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法学部(法律の勉強)と不動産の関係は
私は法学部志望で、土地に関する法律も勉強しようかと考えています しかし別に法学部に入らなくても独学で宅建の勉強をすれば不動産に関する知識は得られると思います (あと、不動産鑑定士?) 法学部での勉強と、独学での不動産の勉強は違いはあるのでしょうか?
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- tnwhern
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あります。学校によりますが、法学部でもきちんとしたところであれば、法律関係の基本的事項や法律に関する幅広い知見を取得することが可能です。 もっとも、独学であっても、予備校関係の無料講座・動画や親切な方々がUPしてくださっている動画で法律関係の有用な知見を得ることも可能です。 ちなみに、自分は両方の手段で知識を得ました。 不動産関係の法律をメインで学ぶとしても、その法律は他の分野の法律とも密接に関連してくることも多々ある以上、法律全般に対して幅広く知見を得ておくことは全く無駄にはなりません。
- lawconsul
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知識は、学校でなくても身につけることはできますし、当然ながら、学校で学んでも独学でも本に書かれたことに基本的な違いはありません。もっとも、大学で良い教員に学び、意欲のある同級生と切磋琢磨することができると、知識だけでなく、考え方も身につけることができますし、判例や文献などの調査方法や読み方なども知ることができたり、質問ができることによって、独学よりも効率的に知識+αを身につけやすいことは多いかもしれません。また、性格によっても、独学が向く人、向かない人がいます。 一方で、どうにもならない大学教員もいますし、学校によっては同級生が足を引っ張るかもしれませんから、独学よりも大学に行くのが必ず良いとは言いません。 また、大学に入っても、最初は法学の基礎から学ぶことになりますし、学部では、民法については教えても、都市計画法や宅地建物取引業法などの個別の行政法まで学ぶことはできないかもしれません。その意味では、大学では学ぶことができない、ということになります。 「法学部志望」ということは、中学生か高校生でしょうから、知識を身につけた先で、何をしたいのか、何になりたいのかを考えてみるとよろしいかと思います。 将来的に不動産取引に関わりたいために宅建などの資格を考えちえるのであれば、法学部に行く必要はないです。むしろ経済的な知識やセンスを磨く方が重要ですし、法律だけでなく経済学や経営学、心理学などをも学ぶ方が良いでしょう。 しかし、将来的に不動産法に関する研究者になりたいのであれば、やはり不動産法の研究者がいる大学の法学部に行くのが素直なように思います(これも、法学部以外を卒業してから不動産業界に就職して実務に接しつつ社会人大学院で勉強して博士号を取得して、学者の道へというようなルートも考えられますから、法学部を卒業することが必須というものではないです。) 人生においては、1度選択しなかったルートについて、遅れて進むことができることもありますが、ルートを進む時点が異なれば、自分も社会も変わるため、全く同じにはなりません。岐路の選択をするときは、大いに考え悩んでおけば、将来振り返った時にいい思い出になります。 なお、法律的な知識や考え方は、どの分野に進むにしてもあって困るものではありませんから、独学で学ぶことは無駄にはならないでしょう。