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イエローポップ 粒が小さい
今年イエローポップを10本植えてみました。 10本採れたのですが粒が小さいのです。できるポップコーンも小ぶりです。 もう少し大きな粒が本当のように思うのですが何が原因なのでしょうか?教えていただくと来年の張り合いが出ます よろしくお願いいたします。
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ポップコーンを含むトウモロコシの仲間は非常に肥料喰いの性質があり他の野菜よりも多くの土内の養分を消費します。まず、トウモロコシ栽培に向く様な土作りをしてから元肥を入れて苗を植え付け、追肥も適切な時期にその時の時の適切な成分比で何度か与えないと、栽培後の土によってはトウモロコシに養分や成分を吸われすぎて土が痩せすぎてしまい、人がちゃんと土の回復を行わないと次に何を植えても上手く育たなく事もあるそうです。 植えた場所の元の土質が肥えた土であるか調べ、適切な土作りと元肥を下に入れてから苗を植え付けましたか?、追肥は適切な時期に必要な成分比を守って何度か与えていましたか? 本来は結構大粒の品種だそうですから草丈は充分大きかったのであれば、実に必要なリン酸が実の成長時期に不足してしまい粒が育たなかったのかもしれません。 トウモロコシの育て方の方で良いので、栽培方法をできれば書籍で覚えて実践してみて下さい。 あと、イエローポップを植える前の他の野菜を栽培していた時に化成肥料をお使いではなかったですか? 化成肥料を多用し有機肥料の使用が足りないと、化成肥料の成分で土壌内の有用微細生物が年々大幅に減ってしまいだんだん痩せた土へ変わってしまいます。有用微生物がたっぷりと含まれる植物繊維が残っている良質の堆肥(稲わら堆肥や馬糞堆肥、バーク堆肥やEM菌を使って作られた堆肥や自家製ボカシや適切に作ったコンポスト堆肥など、段ボール堆肥も範囲が狭いなら使える)を2割ほど混ぜそれを3年続ければ肥えた土に戻ります。 牛糞堆肥の使用も土には良くありません。堆肥と呼ばれてますが堆肥としての効果は低く、牛糞自体が地中の有用微細生物にとってはあまり良くない物であり、牛の飼料に塩を多く与えている所の牛糞が原料だと塩分が多く含まれ、植物にそれが良くないです。 牛糞は植物繊維が消化しつくされていて有用微細生物の住処兼食料に成りませんし、土が水分を含みすぎベタベタヌルヌルに、乾燥すると石の様に硬くなりますし、飼料に含まれる穀類はほぼ輸入物で収穫時に雑草の種子も混ざる為に、牛のお腹を通っても死滅せず牛糞に混ざるので、畑に蒔くほどに前は見たことの無い外国の雑草がしつこく生えてくる様になり、種類によっては駆除しきれなくなります。 牛糞堆肥は本来元肥として使い、植え付け前に穴を深く掘ってあまり多くし過ぎない適量を入れ土をいくらか入れて埋めてからその穴に苗を植えるという使い方が適します。 堆肥と呼ばれる由来は、「前は畑では無かった場所」を耕して畑に利用する時に畑の土を作るベースとして何割か混ぜた事の様で、その後更にいろいろ混ぜて畑土を作り上げたそう。本来既に畑に成っている場所での使用は出来るだけ控えた方が、とても状態の良い土が保てます。 肥えた土が作れれば(最初はマメ科を植えると痩せ地も回復してきます)トウモロコシ類が作れますがトウモロコシ類は続けて作ると土が痩せすぎる事に伴い連作障害も起きてしまう場合があるので収穫後できればその後同じ場所ではトウモロコシ類は4年間は作らずに他の科の野菜で毎年変えての輪作をしてください。できれば食べる部分の違う種類を変えながら栽培できると良く、これが無理なら、途中で緑肥植物を育て漉き込んで土壌改良を試みてください。
お礼
早速の回答ありがとうございます。 回答中に気になった点は化成肥料です。化成肥料一本槍だったので有機肥料もやってみたいと思います。堆肥もホームセンターで手軽に入手できる牛糞のみです。 いろいろとありがとうございました。