来ない、と思います。
エライ官僚様や政治家連は、例えば「1年以下の懲役または10万円以下の罰金」だったのを「10年以下の懲役または100万円以下の罰金」にすれば、「厳罰化したぞー」として自己満足、いい気分になっています。
が、「制限速度を10㎞オーバーしたら死刑」なんて決めても、誰も本当に死刑になるとは思わないから、無意味です。犯罪抑止力はないのです。
実際に捕まえなければ「絵に描いた餅」です。そんかことより、刑期なんて今のままでいいから構成要件を変えて、実際に捕まえなければ無駄です。
これまでの軽い刑でさえ捕まえられず見逃されていたのです。まずこれまでの刑罰でいいから、捕まえればいいのです。それが表現の自由とか何だかんだと横やりが入って捕まえられなかったのです。
刑を重くすれば、突然「表現の自由は関係ナイ」ことになるのでしょうか。弁護士はこれまで主張し、侮辱罪で捕まえにくくしていた人権主張等を撤回するのでしょうか?
私は「被告人の行為はこんなに重い罪にあたらない」ともっと強硬に主張すると思います。
刑が重くなれば重いだけのことをしなければ捕まえにくくなる、と考えるのが筋と思います。「先ず隗より始めよ」です。実際に今の軽い刑で捕まえて見せろ、です。
誰もが「今俺はヒドイ侮辱をしている」と意識できるほど、中止が期待できるほどヒドイ侮辱が横行しなければ、逮捕や刑務所送りにはならないと思います。