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北斗の拳や花の慶次は何故、世間に受け入れられた?

原哲夫先生の代表作「北斗の拳」、それから「花の慶次」はめちゃくちゃグロい描写ばかりですが、何故、これ程までに世間に受け入れられたのだと思いますか? 自分は世代ではないので両作読んだ事がない頃はもっとこうオブラートな作品だと勝手に思ってたんです。 ですが、読んでみてこんなにグロかったのか!とびっくりしました! ただ有名な漫画ってエロやグロは控えめなイメージだったのでそれがここまで世の中に受け入れられ、そのギャップだけはどうしても自分の様な規制の多い若者世代には分からなくて。 そこで回答者の皆様はどういう理由から日本を代表する作品として両作が受け入れられているのだと思いますか?

みんなの回答

回答No.7

一番大きいのはパチンコに採用されたことです。 また、北斗百裂拳みたいな掛け声やヒデブ、アベシみたい な流行語の走りにもなりました。 また週刊少年ジャンプという、国内でもトップ部数を誇る 少年誌に掲載されたことでの知名度もあります。 グロい描写.....とは言いますが、少年ジャンプでは普通レベル ではないでしょうか? それよりは、現行のヤングキング掲載の善悪の屑の方がよっぽ どグロい描写ですよ。 犯罪被害者の為の復讐代行業の話で、拷問しながらジワジワと 殺していく描写がされています。 気分が悪くなる人も出そうな内容です。 ジャンプでの描写は、これに比べればかなしソフトだと思い ますよ。 パチンコになった影響が一番だと思います。

  • nijjin
  • ベストアンサー率27% (4811/17775)
回答No.6

それほどグロいとは思わないけど・・・ もっと凄いのは沢山ありますよ。 まあ、当時はスプラッタームービーが流行ったりもしましたからその影響もあるかもしれませんね。 他にも、当時は今よりも規制が緩いのでそういうのが描けたというのもあると思います。

  • harpo333
  • ベストアンサー率20% (29/142)
回答No.5

前にジョージ秋山とかすごく露悪的な漫画書いていましたんでね。 それでも北斗の拳より銭ゲバのほうがいいと思える 数十年立ってドラマにもなってます。 日常生活のストレスとか嫌なやつをメチャクチャにしてやりたい・・けどできない 漫画読んでスッキリしたというところじゃないですかね。

  • eroero4649
  • ベストアンサー率32% (11074/34516)
回答No.4

80年代に、スプラッタームービーというグロいホラー映画が世界的にブームになったことがありました。 有名なのが「13日の金曜日(1980)」です。初期の大ヒットしたグロ映画が「エクソシスト(1973)」です。「オーメン」が1981年、「エイリアン」が1979年、「遊星からの物体X」が1982年、「ジョーズ」が1974年、「死霊のはらわた」が1981年、「エルム街の悪夢」が1984年、「バタリアン」が1985年。私はそういう映画が好きじゃないからほとんど見たことはないですが、中学生の同級生でそういうのが大好きなやつがいて、当時はそういう映画も割と堂々と子供も見れたのです。エロじゃなければ18禁じゃありませんでした。 信じられないだろうけど、当時は外国で撮影した死体のビデオとかがレンタルビデオショップに置いてあったんですよ。しかも18禁コーナーじゃないっていうね・笑。 そういうグロ系は90年代まで、サブカルチャーの人気のいちジャンルだったのです。ミュージシャンの人で学生時代にイジメをしていたと自慢して問題になった人がいましたよね。あの人がイジメ自慢をしたのが90年代のサブカル雑誌のインタビューだったんです。それが当時は堂々と印刷されて売られていたんですよ。しかもあの話、エアイジメ、つまり実際はあそこまでエグいことはしていなかった説がありますね。彼はホラを吹いていたんじゃないかって。「俺ってこんな趣味の悪いことをするヤバいやつなんですよ」っていうのが自慢として成立していた時代があったのです。だからグロを受け入れるというか、求める層があの時代はかなりあったのです。 そしてブルース・リーからジャッキー・チェンに続く中国カンフーブームがありました。リー・リンチェイ(ジェット・リー)の少林寺シリーズは私も夢中になって見ていましたし、サモハンキンポーのコメディカンフー映画も人気でした。 そして「北斗の拳」のモチーフになった映画のひとつが「マッドマックス」です。これも熱狂的なファンが多くいる映画でした。 マッドマックスはオーストラリアで作られた映画ですが、なぜマッドマックスがオーストラリアで作られたのかというと、ムチャができたからです。「怒りのデスロード」ではないマッドマックスシリーズのアクションシーンを見てみてください。砂漠の道路でバイクがノーヘルで走って自動車とアクションをしていますが、あれはどうやって撮ったのかというと、実際に走ってたのです。ノーヘルで・笑。死ぬっつう話ですね。 そんなムチャクチャがアリアリで、客も求めていた時代が80年代という時代だったのです。 そういう中で「スプラッター」「カンフー」「マッドマックス」と時代の流行りを詰め込んだのが「北斗の拳」だったのです。だからヒットは必然といえば必然だったかもしれないですね。 けれどもあれだけの大ヒットを生んだのは、原哲夫さんのあの迫力ある画力あってこそでしょうね。原さんは画力は誰もが認めるところでしたが、ストーリーを作ることを苦手にしていて、なかなかブレイクできませんでした。そこでマンガ原作者の武論尊さんにジャンプの編集者が声をかけて原作を作ってもらったそうです。 「花の慶次」は、「あの北斗の拳の原先生待望の新作!」だったのでヒットするのも当然だったと思います。わざと線の弱さを入れていた北斗の拳の主人公ケンシロウに比べると、男子人気が圧倒的なラオウのテイストが慶次にはありますからね。まあウケて当然ではないかなと。

