世界を敵にまわす女性について。
時々歌の歌詞に、
「世界を敵に回しても お前を守るよ」 「たとえ世界中がキミの敵になるのなら ぼくも世界を敵にまわすよ」
といった、いわゆる 『世界』 VS 『男性 (=歌ってる人)・女性 (男性が愛している人)』 の形で、男性が女性に対し愛を謳うフレーズを耳にします。(以後、男性をA、女性をBとします)
私は、あまりこの歌詞の意味が分かっていません><
例えば、上記の歌詞 「世界を敵に回しても お前を守るよ」 というのは、これは前提条件として 『既に世界とBが敵対関係にある』 ということが分かります。
(世界とBが敵対関係でないのなら、わざわざAがBを愛するのに世界を敵に回す必要がないと思われるため)
つまりこの歌詞には、(1) 『何かしらの原因によって』 世界とBが敵対関係にあり、(2) そのBをAが愛する (=Bサイドにつく) ことにより、Aも世界と敵対関係になってしまう という意味が隠されています。
ここで問題となるのが、世界とBが敵対関係となってしまった、(1) の 『何かしらの原因』 とやらです。
─ 世界を敵にまわす…。たかだか物を盗んだりだとか、窓ガラスを故意に割ったりだとかでは、世界はおろか、一国ですら相手にしません。個人レベル、話題が大きくなっても町や村レベルでの問題でしょう (悪いことにかわりはないのですが)。
複数の人を殺した、家を連続放火した…。このレベルなら、県や州、事によっては事件の起こった国レベルにまで問題は取り上げられるかもしれません。
ですが、世界を敵に回すにはまだまだ不足していると、私個人的には思います (もちろん絶対にあってはならないことですが)。
─ おそらく、そのBは、人の想像を遥かに超えた絶大なる力をもって無差別に国や諸島を、それこそ10、20では済まない数の地域を再生不可能なまでに崩壊させたのではないのか…それもたった1人で、と私は推測します。
上記したことを、もしそのBがしでかしたなら、それは世界もほおっておかないでしょう。当然、(1) の、『何かしらの原因によって』 世界とBが敵対関係 という状態がつくられると考えます。
さて、このようなBに対して愛を謳うというのは、このAは一体全体、どういうつもりなのでしょうか。
また、数多くの地域を崩壊させる程の力をもった人間 (?) です。「世界を敵に回しても お前を守るよ」 などと発言するなど、果たして絶大な力を有するBを、Aが「守る (守ってあげる)」必要性があるのでしょうか。
私には、BにとってAはただの足手まとい以外の何者でもない気がしてなりません><
長々と書き連ねましたが、以上のことより私にはこの、
「世界を敵に回しても お前を守るよ」 「たとえ世界中がキミの敵になるのなら ぼくも世界を敵にまわすよ」
というフレーズが指す意味を、正しく理解できていません。おそらく、私以外の、正しい考え方や解釈というのがあると思うので、どなたかご意見くださいますようお願いします。
長文大変失礼いたしました><
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他にも、「高度な科学力を有した宇宙人が地球に攻めてきて、『ワレワレニ Bトイウ ムスメヲ サシダサナケレバ チキュウヲ ハカイ シマス』とか言ってきて、太刀打ちできない世界は仕方なしにその条件に応じるけど、Bが好きで好きでたまらないAにはその条件が受け入れられず、世界を敵にしてBを助けに行く」 とかいった説も浮かんだのですが、これでは 「世界とBが敵対関係にある」 という部分が弱くなるかなっと思いました><