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アンテナ基板の構造について
- アンテナ基板の構造について教えて頂きたいです。基板にパターンを引いてアンテナとして活用する製品があると思います。
- アンテナ基板の構造は、一般的には表面にパターンを引き、裏面はGND層となる場合があります。また、ベタGNDを利用する場合もあります。
- 一般的にはGND層を持つアンテナ基板が多いですが、基材のままの構造のアンテナも存在します。
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- madonosotokara
- ベストアンサー率49% (34/69)
画像のアンテナは説明の個所に「λ/2 ダイポールアンテナ」と成っておりました、このアンテナの基本はケーブルの先の1/4波長の長さ(大雑把に言えば30万/周波数)を剥いてシールド側と心線を左右に広げたのがλ/2 ダイポールアンテナとして機能します、ですので写真の基盤のGNDというものは、片側半分という事に成るかと、つまり心線側が中心より右でシールド線側が左のエレメントに成ります(左右は便宜上) しかし殆どの場合、受信効率、帯域(受信できる周波数範囲)を考慮していろいろな形状のエレメントが印刷されていますしループ状のエレメントも有ります、その場合はGND側と心線側で分類しています ですので裏面をGNDにすると、全面が心線側と近すぎ波長が取れなくなりアンテナとして機能しなくなります。
- kantaro1985
- ベストアンサー率42% (114/266)
少なくとも、アンテナ部分に関しては、GND層とかベタGNDは設けないです。 添付写真のアンテナ基板もそうだと思います。 ベタGNDがあると、電波の送受信がしにくくなってしまいますので。 逆の言い方をすると、普通の配線用パターンの裏面などにベタGNDを設けるとEMC対策に効果があるというのも、配線用パターンがアンテナ化するのを防いでいるということですから、それを考えれば自ずと分かるのではないかと思います。
- ohkawa3
- ベストアンサー率59% (1509/2539)
インピーダンスマッチングのために、部分的にパターンの裏面にGND層を設けることはあると思いますが、電波の送受信を目的としたパターンの全面にGND層を設けることはなさそうに思います。 https://www.infineon.com/dgdl/Infineon-AN91445_Antenna_Design_and_RF_Layout_Guidelines-ApplicationNotes-v09_00-JA.pdf?fileId=8ac78c8c7cdc391c017d073dd780620f プリント基板単体のみではなく、筐体などの影響を含め総合的に放射特性を調整しているのが現実ではないでしょうか。