回答No.3

作品の面白さもあるし、そして掲載誌でもある、あの「週刊少年ジャンプ」全盛の時代(公称発行部数300〜600万部の時代)だったから、じゃないかな。 (少年誌で、あのストーリー&乳首規制等が無かった時代。 今の少年誌の規制レベルは、80年代の小学生向け雑誌・・「ドラえもん」が掲載されていた「コロコロコミック」等のそれを、差別語の排除等時代に合わせて強化したレベルだろう) ちょいと時間を遡ると、「まいっちんぐマチコ先生」(えびはら武司/初出は学研の少年誌。1980-1982)だとか、「けっこう仮面」(永井豪/週刊少年ジャンプ・1974-1978)なんていう、特に後者は当時PTAのバ*アどもが目の敵のように敵視し「発狂」した、超絶ド破廉恥な作品が少年誌に堂々と掲載されていた時代もあるし。 少年誌が今の青年誌ばりに面白かった時代の作品、ということだろうね。

  • sutorama
  • ベストアンサー率35% (1689/4748)
回答No.2

普通に時代だと思いますよ 北斗の拳の元ネタの『マッドマックス』1・2も同じように銃などで敵を吹っ飛ばしていましたし、同時期の『遊星からの物体X』や『エイリアン』『プレデター』『ランボー』もグロい描写でした 今やどの作品もテレビで放映できないように、その時代の流行りだったと思います また、同時期に日本で流行っていたドラマでは『必殺シリーズ』です 根っからの悪は、殺さないとダメという描写で描かれていましたし、惨殺に近い仕置で殺していました ただ、携帯電話もネットもない時代ですから、漫画や映画やドラマの感想を学校の教室内レベルでしか共有できない時代ですから、少年がワクワクして一週間待つという、良い時代だったとも思います 180円を握りしめ、本屋さんに買いに行く・・・なんて、いま時代の少年たちでは得られない、ドキドキ感があったと思います

回答No.1

本来のエンタメの良し悪しは、規制とは無縁だからです。 人の情動を揺さぶる作品というものは、それだけ人をエキサイティングにさせますし、印象・記憶にも残りやすくなります。 自分では体験できない事や、体験してみたいことなどを架空の話、作品として疑似体験できるものは、人々を楽しませることが出来るため、多くの人に受け入れられたのだと思います。 また、時代背景的にも、今ほどうるさく言われることも無かったので、反感を買うことにも繋がらなかったのが、今に繋がって良かったのだと思います。