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領有権(領海と領土)について
領有権についていくつか質問が 日本には47都道府県と有人島数を約400島、無人島を約6400島あると言われています。それら、日本の領土合計約37万8千平方キロメートルで、領土からの距離範囲により、領海が約447万平方キロメートルとなります。 そこで、日本の地図で領海を見て頂けたら、日本の四国近畿から真下に向かって領海に囲まれた海域がありますよね。ここの名前が「四国海盆海域」とのことですが、これは日本の領海になるのですか?地図では範囲になってないので。 また、ここは国際上日本の大陸棚になっているとのことですが、どういう立場になりますか? それと、仮に今後四国海盆海域内で海底火山があり、その火山の噴火により陸地が誕生した場合は、日本の領土並びにその分の海域は領海となりますか?
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- kissabu
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- f272
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> 領海が約447万平方キロメートルとなります。 領海は12海里までで43km2です。 その周りに接続水域が24海里まであって32km2です。 その周りに排他的経済水域(EEZ)が200海里まであって,上記をすべて含めると447km2です。 あなたが領海と思ったのはEEZのことですね。 四国海盆海域とその他いくつかの水域は延長大陸棚と呼ばれており,EEZとは少し異なりますが,おおむね同じような権利が認められています。 さて,EEZや延長大陸棚に新島ができた場合には,先占(無主地を国家が領有意思を持ち実効的に占有すると当該土地がその国の領土になる)が原則です。先占によって領土と認められればそれに付随して領海もEEZもついてきます。
- eroero4649
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>これは日本の領海になるのですか? 領海にはならないですね。領海は、低潮線から12海里までと決まっていますから。案外に狭いんですね。 >どういう立場になりますか? 日本としては、主権を主張しているということになりますね。実際はそこの海域から何も出てこないので日本も国際社会も何もいってこないけれど、何かすごいものが出てきてかつそれを採掘することが可能だったら何か話題になるかもしれませんね。 >仮に今後四国海盆海域内で海底火山があり、その火山の噴火により陸地が誕生した場合は、日本の領土並びにその分の海域は領海となりますか? おそらく日本国はその主権と領土を主張することになると思いますが、国際社会が認めるかどうかは分かりません。 今は海底から新しい島が出没すると、研究対象として上陸にも著しく制限されるのが一般的です。上陸した人の靴の裏に植物の種がついていて、それが根付くのも「自然なことではない」からです。 日本国はその島の領有権とそれに伴う周囲300海里以内の排他的経済水域を主張することになると思いますが、それがすんなり国際社会に認められるかどうかは分かりません。「その島はどこの国のものにもすべきではない」といわれる可能性はあるでしょうね。