東日本大震災とその後について
私は海外生活が長く震災当時も日本にいなかったので聞きたいことがあり質問させていただきます。
辛い記憶を掘り起こすようで申しわけありませんが、回答お願いいたします。
私が生活している国に日本人は多く、語学留学のために短期滞在する方もいます。
私が偶然出会ったのは日本で看護師をしていた女性でした。彼女の渡航目的は語学留学とのことでしたが、ちょくちょく旅行に行っていましたし、帰国までにニューヨークやラスベガス、また南米の方にまで足を運ばれていました。金銭的に余裕があったと思うのですが、彼女の言葉で印象的だったのが、
「震災で自分がいつ死ぬか分からないと時間の有限性を実感させられた。だから欲しいものも、やりたいことも、思い立ったときにやる。私の周りもそうですよ」
という言葉です。
今年の春に久しぶりに帰国して、母のお金の使い方も少し変わったように感じました。自分の娘たちに手がかからなくなったからかもしれませんが、母も看護師の女性と同じような考えも持っているのかもしれないです。
私が知りたいのは、震災後に欲に対する考え方が変わったり実際に上で述べた看護師の女性と似たような考え方に変わった人がいるのかです。
当時私が日本にいたら、おそらく同じような考え方をしたと思います。不安定な将来に見切りをつけて今を楽しみたいと思うかもしれません。でもそう考えたとききっと壁にもぶつかるだろうと思いました。
たとえば震災後の諸問題は今すぐに解決できるようなことではないし、今やりたいことも色々な制約があって不安定な将来に持ち越さなければいけないかもしれません。
そういったジレンマに陥るひとはいるのでしょうか。