと思います。 また、この感想は作家の副業に対しても失礼なことを言っています。副業にしたいというのは作家の自由な選択ですし、自転車に乗れない人がウーバーイーツをやるという比喩は不適切です。作家は自分の表現力や創造力を磨くために様々なジャンルや形式に挑戦することができます。ショートショート小説は短い文章で読者の心を動かすことができる素晴らしい文学です。
補足
ありがとうございました。
- sknbsknb2
- ベストアンサー率38% (1158/3032)
初めていく家を訪ねたら、そこに住んでいると思っていた人と違う人が出てきた時点で、家を間違えているかもしれないと思うのが普通の人だと思いますが、そう考えない理由が全くわかりません。 間違えていないのに知らない人がいる理由を100通りくらい考えて、その中から面白そうなものをさらに吟味するくらいじゃないと副業になんかできません。 文章はそこそこなので100点満点で10点くらいでしょうか。誰が話しているのかわかりにくいという欠点もあります。
お礼
うーむ。 10点とは厳しいですね。 確かに自身もちょっと意味が分からないかなとは思っていましたが。 改善しつつ努力していきます。 ありがとうございました。
すみません。 意味が分かりました。 家を間違えたということですね? 失礼しました。
お礼
意味が分かっていただいてよかったです。 ラストは、ますますの意外性のある驚きの作品を創作していきます。 ありがとうございました。
ちょっと、結末が曖昧ですね。 もっとハッキリした結末で終わりましょう。 あと、最後の最後で驚きの展開になるショートショートなんかも作ってみて下さい。
お礼
わざわざ読んでいただいたばかりか、詳しく書評をありがとうございます。 参考になりました。 これからもますますより良く、作品を創作させていただきます。 ありがとうございました。