実は石膏ボードの壁を直すのはそんなにむずかしくありません。
新しいボードで"つぎはぎ"して、クロスを部分的に貼る方法を教えましょう。
方法を説明するのが難しいのですが...。
:用意するもの
・垂木(木ならなんでも良い。穴の開いた部分より10cm以上長いことが必要)
・3×6(さぶろく)サイズのボード1枚(被害部分と同じ厚みのを。500円前後)
・木ビス(ラッパ型のビス)
・のこぎり(“引き回し”があればなお良い)
・大きいカッター
・プラスドライバー
・クロス(ホームセンターで、糊付けしてもらい、ビニール袋に密封して持ち帰る)
・壁用のパテ
・パテ塗り用のへら
・サンドペーパー
1)撤去・開口
まず、穴の開いた壁の被害部分のボードを除去します。
ノコとカッターを使って"四角く"くり抜きます。
このとき、直角な四角形になるように穴を開けると、後の作業が楽です。
2)下地
開口部より長い垂木を、穴の裏側に差し入れて開口部に渡しかけるように当てがい、
表から、周辺をビスで留めます。左右2本、心配なら3本留めましょう。
3)ボード張り
新品のボードを、開口部の大きさにカットしてはめ込みます。
そんなにぴったりでなくてもいいです。あとでパテ埋めするので、3mm隙間ができてもなんとかなります。
開口部と、ボードの"縁"は、カッターで、面取りしておきます。3~5mmぐらいの面になるようにします。
ボードを上からビスで固定します。もちろん下地の垂木の部分にビスを打ちます。
4)継ぎ目補修
開口部の周辺のクロスを、カッターで切れ目を入れて、数センチはがします。
パテで、継ぎ目部分を埋めます。
乾いたら、パテ盛り部分が平になるようにサンドペーパーでこすります。
角材の端切れなどに巻き付けて擦るといいです。
5)クロス貼り
用意したクロスを、補修部分より大きめに大きさにカットして丁寧に貼ります。
はみ出た部分と、既存のクロス部分が重なる部分をカッターで切って、
重なり部分のクロスを剥がし継ぎ目を合わせます。
周辺についたのりを濡れぞうきんで丁寧にぬぐって完成。
だいたいこんな感じです。
プロもこんなふうに直します。
お礼
大変細かいアドバイスありがとうございます。 早速やってみます。